昨年、10月から11月にかけてメインのスピーカーとサブ・ウーファにウェルフロートを導入し、タイムアライメント調整を見直してからかなりの進歩を遂げた我家のオーディオですが、それからも段階的に進歩(?たぶん)しています。
昨年、12月にHarubaruさんとgenmiさんに来ていただいたときは、こんな感じ。
この時、サブ・ウーファにもウェルフロートを導入。
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今年1月にヒジヤンさんに来ていただいたときは、コレ。
右側のスピーカーの隣に縦置きにしていたグラフィック・イコライザ―を完全撤去し、サブ・ウーファをさらに10㎝強、センター寄りにに移動しました。
低域はさらにすっきりした音になりました。
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上の写真はヒジヤンさんに提供していただいたものです。
そしてこのたび、
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2段重ねの上下のスピーカーに支柱を挟むことによってスペースを作り、そこに今まで1番上に載せてあったスーパー・トゥィータを移動させました。
完全な仮想同軸の配置です。上下が少々間延びし過ぎている感じはありますが…。(笑)
Waveletによるタイムアライメント調整により、スーパー・トゥィータの位置はさらに奥になりました。
左側のスピーカーのリスニングポイントでの周波数特性
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右側のスピーカーのリスニングポイントでの周波数特性
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現在は定在波の補正は全く行っていないので、特に低域でちょっと暴れています。でも、このピークをつぶそうとして、イコライザーを左右異なる設定にするとどうも聴感上の音場の違和感になるようです。
もしかするとデジタルのFIR方式ではもう少しうまく行くのかもしれませんが…
左側のスピーカーのリスニングポイントでのWavelet解析(Base removed)
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右側のスピーカーのリスニングポイントでのWavelet解析(Base removed)
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これで現在聴感上の確認を行っているのですが、何とかいけそうな気がしてきました。
音の傾向はちょっと温度感が上がった感じで耳あたりが幾分柔らかくなったみたい。音場は大きく広がり奥行き感も向上。定位感悪くはなく、今まで通り。
女性ヴォーカルを聴いて耳あたりが柔らかくなった感じがしたのでピアノはナマッちゃったのかと心配したのですが高音は冷たい音がちゃんと出ている。
ヴァイオリンは前よりも耳あたりがいいので聴きやすい。
ライブ録音などで自然な音場感が再現されている録音では残響がいままでよりも多く感じられる。
何とも不思議な変化です。
だいぶ印象が変わったので、これが本当に正しい進化なのだろうか…と心配になっていろんな音源を聴きなおしたのですが、やはり間違いないような気がします。
スーパー・トゥィータの位置、すなわち仮想同軸の中心ですが、これは今度はリスニングポイントの耳の高さになっているので、バズケロさんが来られても不自然な姿勢で聴いていただく必要はないと思います。(笑)
もうちょっとこのまま様子を見ていこうと思います。
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