iFi AC iPurifierがノイズを発生させる事は、
周知の事実であろうかと思います。
AMラジオを近付けてみてもそれは観測可能でした。
AMラジオの動画はこちら↓
——————————-
——————————-
観て分かる通り、
アースを接続しないとき耳障りな「ビィイイイイイイイー」。
アースを接続したときピンクかホワイトノイズのような「サザーー」
というノイズに聞こえます。
本題ですが、これを吸収というかバイパスするには
テーブルタップを使うと良いようです。
ただし、テーブルタップだけではダメでノイズをバイパスするような
機器をテーブルタップに挿しておく必要があります。
プリアンプだとかパワーアンプです。効果はモノによって様々ですが、拙宅ではノートPCのACアダプタが完璧に機能しました。
その動画はこちら↓
——————————-
——————————-
iFi AC iPurifierの電源を入れると「サザーー」という
ノイズが観測されるのは当然として、テーブルタップの手前の口
のノートPCのACアダプタをONすると・・・
驚いたことに iFi AC iPurifier の 「サザーー」は
全く観測されなくなります。
要するに、iFi AC iPurifierではなく電気製品でも繋ぐだけで
ノイズを吸収してくれるものがあるという事です。
気を付けて欲しいのは先のは一例に過ぎないという事。
先の例とは逆に、
ノートPCのACアダプタがノイズ源に見える事だって当然あります。
そんな場合、アンプ等の電源を入れるとノートPCのACアダプタの
ノイズを抑える事ができたりします。
そんな様子をオシロスコープで観察した動画がこちら↓
※この動画にiFi AC iPurifierは登場しません
——————————-
——————————-
プロケーブルがイチオシのthomannのアンプの電源をOFFすると、
オシロスコープに見えるノイズが大きくなるのが分かります。
ノイズの多めな環境ではアンプの電源を入れたままにした方が良さそうです。
Herimitageさんイチオシの「Greenwave Dirty Electricity Filter」と
似たような効果が得られます。
もちろん、この効果は機器によってマチマチです。
シンプルにまとめるのも良いですが、
実は沢山機器を繋げるのが良かったりもするというネタでした。
「しゅうちゃんガンバ!!」さんのブログでは
新たにDENON「DCD-2500NE」を購入したらmarantz「NA8005」の音質が引き上げられたと報告されています。
↓
https://syuuchan20190315gb.blog.fc2.com/blog-entry-548.html
【おまけ】
■■■■■■■■■■■
Youtube動画の説明です
■■■■■■■■■■■
〇の中に~が書いてあるのが、商用電源100VとAC iPurifierからのノイズを示しています。そこにコンセントから抵抗とコンデンサーを直列にしたスナバという素子を繋いで、流れ込んでくる電流をVitropermで検出してパソコンのマイク入力に入れて観察。
[:image1:]
そこに、ノートPCのACアダプタ(オレンジ色)を接続します。
スイッチング電源などノイズが発生する機器には大抵ノイズ対策として電源と並列にコンデンサー、すなわちパスコンが挿入されています。それを図で示しています。ACアダプタを接続しました。
[:image2:]
低周波領域ではまだコンデンサーはコンデンサーです。
しかし周波数が高くなってくるとタダの銅線と等価になったりします。
厳密にはインピーダンスありますが今は無視。
[:image3:]
このとき、AC100V&AC iPurifierからの電流がどう流れるかというと、真ん中の抵抗は、電流が流れるには邪魔なので流れ込みません。下の、ただの銅線の部分を通って電流は還っていきます。回路です。そのため、ノイズは全く検出できなくなったという訳です。電気は流れやすいところに流れていく。それをするためのパスコンです。
あと、
電柱のアースと、お家のアースは別物です。
下図はリラクライフさん(https://riraku-life.com/correctly-earthing/)より転載
※図は拡大できます
[:image5:]
コンセントの左側は少し穴の大きさが違って大きいです。
これは電柱側で接地されているという事を示しています。
しかし、だからといってそれをアースとして使う事はできません。
電柱のアースと、お家のアースは別物です。
アースはちゃんとコンセントのアースからとりましょう。
コンセントの活線をアースだと勘違いしないように・・・
※図は拡大できます
[:image4:]
コメント ※編集/削除は管理者のみ