春待ち浪漫2020:御礼かたがたのDiscogs篇

日記・雑記
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                     2020年04月14日

今日はとても風が強く、
陽射しの割に、体感的には肌寒く感じた一日でした。。。
あったかいものが欲しくて、夕餉は豚しゃぶ鍋にしてしまいました。
音楽も、ちょっとあったかめのものを聞きたいということで
今、レコードを聞いております。
そんなわけで、今晩は、このコミュで紹介していただいた音楽
とりわけDiscogsで入手したレコード3枚について
ちょっと遅くなってしまいましたが
御礼かたがたのご報告です。

Discogsデビューを後押ししてくださったのは
のびーさんでした。
http://community.phileweb.com/mypage/entry/2648/20200119/64330/

おすすめのレコードのうち、入手したのは
ゲオルグ・ショルティ指揮、シカゴ交響楽団の
マーラー:交響曲第8番でした。

ケネス・ウィルキンソン録音の代表作のひとつ。
1972年Decca英国盤2xLP + Boxを入手できました。
Boxはちょっと送料がかさみましたが、送料込みで23ユーロでした。
初めてなので、盤質はNear Mint、評価は100%のショップをチョイス。

いや~もうこれはハーベスのシステムが相性バッチリでした。
音のバランス・空気感が素晴らしいです!
私のお気に入りは1枚目のA面なのですが
細かい音をきちんと拾ってくれている一方で
ふくよかさ・奥行き・ヴォーカルの艶もちょうどいいんです。
「MF&Harbeth」という我が日記のタイトルの
面目躍如を果たせた感があります。
世のハーベス党の方々で、まだこの盤をお聞きでない方は
ぜひとも聞いていただきたいな~
のびーさんには
ほんとに良いガイダンスを頂きました。
ありがとうございました!

次なる1枚はというと
ベルナルド・ハイティンク指揮、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の
ビゼー:交響曲 ハ長調/子供の遊び(管弦楽小組曲)でした。

1979年Philipsオランダ盤Near Mint、送料込みで12.5ユーロでした。
これはパグ太郎さんのご紹介がまずあって
http://community.phileweb.com/mypage/entry/4831/20190526/62590/

その後Orisukeさんのタワレコ・リマスター盤のご紹介を受けて
http://community.phileweb.com/mypage/entry/4063/20191214/64066/

タワレコ盤を購入していました。
このタワレコ盤にまず感動しまして
ダイナミックなんだけど、とても自然な音がするんですよね。
深いリヴァーブがかかっているような気もするけれど
お風呂場みたいにはならず、ヴィヴィッドなんです。
「謎の録音技師(ロバートファイン)」とは、いったい何者なんでしょう?

でもこうなると、オリジナル盤との聞き比べがしたくなるのは
人情というもので、CDでもよかったのですが
LPで今回は行ってみました。。。
スッキリ、クリアに聞きたい向きにはタワレコ・リマスター盤でしょう。
深い森のようなサウンドに酔いたい向きにはLPでしょうか。
そんな印象でした。

また今回は、たまたまDENON DL-A100を入手することができたので
Orisukeさんに敬意を表する形の再生環境となりました。
手持ちのオーテクAT-F7よりは心持ちふっくらした音色になりますが
でも解像度の高いMCの良さは充分堪能できています。

最後の1枚はパグ太郎さんご紹介の
ゲバントハウス弦楽四重奏団+ペーター・レーゼルの
シューベルトの鱒です。
http://community.phileweb.com/mypage/entry/4831/20200321/64713/

1989年ETERNA GDR盤Near Mint、送料込みで15ユーロでした。
これはデジタル録音盤なので、CDでよかったわけですが
配信で聞いた時に、わりとふっくらした音作りだったので
LPもいけるんではないかと。。。

結果、よかったと思っています。
配信よりはグッと音の深みも感じられるようになりましたし
演奏のグルーブ感も増して聞こえています。
愛聴盤になると思います。
パグ太郎さん、ありがとうございました!

加えてパグ太郎さんには
須賀しのぶ著『革命前夜』という小説もご紹介していただきました。
これもおもしろかったです。
内容についてはネタバレになっちゃうとおもしろくないので
詳しくは述べませんが
登場する若き音楽家たちは、みな個性が際立たっていて
その人物造形のうまさに引き込まれましたし、
それぞれがどんな演奏をしているのか妄想しながら(笑)
読み進めていきました。

ひとつ印象的だったシーンをご紹介すると
ハンガリーの避暑地で、主人公の日本人留学生ピアニストの
ハレの舞台のようなホームコンサートがあるのですが
ヴァイオリン・チェロを交えて演奏しているのが
なんとも気持ちよさそうでありました。
ハイドンやベートーヴェンのトリオや
ラフマニノフのヴォカリーズとともに演奏された曲があるのですが
すごく聞いてみたい衝動に駆られました。。。
あとはクライマックスのベートーヴェンのフィデリオのシーンも
よかったですし。。。
パグ太郎さんには重ねて御礼申し上げます。

すっかり気持ちもあったまってまいりましたこのへんで
今晩はうちどめにいたしたいと思います。

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