Auro-3dミニツアー
五月10日 一年と6か月ぶりに 八ヶ岳のどんぐり邸 経由 伊豆 Auro-3d邸 ツアーほ決行いたしました。
八ヶ岳のどんぐり邸は 10畳のお部屋にしては DIYが 行き届いており 吸音,拡散,反射が 考え尽くされており, かなりの音量でも 心地よく音楽に浸れる空間になっております。
そして 私の部屋のような閉鎖的な空間ではなく 正面と 右側面に窓があり,明るくそして 窓の外の緑を楽しみながら音楽も楽しめるとても居心地のよい空間に仕上がっております。
以前との変更点は サラウンドの2層のスピーカー位置を WOWOWの入交さんとの勉強会の結果を実践され,よい位置に下げて 一層とのつながりがとてもスムーズになっておりました。また 一層のサラウンドバックを 1本から 2本に 変更!そして FL.C.Rのドライブするアンプをアキュフェーズから LINN AKURATE 4200 に替えられており 音質も厚くソリッドな感じで
とても b&wのスピーカーをうまくドライブしているなあ!と感心しました。
奥さん手作りのお昼(これがとってもおしゃれでおいしい)を頂いて 次の目的地,伊豆へどんぐりさんを乗せて 楽しい珍道中?? 前回,グーグルナビで 有料をケチったばかりにすれ違うのが大変な狭い道を吸ったもんだで ヘトヘトになったのを二人とも痛い思いでして脳裏に焼き付いていましたので 二の舞は踏むまいと したので どんぐりさんも書いてましたが そこだけはクリアーできたのですが その前に だいぶ 時間をロスしてしまいました。 3度目は スムーズに着きたいね!!!と 二人の意見でした。そして なんとかAuro-3d友の会 会長邸に到着です。
会長は もうディスクの時代は終わり,これからは 配信の時代だとばかりに 高価なアクセサリーが導入されてました。私も配信はほんの少しですが 楽しんでますので 機器&アクセサリーをよいものをそろえれば ディスク再生なんて叶わないところまで来ているように思います。
少なくとも Auro-3d会長宅ではそうでした。 もう一つの大きな変化は AVプリ ストームのチャンデバ機能を駆使して 一層の L.C.R,SL.SRの5本の3WAYをすべて正相(マルチチャンネルで再生するためには そうする必要がある)にして マルチアンプ.マルチドライブ化したのです。 これには相当な労力が必要だってあろうことは 私にも分かります。
しかも 大好きなソナスの音を損なうこともなく 少しソリッドな出音に仕上げられてました。
そして 音のくオリティが向上したせいなのか? 表現されるステージの広さ.特に奥行きは 特筆すべきだと思います。 私の好みから言えば もう少し 全体にソリッドにと思うのですが Auroさんの好みは 響きの少し多め.どんぐりさんに言わせると 人間 同じ音を聴いても それぞれ脳内補正が 違うから 同じには聞えないのだと!!
おまけ 私とどんぐりさんと 主のいない隙に 少し響きを抑えるには??で センタースピーカーの後ろにたち,人間吸音材で実験しまして 二人で このほうがいいね!!とかやってました。そして
最後に プリの電源ケーブルを替えてみませんか?と 私の持ち込んだアクロリンクのケーブルを試しました。Auroさんは 今まで替えても 変化は無かったと言われてましたが 確かに邸息が締り全体にソリッドになりました。(私の好み)しかし Auroサンは 高域の透明感が落ちるとのことで採用ならずでした。
やはり Auro 3dで録音されているソフトを キチンと整備されたシステムで 再生される音楽は とても素晴らしい!ということを再確認できた一日でした。

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X1おやじさん
さきほど、ご一緒にいらしていただいたDonguriさんの記事へのレスで、「総論」(笑)を書かせていただきましたので、こちらは「各論」で!
確かに、皆で一杯やりながら盛り上がったように、「出音は千差万別、好みや聴き所は人それぞれ。結局、オーナーが満足していればそれでいいじゃん!」ってな結論が一番平和ではありますが(笑)、私は「真実は一つ」を追求する学者としての性癖(爆)からどうしてもこういう「価値相対主義」的な落とし方には納得しきれず、どこかに「正解」はないかと考えてしまうので、オフ会でご指摘いただいた諸点を真摯に受け止めて、できる部分は改善してみようと思うタイプです(笑)。
今回一番刺さったご指摘は、「低域に甘さがある」という点です。これはDonguriさんも、またその前にいらしたSiltechさんにも同様に言われており(グランドスラムさんは「無補正2chとDirac Liveを入れたマルチの音が違う」と)、確かに私の好みは「甘い音」であり、「人それぞれ」とはね付けることも可能ではありますが(汗)、ここまでハイエンダーの方々の意見が揃えば無視するわけにもいきますまい(笑)。
低域再生に関するシステムとして、前回いらした時との大きな違いを思い出してみると、一つは「チャンデバ化」で、もう一つは「螺旋階段の上にもSWを設置したこと」でしょうか。
後者の方を先に考えると、あの場所は言うまでもなく(どう見ても!)床面よりは剛性が低いわけです。つまり、「螺旋階段全体が共鳴している」可能性は少なくない? この現象(の可能性)は私も少し気になっていて、実はDirac Liveが自動調整した「後に」、<手動で>第二層のSWだけはほんの少しボリュームを落として運用しているのです。
もちろん、あのELACのSWには立派な(?)スパイクが付いているのですが、もしかするとこれではIsolationが不十分かもしれないと思い始めました。これは早急に対策をしてみて、その効果を検証したいと思います。
前者の方は、これはチャンデバ化でお世話になった自作派のMyuさんにも前から唆されているのですが(笑)、1つのエンクロージャーに3つもついているウーファーをドライブするのが、いくらAVプリと同じStorm純正とはいえ、デジアンのマルチパワーアンプでは荷が重い(汗)のかもしれません。
ここにX1さんを含めマニアの皆さんが使っておられるような、リニア電源のA(B)級パワーを入れた方がいいのか、その効果を取り敢えず試してみるなら何から始めるべきか等々、時間と(多少は=汗)おカネに余裕ができる来春にでも検討してみようかとは思いますが、「重くてでかいのがキライ」なので…この点、特にスイッチングのD級アンプとの低域再生音質の一般的な違いについては追加的なご意見をいただければ幸いです。
Auro-3Dさん 以前は私も 真理はひとつと考えておりましたが 最近は 近似にゥ゙ィンテージの機器で音楽を聴いてられる方に出会い,聴くのはjazz クラシック しかも クラシックはベートーベン以前に限定!他にも いろいろな方がいて つくづく人それぞれだなぁ??と思っております。コンサートでも 私は 直接音が強く,そこに うまく関節音が交じり合う 15-20列あたりが好きなのですが 2回の齊瀬前列で 俯瞰したように,関節音が多めが好き!!という方もいられます。誰かさんの部屋を訪れ,その音に感心したら その部屋の何かを真似てみたらよいのでは??
そうですね、確かに、X1さんが、「音決めにはティンパニーやコントラバスの強奏部のあるオケを使う」と伺ったときは、「人それぞれ、<決めどころ>が違うものだなあ」とつくづく思いました。私はチェロとピアノを音質の<決め音源>にしていますが(Auro-3D的音場感としては教会録音音源ですね)、グランドスラムさんなんかはボーカルだと言いますしね。Siltechさんはプログレかな?
このようにReferenceとしている音源が異なるオーナー同士が、「うちのシステムの音は完璧!」といってオフ会をし合っても、お互いに???な(笑)ことが度々起こるのは、必然ですよね(笑)。
オケにおいてケーブル類の交換が大きな成果を生んでいると言われるX1邸にお邪魔してみて、私の「決め音源」であるチェロとピアノを聴かせていただいてから、「真似」てみようかどうかを判断してみようかと思ってます(笑)。
X1おやじさん
この度のツアーのレポート楽しく読ませていただきました。
ほんと!伊豆の自動車道はよくよく注意していても、
専用道から一般道へおろされたりして難しいです。
拙宅の音に関してはすこしコメントをいただけるようになったのは
以前よりマシになったんだろうなと思うことにいたします。
ちなみにLCR用パワーアンプはLINN AKURETE 4200でした。
Auro3Dさんのコメントに対して
以前には思い至らなかったのですが、Auro3D邸の音響に大きな影響を与えているのが、
1)センタースピーカーの後ろの螺旋階段
2)特有の部屋の形状(スピーカー側の非常に高い天井からのリスナーに向かって低くなる傾斜天井+LPからむかって右側の側面方向の大きな膨らみ(ガラス戸+窓で反射強い))
の2要素が大きいと思ったところです。
1)については、日本エンジニアリングの棒状拡散体(アンクなど)的効果があり特にセンタースピーカーからの音に奥行感と適度な残響を付加しているようです。その前に人が立ってセンタースピーカーからの音を遮断すると音像が小さくなることは今回確認できました。
2)は複雑な反射音+残響音の組み合わせから、Auro3D邸に特有の上方に開放的な空間の演出に役立っているかと思います。
Auro3Dさんの美意識として、いかにもの音響調整グッズは使わない方針とおもいますが。めだたない螺旋階段の下側・後方あたりに吸音的なものを配置すると、低音が締まるのかと想像しておりました。
Donguriさん
拙宅の低域の音質改善に向け、他の方から具体的なご提案をいただいたのは恐らく初めての経験でして、大変ありがたく思っております。なるほどルムアコですか!Donguriさんのような実践経験の豊富な方のご意見ゆえに、一聴に値しますね。
>Auro3Dさんの美意識として、いかにもの音響調整グッズは使わない方針とおもいます
これは、「美意識」も確かにありますが、もう一つとても無視できないFactorとして、あの部屋は別荘とはいえリビングで、「オーディオ専用部屋」ではない、という点が大きいですね(汗)。DonguriさんやX1さんのように、奥さんに「俺の城に入るな!」といえない場所でして・・・(笑)
つまり、Partnerとの「美意識のすり合わせ」が必要なんですが(汗)、ただ、「めだたない螺旋階段の下側・後方あたりに吸音的なものを配置」というのは、一考の余地があるかもしれません。あそこには今ですらゴルフバックをこっそり置いている(笑)のにPartnerには文句を言われていない目立たないスペースなので、さり気にゴルフバックの代わりに「何か」を置いても気づかれないでしょうから(爆)。
ただ、その程度の大きさ(面積はたたみ一畳分ほど)のもので、そんなに本当に低域の音質の改善効果があるのかに確信が持てない(=経験不足)ので、これまではARTのような「電子的な定在波の吸音」におカネをかけてきたのですが、物理的にも改善されれば「上乗せの効果」があることは明らかなので、今度、じっくり相談させてください!(ただし、Donguriさんのような「自作」はムリ…)
Donguriさん 訂正しました。 donguriさんとの道中はとても楽しかったですよ。
すみません。以前は音に関してコメントしなかったのかな? 大変失礼しました。
今回は 部屋の調音もかなり良い具合になってました。アンプを変更されたのでかなり 出音が 私好みに 近づいて もっと良くなるだろうな?と予感させられました。
また 聴かせてください。
Auro-3D再生の後に続く方のために、追記したいことがありますので(笑)。
>特に奥行きは 特筆すべき
ここの部分は、拙宅に何度かいらした入交さんにも指摘していただいておりますが、その「原因」は、1.LCRが同一SPであること、2.LCRの位置(後ろの壁までツイーターから約2.6M、天井まで同約4.3M) 3.TOP(Voice of God)とサラウンドハイトSPの能力(TOPはSonetto Iが2台、SHはSonetto II)によるところが大きいそうです。
つまり、奥行き感を出したければ、LCRに「同じ」SPを使い、その周りになるべく「空間」を与えることと、サラウンドハイトおよびVOGにそれなりの能力のあるSPを使う(フロントハイト群より重要!)のがコツということです。
これからAuroに取り組まれる方は、是非、参考にしてください!
Aruo3Dさん
低音の調整を物理的にやるとなると、一般論として確かに面積というか体積がないと効果が十分にでないといわれていますが、でもどれくらい効果が「感じられるか」はやってみないとわからないと思っています。
また、完成品では、Synergistic Research社のBlack Boxをご存じでしょうか?らせん階段のあたりにそっと置いておくと効果があるかも。
その他 Base trap やBase Treatmentで探すといろいろなノウハウがネット上でみつかります。
Donguriさん
>どれくらい効果が「感じられるか」はやってみないとわからない
つまり、今、我々の間で話題の(笑)、アクセサリーの類の効果と「全く同じレベル」の議論、ということでしょうか?(笑)
「あなたの部屋でやってみないと実際の効果がどの程度かはわからない」と言われて、何十万円も投資できないですよねぇ(汗)。
ちょっと検索してみたら、ヤマハの調音パネル、とかいうのは「貸し出し」をしているという情報を得たので、日本に長くいられるときにお借りしてみてもいいかな、とは思っております。
ただ、「これを使って成果があった」という報告を私の周りでは全く聞かないので、あまり人気の無い=つまり効果の無い=ものなのかな、と一抹の不安はありますが・・・
吸音や反射材も、、ある意味<音が良くなる>と喧伝するオーディオアクセサリーの一種ですから(笑)、「導入した人は、すでに期待値バイアスがある」状態であるため、「効果がある」と言っている人も<偽薬効果>の可能性は排除できないというのが、Donguriさんの立場ですよね!
結局、はっきりとした測定結果を公開している、ARTの方がまだ信頼できるような・・・
x1おやじさん、
長距離ドライブお疲れ様でした。
あの距離を一人でドライブするのはクルマが良いとはいえなかなか難しいと思いますが…日頃の節制のなせるわざかと推測します。
みんなでおいしいシャンパンをいただきましたが、お持ちになったx1さんは量が控えめだったことを思い出しました。
Auro3Dさんのところは着実に進歩していると思いますが、空間の解像度やギターの撥弦などのクリヤーな音を得ながらなおソナスのDNAが感じられるのが特徴のような気がします。
Donguriさんのところでも書きましたがアクセサリーの使い方は私にとっては難しいです。でも、x1さんの奥様がシアタールームで2階系のSPのケーブル交換の成果を認識されたというエピソードをお聞きしてすごいなと思いました。お二人でオペラを楽しまれるということも素敵ですし、隣にx1さんの努力を認めてくださる方がいるというのはうらやましいです。
私はエンジニアの習性のためか理屈で理解できないものは使わないということとファイナンスの維持のために投資効果を重視するという二つのタガをはめているのですが、あまりの音の違いから理屈が理解できないものも購入している現状もあり、かなり怪しくなっています。(笑)
これからも皆さんとの交流で情報交換させていただきたいと思っています。
K&Kさん こんばんは
車の運転はまだ楽しんでいますので苦痛には感じませんね。そして高速はほぼアクセル。を踏むことはないですから疲労はかなり減りますね
もうそんなに無理な走り方はしないですからね。
マルチの部屋もステレオの部屋も、何が替えたときは必ず、チェックしてもらいますよ。
一応、コストも報告して、その割には大した事ないとか??飽きられることも有りますね
マルチの部屋はかなり改善されたので、ベルリン・フィルの配信は積極的に観るようになりました。
また、アクセサリーは私のところでは必須ですね。その効果も含めて現在の音が成り立っていますから、かなり細かい所までやっているつもりです。今回も、伊豆の夜と翌朝のデッキでの歓談は楽しかっですね。
X1おやじさん、こんにちは
フォッサマグナをドライブして伊豆までのツアー、何時もながらお元気で、パワフルなのには感心致します。WOWOWでのセミナーでお会いしたのでお顔も浮かんでくるようになりました。donguriさん邸とAuro3D邸では音の傾向もかなり違うのでしょうね。多分、緻密で少しシャープ目の音作りのdonguriさん邸と大らかな音作り・響きのAuro3D邸(チャンデバ化で以前よりはシャープ目でしょうけど)なのだと想像しています。
私も一度フォッサマグナをドライブして、X1さん、donguriさん、そして新たなAuro3D邸の音を聞く機会を得ることができればと思っています。何時になるかは分かりませんが、その時は宜しくお願いいたします!
tomyさん コメントありがとうがざいます。
古希を過ぎましたので年相応に
ガタは来ておりますがそこは気力で何とか、持ちこたえております。まあ、車に助けられているのも現実かな??
dongur邸、auro-3d邸の感想は概ね合ってますね!すごい感性だなぁ!びっくり!!
神戸からはかなり遠いですが、一度はいらして頂ければと思います。
Auro3Dさん
>結局、はっきりとした測定結果を公開している、ARTの方がまだ信頼できるような・・・
そうですよね。測定結果で示せる部分はまず押さえなきゃならない点とおもいますし、部屋の状況に関わらず理想的な音・音場体験をめざしているのがDirac Live with ARTだと思います。リビングの雰囲気を保つためには物理的アイテムが良くないのは承知しております。
効果があるかどうかわからない機器について賭けのような出費はなかなか普通の人にはできません。多くの場面で結局頼ってるのは、評論家さんやオーディオに詳しい方々の評判のような気がします。
ケーブルとかネット関連機器、その他オーディオ製品について、無料ないし低料金での貸し出し制度というのが業界スタンダードになってもらえると、オーディオファンにはありがたいと思っております。Onsite Audioさんは「自宅で試聴、気に入れば購入」という売り方をしていますね。一度スピーカーで利用させていただきました。あんまり気軽に輸送できないものは無理とはおもいますが、自分の環境で確かめてから購入というは理にかなっているとおもうのですが、それほど普及していないようで。
2025/05/15(木) 16:30:36のdonguri コメント中
英語スペル及び不適切な表現ございました。以下のように修正いたします。
×「その他 Base trapやBase Treatmentで探すといろいろなノウハウがネット上でみつかります。」
○「その他 Bass trapやAcoustic Treatmentで探すといろいろなノウハウがネット上でみつかります。」