6月29日、中年組の高倉健さんのところでアキュフェーズのプリアンプのフラグシップの新旧比較というめったにないイベントに参加することができましたので報告いたします。
…と書き出してはみたもののちょっと気が重いです。こんなハイエンド機を使ったことがない私には荷が重すぎます。
すでに健さんご自身やmerryさんのレポートがありますので、そちらの方で十分とも思うのですが、なんとか気を取り直して…
この日の参加者の風林火山八王子さんと銀カンタAさんからのサポートを期待しています。
お昼に最寄駅で待ち合わせの後、近くのスーパーで食材やワインなどを仕入れた後、中年組の高倉健さん邸へ。
お弁当で腹ごしらえをした後、いよいよ注目の試聴。
銀カンタAさんからのきめの細かいアドバイスでC3800とC3850の接続条件が全く同じになるように設定して試聴開始。
[:image1:]
下の写真の上段がC3800、下段がC3850。外観上の差はアッテネータ・レベルの表示がやや大きくなったことや正面のアルミ・カバー上の型名の「C3850」のフォントが少し変わったことくらい。
[:image2:]
まずは女性ヴォーカルとヴァイオリンから…、
女性ヴォーカルは中年組の高倉健さんのCD(すみませんアーチスト名、アルバム名失念しました。最初からこんなんでは先が思いやられる…)、ヴァイオリンは銀カンタさんがお持ちになったオイストラフのベートーヴェンのソナタ(こんなアバウトな書き方でいいのか…泣)、比較的新しい録音ということで私が持ってきたSACD、五島みどり演奏のプーランクのソナタなど。
[:image4:]
私にとっては女性ヴォーカルとヴァイオリンはこの両者の差がわかりやすい感じを受けました。
C3850は高音の抜けが爽やかで広がり感が大きい感じ。
それに対してC3800はカッチリした感じ。確か銀カンタAさんは中音が厚いという表現を使われていたように思いますが、そんな感じです。
802SDではC3850のほうが耳あたりがいい感じ。
もしかすると高域がもっとソフトなスピーカーではちょっと違った評価になるかもしれませんが…
この後もチェロやヴォーカルとベースなどいろいろなソフトでアンプの接続変更を繰り返して聴き比べましたが上記の印象は変わりませんでした。
この差が大きいというべきかわずかというべきかは???
こんなことを言っていいのかどうかわかりませんが、誤解を恐れずにあえて言わせていただくと、もし私が1週間後再びここを訪れてブラインドで同じ曲を聴き、今の接続がどちらかを(比較ではなく一発勝負で)聞かれたら100%の確率で言い当てる自信はありません。
上記の差よりもスピーカーのちょっとした位置の差などの影響の方が大きいかもしれないと思うからです。
これはたぶん聴きなれたオーナーの健さんはわかるでしょうし、絶対にわかるという方もいらっしゃるでしょうが、私の耳はそんなによくないので…
いずれにしても、健さんの思い切りの良さには脱帽です。こういうところにこんな投資ができるのはやはりこだわりを感じます。素直にすごいと思うし、幸せなことです。
健さん、本当におめでとうございます。
この後、風林火山さんはお仕事のご都合で帰られましたが、私と銀カンタさんは遅くまで音楽を聴きながらワインと豪華な食材を楽しませていただきました。
今回、銀カンタさんはかなりの数のCDをお持ちになっていたのでいろいろ聴かせていただきましたが、ちょっと面白かったのはコレ。
[:image3:]
五輪真弓のベストアルバムのSACDですが中国だけで売られたという珍品。
音もいいので欲しいのですが、既に絶版で今はプレミア付きのようです。
それと健さんから刺激を受けたのはネットワーク・オーディオ。ミュージックサーバーDELA-N1A改造型を中心に据えて着々と環境が整えられているようです。
あの操作性の良さは一旦はまるともうお皿回しの世界には戻りにくいのかもしれません。
私ももうちょっと情報収集が必要のようです。
健さん、今回は貴重な機会をいただきましてありがとうございました。
また、次の計画もいろいろお有りのようなので楽しみにしています。(笑)
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