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Auro-3D 環境構築への進捗状況など

日記・雑記
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前回の投稿から時間が経ってしまいましたが Auro-3D 環境構築への進捗状況の報告です。

まず、DIATONE DS-4NB70 6台と組み合わせるスピーカーは Paradigm Monitor SE Atom FT(Fundamental のチューニングモデル)になりました。吉田苑に注文して、4台作成していただきました。

 

先日、自宅でのオフ会を開いた際に、TAIKO AUDIO と Trinnov Altitude 16 による Auro-3Dの音(Roonは Auro-3Dのファイル再生が可能です)は 想像を絶する音との過分な評価をいただきましたが、通常の2chに慣れているゲストには少し中抜けしているような感じがするので、センタースピーカーを置いた方が良いかもというアドバイスを頂きました。

これは私にも自覚がありまして、音屋とらたぬの DAC4 DuCULoN から2chで出力した音は、リスニングポイント前方の定位感が顕著で、そこに実在するような音像があります。ですがライブ等に行くと(視覚情報の影響をおさえるために目を瞑ると)そのような定位はしていないように感じます。

私にはAuro-3Dの方がより自然な音に感じます。特に2chとAuro-3Dを比較すると、まだHLs,HRs の後方のハイトスピーカーがない私の環境でも、Auro-3Dには後方と上方に音の広がりを感じます。

音はちゃんと前方などのあるべき位置で定位しているのですが、後方と上方にも音の存在を感じるのです。

Auro-3Dにおける、センタースピーカーの重要性は、WOWOWのスタジオでの体験や、Auro 3Dさんからのアドバイスで頭ではわかっていましたが、私の環境ではそんなに L, R のスピーカ間に距離があるわけでもなく、現状の音像感で満足していたので後回しにしていました。

また、オーディオルームにはスクリーンがあるので 音楽再生用途としてのセンタースピーカーは映像鑑賞には邪魔だと感じていました。

しかし、WOWOWの入交さんがセンタースピーカーを含む前方スピーカーの重要性を力説していたので、まずはとりあえず、センタースピーカーを試してみようという気になりました。

せっかくなので、昇降するセンタースピーカースタンドを、

底板・天板をA7075で外注

ポールをスガツネ工業の多段階昇降脚 RTL-KUS-10

を使用して作ってみました。(本当は三本にしたかったのですが、生産終了のためポールが2本しか入手できませんでした。)

これだとスクリーンを使用するときはセンタースピーカーを邪魔にならない位置まで下げることができます。

そして、とりあえずセンタースピーカーにParadigm Monitor SE Atom FTを設置して再生してみました。

一聴してAuro-3Dにはセンタースピーカーが重要なことが実感できる結果に・・・

センタースピーカーなしでも満足していましたが、あるなしで比較するとはやりセンターレスは、あらゆる音源で中抜けしているように感じるのです(Auro-3Dでの話です)。

現状ではダブルスタックしているDIATONEに対して、センタースピーカーが小さすぎるので、今後は同じDIATONEを用いてテストしたいと考えています。これは後日報告できたらしたいと思います。

2ch音源をアップミックスして、Auro-3Dで再生することにもはまっています。

元が2ch音源であっても、アップミックスすることによって後方・上方の音の存在を感じ、音楽に包まれる心地よさがあります。

Trinnov Altitude 16 には、Auro-Matic Strength という設定や、Auro-Matic Preset として Small,Medium,Large,Speechの設定があるので、好みの音、好みの包まれ感に調整することが可能です。

また、2ch音源に関して言えば、Taiko Audioの専用再生ソフトXDMS(α版)での再生が可能です。このソフトはまだα版で、私も日本語環境でのテストで協力したい旨を伝えて TestFlight を通してインストールしていただきましたが、このソフトの音がRoonによる再生よりもよい音がします。

USB出力が必要なので、音屋とらたぬの DAC4 DuCULoN の DuCULoNを用いたDDCから Trinnov に出力して Auro-3Dへアップミックスするとまたさらに上質な音が体験できます。

今月末に、TAIKO AUDIOから、ネットワークカードとネットワークスイッチが発売されますが、そちらを導入するとさらに音質向上が見込めそうです。

TAIKO AUDIO からは、他にもバッテリー電源とルーター等も発売されるみたいなのでそちらも楽しみです。

コメント ※編集/削除は管理者のみ

  1. きょやさん こんばんは

    私には縁のないTAIKOの世界ですが、チラッとルーターなどの情報をみてみたらテスター達と音質を練っているところなのかな?(XDMSアルファテスターって何の事か分からず)、ともかく、新たな世界に期待は高まるばかり。いよいよ民生オーディオにもQoSがやってくるのかな。

    エキサイティングな情報ありがとうございます!

  2. きょやさん

    お待ちしておりましたぞ!昨夏にAuro-3D化の相談をし、その後もメールなどをいただいていましたが、ついにここまで来ましたか!!!さすが、Auro-3D友の会九州支部長!!!(笑)

    一応「会長」(笑)として確認ですが、現状、5.2.2ということですか?で、将来的には5.2.5.1(VOGあり)を目指している、という理解でよろしいでしょうか?

    Taikoやとらたぬ関連はイマイチ、私レベルではよくわからない(汗)ことが書いてありますが、さらなるハイエンドAuro-3Dへの道を歩んでおられるようで、また博多ラーメン食べに行こうかな?(笑)

    センターの仮設置のご報告は、入交さん(お会いしてきたばかりです)も納得の結果でしょう。計画通り、昇降機付きのセンターにされたんですね!!!これはすごいですね。私は同様の前例を知りませんが、「LCR同一SP、同一の高さ設置と、スクリーン環境を共存させる」という方法論に置いて、サウンドスクリーンと拙宅が採用している方法以外の、「第三の解」という感じですね。誰もが真似をできるものではないかもしれませんが、いずれ私のブログの『Auro-3D入門』で紹介させてください。

    ここまでくると、お邪魔させていただいた時に申し上げましたので、すでにお分かりとは思いますが(笑)、個人的にはDiatoneのスタックを止めて、その2台をセンターとセンターハイトに使って欲しいなあ(潤沢な資金があるなら、スタックをセンターにもうワンセット+センターハイトでもいいですけど=笑)。

    入交さんともこの前も再確認したのですが、普通のSACDマルチだとセンターに重要な音を振っていないことも多い(理由は、センターレスが多いことを見越しているため)のですが、こと、Auro-3Dに関してだけは、「センターが一番重要」と繰り返し入交さんは強調しておられるので、くれぐれもLRに比してCの質を落とすことだけはしないようにお願いしますね!!!(M1おんちゃんさんも、800D3でLCR揃えたとか!)。ちなみに、私の東京の書斎なんか、Cが一番いいSP使ってますもん(笑)。

    勝手な願望ですが、きょやさんには「Auro-3Dの超最新ハイエンドシステム」を目指して欲しいので(単に私が聴きたいだけ?=笑)、まだ私のように老後の資金繰りを心配するお歳でもないし(爆)、これからもガンガン行ってくださいね!!!また、お邪魔させていただくのが、もう楽しみになってますから(笑)。

    • Auro3Dさん

      ご指摘の通り、現状、5.2.2で、将来的には5.2.5.1(VOGあり)を目指しています。
      ただし、サブウーハー2台は、L,Rのスピーカーそれぞれ1台のみに対応させています。

      昇降機といっても、今回は手動です(笑
      電動昇降機でも作成できますが、コストがかかるのと、ちょうど良い高さに調節可能な昇降機に黒色がないのです(白はあります)

      DIATONE DS-4NB70 は入手がなかなか難しいので、センタースピーカーのスタックまではできないと思います。

      まずは、センタースピーカーをDIATONEで試した後に、前方の5本のスピーカーをすべてDIATONEに。

      その後に、ライトスタンドを1本追加して前方6本をすべてDIATONEで試してみたいと思います。

      その後に、ライトスタンドを更に2本追加してHLs,RLsを設置し、ベストな配置を検討。

      その後に、天吊り用のパーツとレールを外注(特注)しつつ(天井の補強もしなくてはいけません)VOG用のスピーカーを発注する流れでしょうか。

      ライトスタンドは最終的にはすべて撤去します!

      • きょやさん

        長期的な計画のご紹介、ありがとうございました。くれぐれも、角度(開き角、仰角とも)には注意を払いつつ、進めてください。完成の暁は、是非レイアウト図を!

        >DIATONE DS-4NB70 は入手がなかなか難しい

        そうでしょうね、失礼ながらあのサイズのブックシェルフに、あの値段を払うなら、私のように「舶来もの」にしたいと思うのが、<普通の見栄っ張り>(笑)なので、あれを買う方は、そのような虚栄心の無い(笑)、真にオーディオマニアな耳を持つ方だけだと思います。ゆえに、製造ロットも少ないうえに、気に入って買った人が簡単には手放さないであろうことは想像に難くありません。

        >まずは、センタースピーカーをDIATONEで試した後に、前方の5本のスピーカーをすべてDIATONEに。その後に、ライトスタンドを1本追加して前方6本をすべてDIATONEで試してみたいと思います。

        この段階で、再訪させていただきたいな(笑)。完成の暁には、是非ご一報を!!!

        >ライトスタンドは最終的にはすべて撤去します!

        これを聞いて安心(?)しました。やはり「音楽」を鑑賞する環境としては、ちょっと無粋ですものね。どうせなら壁紙(塗?)とか含めてちょっとリノベ―トされると、もっといい感じになりそうですよ!

        今後の進展を楽しみにしておりますぞ(ところで、春休み、ご家族でVacanceに伊豆に来ませんか?)

  3. きょやさん、こんにちは。

    昇降機能付きセンタースピーカー、Good Ideaですね!この手があったかと、感心しました。拙宅では、縦に置いた横置きSPを(手動で、笑)、横に寝かして高さを下げています。

    Auromaticの話ですが、きょやさんの日記を拝見して、Small,Medium,Large,Movie,Speechの選択があることに気づきました。お恥ずかしい次第です(汗)。今まではMediumのみで視聴していましたので、他のモードも試してみます。Mediumだと、2chのupconvertではセンターSPとサラウンドSPは鳴っておらず、ハイトSPとサラウンドバックからのみアンビエントが出ています。この辺りのSPの使い方も変わるのかもしれませんね。今もAuromaticで2ch録音を聞いています。

    • Tomyさん、こんばんは

      コメントありがとうございます。

      私は気付いていても使いこなせていないので、使いこなせるように勉強中です。
      Auro-3Dをはじめ、いろいろと情報交換できると良いですね。

      今後ともよろしく願いします。

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