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サラウンドデコーダ製作

日記・雑記
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 4チャネルマトリクス音源再生用のサラウンドデコーダを製作しました。

 今回のサラウンドデコーダの正面は、

 内部構造は、

 サラウンド方式は、山水QS方式とソニーSQ方式に対応しましたが、ソニーSQ方式は分離が悪いので、ステアリング(音源方向強調)ロジックを装備しました。 尚、ロジックは市販の簡易型とは一線を画した、オリジナルのオーディオ帯域を3分割し、帯域それぞれクロストークキャンセルするフルロジック方式としました。
 参考までに、帯域3分割SQフルロジックのブロック図その全回路図 です。

 因みに、国産SQデコーダでは、(シカゴの Saturday In The Park等)楽器の前後飛び回り、(クラッシック大編成オーケストラ等)前後ばたつきが顕著でしたが、本機ではそれが大幅激減し劇的な定位の改善が図れました。

 これにより、(あれほど音に煩いオーディオ愛好家も再生を諦める)4ch音源も問題なくHIFI再生でき、当時のクリエータ達が伝えたかった情熱が伝わると共に、作品をより正しく理解/評価することができました。

 後に帯域を3分割しない 普通のデコーダも製作しましたが、ふらつきが僅か増える程度で、ほぼ実用上全く問題ない分離性能が得られました。

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