みなさま、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
ATCを真空管アンプでバイアンプ駆動してみたくなって、高域用として作成していたVT-62パラシングルアンプが出来上がりました。
昨年の9月末には音が出る状態になっていて、2Hくんさん宅でもMagico V3で音出しさせていただいた物です。
そのときはシングルアンプらしい素直な音は出ていましたが、音のヌケと低域の制動がいま一つだったので、部品を換えたり真空管の動作点を変更して調整しました。
今日になって、やっとまともな音になったので投稿させていただきます。
アンプの構成は、6SN7→6V6-GT→NC-14(トランスドライブ)→VT-62パラ→RW-40-9.5 になります。
無帰還シングル動作のため、出力=約10W、DF=3.5くらいです。
VT-62は高域寄りの音になり易いのですが、40Wクラスの大型OPTを使いプレート電流も多め(約30mA×2本)に流したのが良かったようで、帯域バランスが良くて低域は45Hzくらいまではしっかり出ます。
SCM150は鳴らし難いSPの代表のように言われていますが、このモノアンプ1セットだけで結構制動が効いて音離れの良い音が出るのには驚きました。
低域の制動力はアンプのDFよりも電源容量の影響が大きいと良く言われますが、これを実証したようにも思います。
もっとも、現用のKT120-UL-PPアンプの深く沈み込むような低音は無理なので、これからバイアンプ駆動に挑戦してみます。音がうまく繋がるといいのですが??
アンプ自作派の方の参考になればと思って書いたつもりですが、自慢話になってしまいました。m(._.*)m
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