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澄みきりがテーマ!【KTER邸へ訪問】

日記・雑記
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昨日は「ウーファーのボルト緩み」をきっかけにオフ会を実施した、KTER邸に訪問してきました。3/30にウチの方でオフ会を実施しましたので、これで相互訪問の達成です。

実は今年の目標の中に、相互訪問10軒以上!を設定しているんです。昨年から、テツに引っ張られてお宅訪問を始めましたが、片側通行だと会話が成立しないものだということに気づいて、相互訪問をすることを目標としました。片側通行はすぐに達成するのですが、往復は中々難しい所がありましてこれで現在5軒です。(昨年からの仕掛も含めた値です。)更に、この中から長く深い交流に発展できればいいな~なんて思っています。

前置きはさておきKTER邸の件ですが、リスニングルームはマンションの7.8畳の洋室で響きは強い部類の部屋でした。生活空間は、全てがこの7.8畳に集約されているのですが、部屋にはオーディオシステム以外には、机一つしかありません。オーディオに特化するために布団も捨ててしまったそうです。(驚愕)

部屋の中は、このシステムと机と椅子が1セットあるだけでした。

使用機材などは、KTERさんのページに詳しく記載されていますので見ていただくとして、音作りのテーマは「澄みきり」なんです。ウチでのオフ会の時も、この「澄みきり」という言葉が100回以上出ましたし、それを達成するための真空管のアンプを使っているんだそうです。そして、WEISSのトランスポートとDACを使って、左右チャンネル独立した送り出しをして情報量を極大化しているのだとか。

機材を支えるラックも非常に凝られたものを使用されています。更に、機材の電源はアイソレーショントランスとクリーン電源を通して供給しており「澄みきり命!」なのが選定する機材からもヒシヒシと伝わってきました。

電源は配電盤の最初のブレーカーから直接屋内を配線して、アイソレーショントランスに入る形となっていました。そしてスピーカーがN802で私の使用しているものの先輩なのが、私が一番興味を持った点でしょうか。

聴かれている音楽はクラシックの小編成ものやボーカルが殆どのようですが、どんな音楽を奏でていたのか。これはもうテーマである「澄みきり」をそのまま感じるものでしたね。ボーカルは透明で何処までも伸びる感覚。クラシックも楽器の細かい音まで繊細に再生されていました。録音で言うとECMの録音のような音と言ったら分かり易いかもしれません。透明で少しひんやりとした感覚です。音量は中音量で、PAA3を持っていったのですが85dBから90dBのレベルでした。大編成ものや、ジャズ・ロックはほとんど聴かれないようでしたので十分な音圧が稼げているのではないでしょうか。響きは強い方で、部屋の広さから考えると、少々響き過ぎと言えなくもありませんが、スピーカーのセッティングが決まっており、スピーカーの存在感はありませんでした。私はこのセッティングのつめが出来るか出来ないかが、大きな分岐点になると感じています。

6面が基本的に、反射壁なので音響材は、スピーカー後ろの拡散格子(?)、センターの吸音拡散材、コーナーの吸音材の設置が主体でした。

左右の壁は、窓部と出入り口部にロールカーテンが掛けられており吸音により、前後は吸音材と家具で、フラッターエコーは消されていました。私が拘る室内音響的なものについては、2つの課題を感じましたが試す時間がなかったので、今後の中で話していきたいと思っています。

最後に私の感想ですが、響きを生かした音づくりが共通することもあって、奏でる音楽にすぐ入っていくことが出来る違和感のないものでした。そして「澄みきり」については、ここまでの透明感や音の伸びが必要なのかと思うほどの追及レベルでしたね。反面、私が大事にしている躍動感・力感はあまり感じられなかったので、本当に好みの違いが音に表れているのだと思いました。聴いてみたかった低音もマンションなので体感することが出来ませんでしたが、ボーカルソフトで感じた範囲では、かなり質感の好みが違うかも知れないと思いました。同系統のスピーカーを使ってはいるのですが、これらの違いは、聴く音楽と環境条件の違いからも生まれてくるのではないかと感じた次第です。

KTERさん「澄みきり!」にこだわった音づくりを十分堪能させていただきました。楽しかったです。好みは違うようですが、そこがまた刺激になりますね。今後も楽しくやりましょう!

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