日曜日、アンプの蓋を開けて中身を観察していました。
プロケーブルで有名になった Thomann の S-75mkⅡ です。
そのスピーカー出力。
Thomann の S-75mkⅡ は
業務的な側面があってスピーカー出力には
スピコンも用意されています。
図:Wikipedia「スピコン」より図を転載
[:image1:]
図:Thomann S-75mkⅡ の スピコン
[:image2:]
2年ちょっと前、
スピコンの使用時に音質が劣化するという報告が
ここPhilewebコミュニティでされたことがあります。
当時、原因は判然としませんでしたがその原因が分かったかもしれません。
http://community.phileweb.com/mypage/entry/4853/20170820/56687/
図:Thomann S-75mkⅡ のスピコンを裏側からみる
[:image3:]
2ch分のスピーカー出力。通常4本ところ3本に纏められて
スピーカーには頼りない?コネクタ接続となっています。
これでは大蛇のような高級ケーブルを使っても、このコネクタ接点が足を引っ張りそうです。
図:コネクタ接点(嵌め合い部)
[:image4:]
これと比較して、
スピーカーターミナルの方はメイン基盤から直接
端子をハンダ付けで取り出されておりまして
しっかりしています。
図:スピーカーターミナル出力(スピーカーターミナルの6角ナットで締結されるところ)
[:image5:]
業務用といいますか、プロ用だからと
スピコンを使うと足元を掬われる場合もありそうだという
一つの例のご紹介でした。
しかし、
「耳で」スピコンの音が劣化していると分かった人は
凄いですね。私は自信ありません。
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