世の中大変なことになってますが...
最近ずっと仕事が忙しかったのですっかりオーディオから遠ざかっておりました。
6月23日のBrexitに関する国民投票までは、おもちゃ箱をひっくり返したような「あーだ、こーだ」という議論が街中で聞かれ、テレビでも大ディベート大会の目白押しでした。当地で住んでいると日本の新聞等で報道されているより「離脱」の可能性は高いという印象でしたが、直前の「残留派」の国会議員の刺殺事件等もあり、結局は「残留」と思ってましたが...
その後は報道の通り、まさしく蜂の巣をつついたような大騒ぎです。少なくとも私の財産は随分減りました(涙)。
と前置きが長くなりましたが、Brexit決定の翌日、ずっと待っていた機器を導入しました。Studer A810(バタフライ・ヘッド)です。
[:image1:]
The Tape Project の2トラ38テープを再生します。eBayと直販でとりあえず5本入手しました。まだポン置きで適当に繋いだだけですが、柔らかくも浸透力のある音にうっとりです。
Waltz for DebbyなどはKlimax DS/2 の192KHz/24bitで聴ける解像感とはまた異なる空気感が魅力です。スコット・ラファロのベースがポール・モチアンのドラムより自然に前に定位します。安定感とアタックの俊敏さはハイレゾが勝るように聴こえますが、空間描写の自然さでは断然テープですね。
とりあえず嬉しくて日記にしてしまいました。
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