6月10日の「ポストコロナの世界」と題した日記で、ヨーロッパではコロナは過去のものとなり、私のオーディオも変化中ですと記しました。その続編です。
まず、専用室からピアノ室に移し、壁際に設置したB&W800D3。
結局、売却しました。
当地ではショップが買い取ってくれることはほとんど無いので処分は容易ではありません。今回は、UK Audio Martというコミュニティサイトを初めて利用しました。 https://www.ukaudiomart.com/details/649863601-bampw800d3-piano-black/
一般のオーディオファイルは登録も利用も無料なのは魅力ですが、ヤフオクのようなユーザー保護の仕組みが全く無いので利用には注意が必要です。大型スピーカーで輸送の手配も面倒なので「Pickup Only」として掲載し、買い手の顔が見えるやり方で売却することにしました。
掲載後二日ほどして、「少し価格を下げる余地があるか」という内容のコンタクトがありました。「価格交渉はしない」と回答すると、提示より500ポンド下げた価格で買いたいという返事。許容範囲内だったこともあり、それで売却応諾しました。
ところが、買い手の詳細を聞くと中国・深圳の業者で「Pickup」は不可能。資金のやり取りも面倒そうなので、断りの返事をすると、「梱包だけしてくれれば運送業者は全て手配する」「資金は梱包の様子を撮ったビデオを送ってくれればPayPalで前払いする」と極めて積極的。英国内で処分するより価格が魅力的なこともあり、正式に売却成立。
その後は保管していた元箱に収納し、指示された通りPayPalでInvoiceを発行。
その後入金を確認してあとは運送業者に渡すだけと思っていたら、PayPalも大したもので、入金が保有品の売却代金であれば、それが正規に購入されたことを示す証憑のコピーを提出しないと入金された資金をリリースしないとのこと。盗品の横流しを防止する措置のようです。購入時の資金の振込明細を提出すると半日ほどで審査が完了。資金をPayPalから自身の銀行口座に移すことが出来ました。
4年3か月ともに暮らしたB&W800D3は、売却合意からわずか4日後に中国に向けて旅立ちました。さらに8日後に深圳の買い手のもとに無事到着し、売却は無事完了しました。
現在のピアノ室です。専用室であまり使用しない機器を残していますが、もとのピアノ室に戻りました。
こちらは次回に書きます。
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