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機器間音声信号ケーブル交換でアンプの音量操作が必要か?

日記・雑記
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リアルのオーディオ仲間のお宅へ先日行った時の話です。

最近、銀線にハマっている事を伝えたら、

「銀線は抑揚のないツマラナイ音だったから、もう使わない」

と返ってきました。私の評価とは真逆です。

試しに、私が持参した銀線を彼の機材に繋げてみたら、なんと・・・・

音量操作を一切やっていない

これではダメです。

まあ、ケーブルメーカーも、音量操作の必要性を謳っているケースは見た事無いので、分からなくても仕方ないかもしれませんが。

 

さて、何がダメかというと、2000年以降、民生器用でもケーブルインピーダンスをキッチリ、RCAは75Ω、XLRは110Ωに設定しているケーブルが出てきています。

これを、インピーダンスを厳密に設定していない古いタイプのケーブルの後に繋ぎ変えた場合、明らかにインピーダンスを設定しているケーブルの音量が下がります。

 

スピーカーのインピーダンスが低くなると音量が上がり、高くなると下がる。これと同じ原理です。

これはケーブルだけでなく、機器用シャーシRCA端子の75Ω設定タイプでも同様の事が起こります↓

私の場合、ケーブル交換で周波数別テスト音声を出し、リスニングポイントで音量を測定。

これを行うと、どの程度音量を上げたり下げたりして良いかがハッキリ分かります。

感覚で分かるスゴイ人もいますがw

友人宅で適切に音量を変化させたら、「銀線の評価が変わった」と言っていました。

古いケーブルの方が良いと言っている御仁は、音量の厳密な合わせをやってみると良いかもしれませんね。

コメント ※編集/削除は管理者のみ

  1. こんにちは、

    記事を読ませていただきましたが、聴感上の印象が違うというのは、なるほどと思うのですが、実際に測定で音量が違うというのが疑問に感じました。

    まず、スピーカーのインピーダンスとケーブルのインピーダンスを混同されているようです。
    スピーカーの場合は電気的インピーダンスで同じ信号を与えれば8Ωのほうが4Ωより音が大きくなります。 同じ音量にしたかったら4Ωスピーカーには倍の電流を与える必要がある。 実際は、8とか4は公称値で周波数によって結構上下するからそんなに単純じゃないと思いますけど。

    ケーブルのインピーダンス50Ω、75Ωというのは高周波伝送の効率に関わる特性インピーダンスのことですから、スピーカーのそれとはまったく意味合いが異なります。

    ケーブルの導通抵抗を図れば素材が銅でも銀でも限りなく0Ωに近いと思います。 コネクターなどの接触具合で若干抵抗が上がるかもしれないけど、一般的にオーディオ機器間の伝送は出力が100Ω以下の低インピーダンス、受ける入力側が数十KΩと高インピーダンスの電圧伝送でケーブル類の長さ、接触抵抗の影響が最小になるようになってます(ここでいうインピーダンスは電気的抵抗のことで、特性インピーダンスではありません)。
    ですから、RCAやXLRケーブルを変えて測定でわかるほど音量が変わるというのは、どうなんだろうと思いました。
    微妙な音の違いなど、測定値に出ないけど人間の耳で感じるということはあると思うのですが。

    今のところ実際に経験していないので理屈で考えたことしか書けません。

    オーディオは人間の耳で聴く、感じるものなので理屈だけでは割り切れないことがたくさんあると思います。
    測って差が出るほど音量に違いがあるというはなぜなのだろう。
    少なくとも特性インピーダンスと音量差は無関係でしょうから、ほかに原因があるのでしょうね。

    • Multi_Hobbyistさん、こんにちは。

      今回の日記は、あくまで経験則に基づいた予測です。

      スピーカーのインピーダンスを引き合いに出したのは、あくまでインピーダンスが高くなると、同じ機材、同じボリューム位置では聴感音量が下がるという事に例えただけで、さすがに双方が同じモノとは思っていません。

      周波数によってインピーダンスが変わるというのは、某低インピーダンスのスピーカーを作るメーカーがよく言及していました。
      そのメーカーのスピーカーは、公称4Ωのスピーカーが高音域では2Ωを切る事もあるそうです。

      某ケーブルメーカーの記述では、銅線抵抗とケーブルインピーダンスは全く違う物と言及しています。

      以下、経験での話ですが、3社4製品でケーブルインピーダンスを設定したモノを購入したところ、全て同じ音量ではインピーダンス設定なし(インピーダンスを言及していない)ケーブルよりも明らかに音量が下がります。

      ケーブルだけでなく、インピーダンスを設定したRCA端子でも、機材の端子を変えただけで同じ症状?が出ました(WBT-0210)。

      0.5dBや1dBの話ではありません。

      今回の110Ω設定のケーブルでは6dBも違います(友人宅では4dB)。

      この違いが聴いて分からないようだと、オーディオマニアどころか、難聴を疑った方が良いレベルです。

      全て同じ会社であれば、そのメーカーが何かやっていると疑わしくなりますが、会社が違うとその疑惑も無いでしょうしね。

      ただ、4例(友人入れて5例)だけでは絶対数が少ないと言われればそれまでです。

  2. おはようございます。

    スピーカーのインピーダンスと、ケーブルの(特性)インピーダンスは全く別物ですので、”例え”としてでも引き合いには出さないほうが良いでしょう。

    まさかとは思いますが、もしかしてRCAケーブルとXLRケーブルで比較しましたか?

    50Ω、75ΩはRCA(信号、GNDの同軸)ケーブルの特性インピーダンス、110ΩというのはXLR(Positive/Negative信号2線とGND)の一般的なインピーダンスですから

    お使いのアンプが真のバランス増幅回路(差動増幅)ならXLRケーブル(バランス入力)はRCAよりも6dB音量が上がります。 差動増幅なのでRCAの倍の電圧になります。
    もしRCAとXLRケーブルの比較をするのなら音量が変わるのは当然です。 特性インピーダンスは音量とは無関係です。

    私の読み間違い(勘違い)でしたら、ご容赦ください。

    ただし、RCA同士のケーブルの違い、あるいはXLR同士のケーブルの違いだけで6dBも音量に違いが出るというのはあり得ないと思います。 6dBの違いと言ったら電圧が倍になります。

    • Multi_Hobbyistさん、おはようございます。

      >まさかとは思いますが、もしかしてRCAケーブルとXLRケーブルで比較しましたか?

      そこまでど素人ではありません。

      一応、大学4年間、電気回路の勉強をして、アンプ回路、オペアンプ回路もやっております。

      まあ、最近、電気関係はご無沙汰で金属関係ばっかりやってますから、一からアンプを全部設計してみろと言われれれば怪しいですが。

      >ただし、RCA同士のケーブルの違い、あるいはXLR同士のケーブルの違いだけで6dBも音量に違いが出るというのはあり得ないと思います。 6dBの違いと言ったら電圧が倍になります。

      その「あり得ない」と私も思っていた事が実際に起こっているから予想でしか言えないという訳です。

      最初に音量の違いに気が付いたのは、WBTの75Ωシャーシ端子に変えた時でした。この時は1~2dBくらいでしたが。

      僅かな音質の違いなら同時接続してセレクターで切り替えるという方法をする人もいますが、そんな事をやるまでもなく、今回のは音質ではなく明らかに音量が下がるので私自身も何が何だかサッパリ分かっていません。

      試しに、銀線XLRケーブルで丁度良い音量で聞いていてケーブルを外し、その後に以前の銅線XLRケーブルに変えると爆音になります。

      テスターで簡易的に銀線ケーブルの導通確認、抵抗値を調べましたが、当然ながらピンアサインの間違いはなし、全て同極導通、0Ωです。

      今回の日記はある意味断定した形で書きましたが、私自身が今回の不可解な理由を知りたいので、詳しい誰かが訂正、ツッコんでくれるであろう予測の元に書きました。

      • >そこまでど素人ではありません。
        失礼しました。
        6㏈の差というのがちょうどアンバランス(RCA)とバランス(XLR)の差なのでお聞きした次第です。 ご容赦ください。

        >試しに、銀線XLRケーブルで丁度良い音量で聞いていてケーブルを外し、その後に以前の銅線XLRケーブルに変えると爆音になります。
        >
        >テスターで簡易的に銀線ケーブルの導通確認、抵抗値を調べましたが、当然ながらピンアサインの間違いはなし、全て同極導通、0Ωです

        興味深いですね。 たぶん、銅線XLRケーブルの音が大きくなるというより、銀線XLRケーブルの音が小さいということですね(ゲインがあるケーブルなんて聞いたことありません)
        これが6㏈差がある例なのでしょうか。
        だとすると、推察になりますが、銀線XLRケーブルの構造に問題があるように思えます。
        例えばコールド側の信号(あるいはホット側)がグラウンドにショートされているとか。
        そうするとXLR入力でもアンバランス(RCA入力)と同じ状態になるので正しいXLRケーブルとの差は6㏈になります。
        理屈で考えるとそれくらいしか6㏈の差は説明できないと思います。
        やっぱり実際に経験していないので理屈で考えることしかできません。
        原因がわかると良いですね。
        もっとも原因はどうあれ音量を調節して聴いていれば音楽を楽しむことに何の不都合もありませんけど。

        • Multi_Hobbyistさん、こんばんは。

          この際、正直に話しますが、私もケーブルで音量が下がる事には全く納得はしてません。

          なので、今回の日記も半ば釣るような形で挙げたのは、私自身納得していないからです。
          ※釣り投稿の定義の「楽しむ目的」ではないので誤解のないようお願いします。

          >6㏈の差というのがちょうどアンバランス(RCA)とバランス(XLR)の差なのでお聞きした次第です

          実は、ケーブル製作当初から6dB下がると分かって、私も即座にプラグのピンアサインを確認しました。
          プラグを回転させるとハンダが外れる傾向がありますし、ケーブルグランドをプラグシャーシに落としたので、間違えてグランド対極の2番ピンを落としたか?と疑いました。

          実際、初回の接続にメインアンプに繋げて電源を入れたらハムノイズのようなモノが出たので、アンプを壊す危険性を回避するべく、銀線XLRは中古で引っ張ってきた古いアキュのアンプを使っています。

          もしケーブルで音量が違ったら、マルチアンプで帯域別で他メーカーのケーブルが使えないという事になりますしね。

          まあ、インピーダンスで変わるなら(←間違いでしょうけど)インピーダンス設定なしのケーブルを使えば良いですが。

          ただ、やはりケーブルを確認してもピンアサインは間違っていなく、ホットもコールドもグランドに落ちていません。
          ケーブルグランドはプラグシャーシに落ちていますが、これはXLRの草分け?のノイトリックケーブルでもやっているので問題ないでしょう。

          なのでますます理由が分かりません。

          そもそも最初の、WBTの75Ω端子で1、2dB落ちたのは何が理由でしょうね。
          もう手元にないので、今更確認しようもありませんが。

          しばらく日記は自粛して原因を究明してみようと思います。

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