これまでフォノイコライザとして、45年以上前(学生時代)に製作した金田式DCプリを愛用して来ましたが、今回、新たにプリント基板(前回は蛇の目基板)で製作し直してみました。
正面は、
裏面は、
生基板は、
今回も(シングルエンドの初期型)金田式DCプリアンプをベースとし、それに、FET/TR耐圧超過の対策等の変更を加えた回路としました。
尚、ローブーストも入れましたが、一般環境では使う機会が殆ど無い為、その必要性は乏しいので、省いても実用上支障はないと思います。
通常のスピーカシステムはバスレフ型故、振幅を増やしたとしても 空振りする丈で、(超)低音再生は不可能であり、縦令、密閉型であったとしても、口径に比して小型のものや、Qが高いものが殆ど故、Fo共振が強調される丈で、反って聞くに堪えない音になる…。
参考までに回路図です。
補足として、
電源トランスは、リケージが少ないトロイダルやカットコアをお勧めします。(尚、EIを使う場合、別筐体とすれば、S/Nの問題は回避できます)
当初、EIを同じ筐体内に収める計画で、その配置を検討したのですが、以下の如く、
取り付け難く、強度も得られない位置/角度としなければ、S/Nを確保できない事が判明。結局、(死蔵していた)以下のカットコアに帰着し、あっけなくS/N達成。
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