先日のBI1961さんの日記を読んで、半ば入手を諦めていたBenz Micro LPSのことを思い出しました。このカートリッジは、1年ほど前に相当真剣に探したものの全く見つかりませんでした。
それが、最近UKのサイトで在庫ありとの表示。ショップにコンタクトをとると今年に入って再び入荷してきたとのこと。オーディオの先輩に意見を伺うと、「見つかった時が買う時」という明快なお答えです。
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という訳で私のオーディオはまたアナログの方向にシフトしました。
そうなると、これもまた一時真剣に検討したレコード・クリーニング・マシンが気になります。
両面同時に綺麗になる超音波式か、クリーニング液の効果で綺麗になるだけでなく音も良くなるという噂のバキューム式か?
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私の現有機はクリアオーディオのこの機械、Smart Matrix Professional。
基本性能は十分で、8年以上使用していますが全く不満はありません。ただもっと良いものがあるなら欲しいなあ...
分別なく買い替える前に何か出来ないか?ということで考えました。
私にとってバキューム式の最大の欠点は、クリーニング時にクリーニングする面の反対側にどうしても埃が付くこと。綺麗なA面を聴いた後、埃だらけのB面を聴くこともしばしばです。
これを防ぐには、クリーニング・マシンのターンテーブル上の埃を除去する必要があります。ナガオカの吸着式クリーナーを使用したりブロワーで飛ばしてみたりと色々試しましたが、妙案を発見。
それは「マシン付属のバキュームを使用してターンテーブル表面の埃を吸い取ること」。レコードを載せず普通にバキューム・クリーニング。それだけです。ターンテーブル・シートの素材にもよると思いますが、私の機械ではバキュームで吸い取った後は埃一つありません。
ちなみに定番のHannlは、シート表面の吸着力が強過ぎて付属のバキュームでは上手く埃が取れないようです。
次の課題はクリーニング液。Hannlのクリーニング液は音も良くなるとの評判です。こちらの対応は、クリーニング液だけHannlのものを入手しました(ルール違反かも!?)。
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効果のほどは、クリアオーディオの液も悪くは無いので、驚きの変化という訳ではありませんが、スクラッチ・ノイズは一段と下がります。
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以前から使用していたAudio Fabのブラシをクリーニング液のブラッシング用に転用。これも効果的です。
という訳で、もう暫くSmart Matrix Professionalのお世話になろうと決めました。
最近のコミュの一番の話題は、電源ノイズ。どの手法もメリット・デメリットありそうで、一つで全てを解決、というのは難しそうですね。
私は、比較的安価で弊害が少なそうなことから始めることにしました。
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TDKラムダのRSMN-2020。タカチのケースに入れることにしました。
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RSMN-2020の固定用に3mmのタップを切るのと、リーマーで大きな丸穴を開けるだけの単純作業です。一応、オーディオテクニカのインシュレーターも付けました。
この週末の工作はここまで。配線は来週です。
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MFさんの助言の元に構築したMFPCシステムも一応完成しました。NAAを最新バージョンにアップしてNAA用のバッテリーを交換しました。
3台のPanda、リニア電源、バッテリー、無線ルーター/子機、ハブ、キーボード・ディスプレイ切替器をプリンター用のワゴン台に押し込みました。
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友人にメンテナンスを依頼していたStuder A730が出張中に戻って来ました。最新版のPCオーディオも良いですが、80年代のDACの音も捨てたものではありません。
あ、T-Audioも聴かないと...
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