仙台市泉区郊外にある「イオンタウン仙台泉大沢店」には、数年前に大きな独立店舗だった蔦屋書店が、TULLY’S COFFEEとともに移転してきました。平日は、こちらが心配になるほどお客さんより店員さんのほうが多い状態ですが、TULLY’S COFFEEで飲み物を注文すると蔦屋書店の書籍を「公認で座り読み」ができることから、夜勤明けには自分自身へのササヤカなご褒美としてフードコートで朝食兼昼食をいただいた後、お目当ての専門誌を読ませてもらったりしています。
昨日の夜勤明け(9/7月曜)は最も安い390円のアイスコーヒーを注文してから、大御所「STEREO SOUND」誌2026年秋号(税込2,860円)と「STEREO」誌9月号(税込1,375円)をザクッと読ませてもらいました。2冊合わせれば4,235円ですから、390円のアイスコーヒーで4,235円分のオーディオ誌を読ませてもらったことになります。(笑)
「STEREO SOUND」誌は創刊60周年ということで、今回は「現代オーディオの到達点――いま聴きたい感動の音60選+α」という、いかにもSTEREO SOUNDらしい大特集。さすがに掲載されている機器も凄まじく、スピーカー、アンプ、プレーヤーなど、一般庶民には「音を聴く前に価格を見て腰が抜け」そうな機器が次々と登場します。(汗)
その中でも個人的に強烈だったのが、VIVID Audioのフラッグシップスピーカー「Moya M1」。これは単なる「巨大で高価なスピーカー」というより、もはや音響機器というより彫刻作品に近い存在です。5ウェイ・13ドライバーという構成で、片chあたり8基ものウーファーを搭載し、1本の重量はなんと346kg。
そして価格は、ペアで税込7,590万円!!
いや、もう「高い・安い」という尺度で語る製品ではありません。オーディオという趣味を長くやっていると、こういう「現実にはなかなか手が届かないけれど、確かに存在する究極の機器」を眺めること自体が一つの楽しみになってきます。
もちろん、我が家にもJBL 4770A改を中心としたスピーカーシステムがあり、こちらも決して「普通の家庭用スピーカー」ではありませんが、それでもMoya M1とは思想も設計もアプローチも全く違います。
つまりオーディオという趣味は、単純に「高価なものほど良い」という世界ではなく、それぞれのメーカーや設計者が、音楽をどう鳴らしたいのかという思想そのものを楽しむ趣味なのだと思います。そんなことを390円のアイスコーヒーを飲みながら考えつつ、STEREO SOUNDとSTEREOを読んでいたわけですが・・ふと我に返ると、「俺、7,590万円のスピーカーの記事を390円のコーヒー飲みながら読んでるんだよな・・」という、何ともシュールな状況なのでした。(汗)
まあ、買えるかどうか分からないけれど、ペアで約7千万円のスピーカーが存在することを知ることができただけでも、今回の「公認座り読み」は有意義な時間だったかもしれませんね。ちなみに漫画の中のイメージはChatGPTの創作で実際の紙面とは異なります。本文の後半も漫画を生成させたのですが複雑な形の「Moya M1」を忠実に再現できず「ボツ」にしました・・それから、漫画のように一度に2冊は持って来れませんので・・(苦笑)
【追伸】「ステレオ時代」誌の「あの長岡鉄男氏のオーディオルーム「方舟」の今」も面白かったですよ!

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