PIONEER SA-8800Ⅱ 1976年当時¥59,800円の中堅プリメインアンプです。
このSA-8000番シリーズとの最初の出会いは中3の時、仙台の叔父(当時は独身)がアパートで使っていて夏休みに泊まりに行って留守番中、触らせてもらってました。あれから40年近くが経過し、定期的に立ち寄っているハードオフにジャンクとして8,000円で売っていました。
ヘアライン仕上げの分厚いフロントパネルに無垢のツマミやレバーが取り付けられているため触れて操作したとき感触が良く最悪「オブジェ」として飾っておこうかと捕獲しましたが、問題なく使えるどころかアナログレコードやCDを聴いても「好」音質でトーンコントロールもターンオーバー周波数が3箇所もあって好みの音質に調整でき、80年代の59,800円スピーカーと組み合わせると中々聴かせる「音」です。
最終的には、SA-8800Ⅱをプリアンプに使い、同社80年代パワーアンプ M-90aにElectro-Voice Sentry 500SBVというスピーカーを組み合わせると、ドンシャリ調のお下品な音質ながらも極めて説得力のある生々しい音で聴くことができます。
さすがに40年ものアンプですので、いつ調子が悪くなっても不思議でないため予備機も捕獲し、その予備機のほうが綺麗なブツでしたので現用機にし古いのは部品取り用に残していますが、TX-8800Ⅱも入手し、その仕上げの良さにうっとりしています。
コメント ※編集/削除は管理者のみ