ピンクフロイドのWish You Were Hereは高校生のころ(わー40年以上前だ)友人宅で聞いたのが始めて。
邦題なんだっけ、炎か。 アルバム写真で人が燃えているから炎って付けたのかな。
その後はThe Dark Side Of The MoonのLPは買ったけど、Wish You Were Hereを買ったのはずっと後、1997年EMIからの再発盤LPだった。
EMI ’97 Vinyl Collectionの1枚。
非常に薄いLPでちょっと驚いた。 通常のLPよりも薄い。
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ワイドレンジで高音質なのだが、高音のバランスがちょっときつめなのか、なかなか再生が難しいLP。
Lyra Helikonでも今使っているKleosでも一部ひずむ部分がある。
場所はB面の1曲目Have a Cigarの最後のほう2曲目のWish You Were Hereに入る前のホワイトノイズのような音の直前あたり。 カッティングレベルに無理があるのか。
Lyra以外のカートリッジでひずむかどうかは分からない。 試したかもしれないけど結果は覚えていない。
丸針だったら大丈夫なのかな。
最近ひずんでいない状態で聴きたくなり数年前にPink Floyd Recordsから発売された180gのリマスター盤を購入してみた。
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通して聴いたが、確かにひずむ部分は全然ない(全体を通して安定している)のだが、どうも生気が欠けている感じ。
決して悪い音ではないし録音が悪いわけではないがおとなしい音。
ベルの音とか人の笑い声とかの音量が特に抑えられている。 高音のエネルギー量も少ない。
どちらの盤も高音質と言えるから好みの範疇に入るのかもしれないが、Pink Floyd Records盤はEMI盤と比べるとおとなしく感じられて不利かもしれない。
Pink Floyd Records盤だけを聴いていれば何の不満もないようにも思うが、私はEMI盤を聴きなれているのでどうしても物足りなさを感じる。
ただEMI盤の再生の危うさ(ひずむ部分とか)を考えるとPink Floyd Records盤のほうが安心して聴けるのは確かだな。
聴き続けたらこっちが好きになるかもしれない。
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