発注していたアクリルコンセントベースが届きました。
1. どんなものか、なぜその形状か
部材の厚さは、ネジの届く範囲内でおサイフと相談して30mmを選択。縦をやや長くして幅木(床と壁の間にある横に長いアレ)の上に部材を乗せるとちょうどよい高さに穴をあけてもらいました。自分では加工できないので業者発注です。
ヤワな石膏ボード壁以外に床や幅木とも接点を持たせられるよう、あわよくばインシュレーターも挟めるようこんな形にしました。
[:image1:]
アクリルの上にはいくつか小さな文字。依頼した面取りのメモ?。擦ってみても消えません。よく見るとどうやら薄いフィルム状のものの上に書かれているみたいです。剥がしてしまえば文字はなくなるのですが頼んでいた電気工事業者が来てしまったのでそのまま装着。インシュレーターも今回はなしです。
変更前
[:image3:]
変更後
[:image2:]
見た目はカッチョいいですね。変更前の時にリポートしたのですが、前回の音がかなり良かったので今回はかなりハードルが上がっています。
2. 音はどうだったか
前後に広いです。前回とスピーカーから奥側の広さはあまり変わりませんが、手前側の音の定位感や存在感がわずかに向上しました。いつもリファレンスにしている回転音源では右後方から真後ろ経由して左後方にかけての移動感とクオリティが若干アップしていました。
F特、あるいは低音とか高音のバランスは前と大差なかったです。質量は明らかに増加しているのでもっと低音が出るかと思ったのですが。次回インシュレーターを間に挟む時の楽しみに取っておきたいと思います。
ボーカルやベースの質感、あるいは情報量ですがこちらも僅かながら向上した気がします。前より少しリアルになったような?しかし「気がする」レベルですので日々の音の変化の波または誤差の範囲かもしれません。特定の方向性や色付けは感じられず寒色、暖色どちらかに寄るということはないと思います。
ボーカルの上下方向の定位位置は元々脇があまいところがあったのですが今回も改善されませんでした。きっと電源まわりが原因ではないのでしょう。別のアプローチで取り組みます。全体的な重心は前回のかえでブロックの時点で十分に下がっていたので改善なしです。
3. やってみて
かえでブロックが大健闘したせいで導入効果がかなり薄まってしまいましたが、逆に悪化したところも無かったので投資分の回収は容易かなと思います。やってみたい人はどうぞなんなり聞いてください。なおphilewebでの元祖はMSDKさんです。
アクリルベースとは直接関係ありませんが、電源ケーブルの根元にはガタをなくすための支えをしています(写真がなくてすみません)。それをはずすとベースのフォーカスがあまあまになるので、低音にも定位や方向性を求める人はお試しください。100均に売っている木片を積み上げて固定するだけでも他が整っていれば十分効くと思います。ユルく聞きたい人はしない方が良いでしょう。
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