AGC「まどまどplus」のサッシに防音ガラス「マイミュート」を組み込んだ効果に驚いたので、更なる防音レベルのアップを検討しています。
何をするか?というと、既存の外窓のガラス交換です。
最近の外窓は断熱仕様がかなり増えていますが、断熱と防音は結構密接した関係にあります。
つまり、
断熱性が高ければ、ある程度の防音効果もあるという意味です
昔ながらのアルミサッシは、残念ながらサッシ枠自体の防音性が皆無なので、ガラス交換をしても全く効果的ではありません。
主に、サッシレールとサッシ枠との滑車の隙間が問題になります。
これが、最近の断熱対応サッシ枠だと樹脂なので、隙間が無いように作られています。
なので、ガラス交換だけでも結構な効果が見込めます。
本当は外窓も内窓もAGCまどまどplus+マイミュートに出来れば良いのでしょうが、最初から家屋自体をそういう設計にしないとダメでしょうね(いわゆる注文住宅ってヤツ?)
ガラスをミリ単位でカット販売してくれる業者があるので、そこで防音ガラスを注文し、既存外窓の枠を解体して組み込みます↓
既存外窓を全撤去し、躯体の窓取付フレーム内内寸を採寸して防音サッシを入れる事も全くの不可能ではないですが、別のメーカーの窓枠だとネジ穴が全く違う事が多く、新規にネジを開けないといけないため、フレーム強度に不安が残ります。
さらに、サッシ枠幅が違うと、大きい場合には収まらない問題も出てきますね。
ちなみに、とある防音サッシメーカー曰く、外窓の防音性能が高い場合でも、防音内窓と組み合わせた防音性能はあまり変わらないと言及している事がありますが、実際やってみると結構変わります。
外窓が従来のアルミサッシか、最近の断熱性サッシかで、同じ防音規格の内窓を付けても防音性は耳で聞いて分かる程度に結構違いが出てしまいます
なので、従来のアルミサッシの場合に防音性能を極めるなら、サッシ解体、フレーム交換、場合によっては周辺壁の拡張工事も入る事があるので、かなり高額になります。
900✖1200程度の窓で、上記工事とAGCの枠とガラスセットを2ロット取り付けると、安く見積もっても70万円は下らないでしょうね。
T-4クラスの防音窓を2重サッシにするなら、ふかし枠は最低でも30cmは必要です。
このふかし幅を通常の住宅で設定した場合は、窓枠がかなり室内に張り出してきます。
出窓とかだと良いですがね↓



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