これまで採用してきたNCT-I3はプラグも接続用のコンセントも標準装備しているため、電研精機研究所<<ノイズカットトランス>>の中でも活用しやすさでは群を抜いているものでした。
比較したわけではないですが、使ってみると音もいい。低重心、コンパクトな面も振動やうなりと設置の面で優位と思えました。おまけに低価格と来ています。
しかしながら、200Vで使えるものがないことに悩ましさを感じていました。同じIシリーズの中では、200Vでの使用ができるのがNCT-I1です。特性的にはIシリーズは共通とのことですが、I1の標準出荷仕様は長さ50㎝(端末加工なし)のシールドケーブルが装備されているのみです。
長さ50㎝のケーブルですと拙宅の使用環境ですと延長ケーブルを使わねばならず、無用に接点を2か所増やすことになります。この点が悩ましく感じられましたので、電研精機研究所のノイズトラブル相談室にメールで相談を持ち掛けました。
すると下記の返信が来ました。
「個人のお客様には標準仕様でお求めいただいているのですが、ケーブルの延長は可能です。プラグの取り付けなども実施することは出来ます。」「ただし、特注品となりますので仕様が決まってから、直接お振込みいただき、その後に3週間の製作期間をいただく形になります。」
相談事項に前向きな対応をしてくれましたので、特注の話を進めることにしました。どのような仕様にしようかと迷いましたが、若干のやり取りをさせてもらい決めたのは下記です。
ベース仕様:NCT-I11次200V/2次200V 1.5kVA仕様
①1次側のケーブルは標準品を1.5mに延長
②2次側のケーブルはオーディオ用の手持ちケーブルを支給し取り付け
③その他は標準仕様のまま
ケーブル延長と支給ケーブル取付をオーダーすることによる費用加算は、5,000円程度でした。支給ケーブルを事前送付して、工場への取り付け確認をしてもらってからの納期はちょうど3週間です。
今夜届きました。
電研トランスのアンプへの採用は考えあぐねていたのですが、nightwish_daisuさんが<<ノイズカットトランス>>をパワーアンプに適用した時の空気録音を聴いて決めました。音の広がり方が全然違うと感じたからです。
さて、電研<<ノイズカットトランス>>は多くの方が採用し、使いこなしの情報も溜まってきましたので、この特注品に自分なりのカスタマイズも入れながら試していこうと思います。どのような音への効果があるか楽しみです。
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