さあ、今日はオーディオマニアを自宅に招いてオフ会だ。
そんな季節?になりました。
私は経験ないですが、誰かを部屋に招いて音を聴いてもらったら
途端にいつもよりも音が悪い???なんで!?みたいな事はありませんか?
普段は自分に甘あまで、人が来ると緊張して厳しい聞き方に
なってしまうのかなぁっと思うのが普通です。
ところがそれが周波数特性までも変わって聞こえてくると状況が違います。
(自分の居る位置が、普段と違う事は一旦忘れて下さい。)
もちろん複数人数招いた場合ですと、人が音を吸い、
部屋の空気ボリュームの人間の体積分だけ少なくなるので
音のへの影響は計り知れないわけですが、たった1名増えただけで
まるで違って聞こえてくることが・・・ある? 知りませんけど。
ちょっと話題は違うのですが、心理的な要因を一つ考えてみます。
[:image1:]カワイイとか萌えはここでは関係ありません
https://ascii.jp/elem/000/000/561/561847/2/ より画像を拝借しました
■普段の試聴体勢
29Q(にくきゅー)さんから可愛い猫画像を一つ拝借すると
https://nekopple.com/cats/56979
[:image4:]水平からやや仰角が付くようなイメージです(理想的なリスニング)
■勝負の試聴体勢
KRYNAさんのホームページより試聴風景を拝借
[:image2:]バイノーラル録音のダミーヘッドの如し。正面を水平に見据えるガチ試聴モードです。マニアたるものどこのお宅でもこれを心がける事!?(私はオーディオマニアではないので関係ありません)
グルマンさんはこ更に高さを合わせるために、スクワットを無限に繰り返していたとかいないとか。マニアの鑑です。
床から耳までの高さを合わせることは首の角度と同様に重要ですよね。
■気分の乗らない試聴体勢
KRYNAさんのホームページより試聴風景を拝借
[:image3:]俯角のパターンです。眠いのか脱力しているのか、これも試聴風景でよく見かける姿勢ですけれど良くありません。
真剣に音楽に聞き入るようにも見えますが・・・基本的に、
”腕組み”を して 体を丸めるような体勢は『緊張』『守り』『防御』を 表現していて、客人がこのような体勢をとった場合は緊張を和らげてあげる必要があります。
※たとえばトランスを追加した場合、トランスが床に・・・視界にあると
視線は下へ、頭は伏角になりがちです。緊張して椅子に深く座り直すと
座高が高くなってハイ寄りになりがちです。難しいですね。
嘘をつかずに、特定の製品に対して悪い評価をしたい場合は少し俯けば良い (笑)
このように、心理状況によって、無意識 に頭の 角度が 違ってしまい
試聴による感想に プラシーボ効果 的な 味付けを加えてしまう恐れがあります。
どのような試聴結果であれ、嘘偽りなく、”本人にとっては” そのように 聞こえている。嘘ではないのだから文句の付けようがありません。匠の技です。
<余談>ここから
試聴会で、司会がスピーカーの付近に ”立って” 説明するのは、
”視聴者の頭を上げさせる” 意味もあろうかと思います。
聴かせ処、ここぞという時には音出しの最中でも 発言して 頭を上げさせる
なんて事をするかどうかわかりませんが。聴衆の俯角操作。匠の技ですね。
古典的な例では良い印象を持たせたい方を ”音量アップ” なんて の もあります。比較試聴の際に、片方だけ少し音量を上げるんです。音量高い方が、それまで埋もれていた小さい音が聴こえるようになって、解像度が高い!!と、好印象になるかもしれません。
<余談>ここまで
オーディオマニアさんを自宅に招いたとき、
リラックスされて 『仰角』 か、 守備戦闘態勢の 『伏角』 か
観察してみると今後は面白いかもしれません。
いつ招いてみてもその頭の 位置・角度、 そして 『高さ』 が同じ、微動だにしない人は
よく訓練されたオーディオマニアです。
※注:私はオーディオマニアではないのでマニアを招いた事はありません。
これは妄想です。
人を招いて今日はなんかオカシイな・・・と感じた時は、
無意識に床を見てしまっているかも。普段の体勢に意識して戻すとGood。
映画音響でも大きな音の前に少し静寂を入れると迫力が増すとか
色々な小細工があります。そういうのは騙されて良し。
でも、”商売上手な マジシャン” の 術中 に 落ちて 騙される。
騙される事は無いに越したことはありません。
あの人が説明した時には良く聴こえたのに、独りで聴いてみるとそうでもないな・・・。
あの人が説明した時には悪く聴こえたのに、独りで聴いてみるとやっぱり悪くないな・・・。
そんな経験ありませんか? 何かの参考になれば・・・・
ちょっと ティータイム
「 続:困った人たち 1)音が分からない人達 」
オーディオ・コーディネーター:大重 善忠 氏 下記一部抜粋
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言葉を変えますと「井の中の蛙(カワズ)大海を知らず!」ということです。
自分の知る範囲が結局ベターだと考えているらしいのです。
ですから、新しい次元の音には理解を示す余裕が残っていないと考えます。
自分で、あれこれ考えて、答えを導き出し(全く正論ではない理屈であっ
~ 中略 ~
現在ご使用の方は、このような人達に聴かすために大枚を投じておりません。
更に、このような人達は、聴いても全く理解せず、
ユーザーから アノ人はなんなのですか? と
クレームをつけられたことは一度や二度ではありません。
このような人達こそ「典型的なオーディオ・マニア」なのですが、
ご本人はそうは思っておられないようです。
~ 中略 ~
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PS.
私が Youtubeに投稿している何かの比較動画で 同じような事を何度も繰り返し
しているのは心理的な影響や、その一瞬限りの特別なイレギュラーを排除する
ためです。あり、なし、あり、なし。逆に、なし、あり、なし、あり。
このような比較を実施するものです。
順番的に後ろになる方が、機器が温まってきてとか何かと有利になりがちなためです。
パソコンでも、後から書かれるデータの方が記録される物理的な位置の連続性が良くなって?音が良いなんて事になり得ます。リッピングで音が違うというのはコレでしょうね多分。確認するには、比較に使用したリッピング後の双方のデータを、二つまとめて別の場所にコピーすればいいです。外付けHDDでも、同じシステムディスク内でもどこにでも、一緒に。 評価はひっくり返るか、同じになるか、またはそのままか。クラウドにコピー(アップロード)しても、リッピング当時の二つのファイルの ”音質差”が 引き継がれていて、俺は聞き分け出来る!!というのなら、リッピングの方法が悪いとしか考えられませんよね。常識的に考えて(^^。 ※ファイル名で音が変わるという人もいます。そこまで行くと好きにすればいいです・・・。音のいい名前にしたらいい。タグは削除しちゃう?自分が困るだけで誰にも迷惑かかりません。利便性を優先する私には分からない世界です。
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