引っ越しに伴いNTTの光ネットワークユニット(ONU)が新しくなったため、IPアドレスが一部変わってしまいました。Linux系ミュージックサーバーのVortexboxには固定IPを割り振っていたので、コントロールができなくなってしまいました。Linuxスキルをお持ちの方なら、DHCP(自動割り振り)に設定を戻したり、正しい固定IPを振り直したりできると思うのですが、スキルも無い矢切亭主人は、手っ取り早くクリーンインストールを敢行することにいたしました。
奇しくもVortexboxは先日、DSDのPCM変換再生機能やDLNAによる動画再生が強化されたVer2.3がリリースされたので、早速インストールしてみました。ベースプログラムもFedora16が20に進化したということで、
インストールとデータのレストアは程なく完了し、IPアドレスもめでたく初期値のDHCPに戻り、純正のLogitecPlayerで無事音出しまで成功しました。しかし肝心のタブレットのMPDがVortexboxに接続できません…。タブレットでコントロールできないのは致命的です。
ネットで調べていくと「Ver2.2ではDLNAは自動的にインストールされるが、Ver2.3は自分でインストール」との情報があったので、このあたりに原因がありそうですが…とりあえずVer2.2に戻すことにしました(笑)ちょっと悔しいですが、Ver2.3は今後予備機でトライしてみることに致します。
さて、無事Ver2,2の再インストールが完了し、タブレットからのコントロールも復活したのですが、矢切亭時代には全く問題なかったのに、今回は起動するたびにDACのデヴァイス番号がコロコロ変わってしまいます。つまりDACが認識されず音が出ない…。「vortexbox デヴァイス固定」でググってみると、よく知られたトラブルらしく、解決策は
1) BIOSでオンボードデヴァイスを無効にしてしまう
2) コンソールからalsamixerで優先デヴァイスを固定する
3) エディターで設定ファイルを書き換えてAIT―DAC以外のサウンドデヴァイスを無効にする
のいずれかといことですが、諸条件から1及び2は困難なため、後学も考慮して3に挑戦してみました。
「vi」というテキストエディターで使いたくないデヴァイス名をブラックリスト(設定ファイル)に追加して、認識しないようにする手法です。このディター、操作方法は少し独特ですが機能は単純で、さほど難しいものではありません。これで色々なネット情報に掲載されている内容も少し分かるような気がします。Voyage MPDやCuBoxをお使いの皆さんは、こんなエディターを自由自在に操ってLinux-Audioをきわめておられるのですね。Linux使いへの道はまだまだ遠そうですが、とりあえずサウンドデヴァイスはAIT-DACのみ表示されて、安定した音楽再生に浸れるようになりました。[:image1:]
今回は写真が少ないのでおまけ…。
バズケロさんにとっておきのラーメン屋さん「とん吉」を紹介していただいたので、ネットでも場所を確認して出かけていったのですが、残念なことに店をたたまれてしまったようです(涙)お腹はラーメンモードになっていたので、勢いに乗って近くにあった情熱タンタン麺のあっぱれ家へ(笑)少し辛めの爆烈タンタン麺を美味しくいただきました。[:image3:]
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