マイミクのきみぞうさんの一連の日記で、ラダー型ケーブル自作のことを読み、その存在が気になっていたラダー型オーデイオケーブルを制作販売するマルチョウエンジニアリング。
そして、RCAケーブルをプリ~パワー間に導入したのが、ほぼ一年前の2009年11月末。
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その頃は丁度、小生の自宅マンションリフォームを終えて、Rayさん、naskorさんのセッティングクリニックを受けたのと同時期であり、翌年にはDACのオペアンプをバーブラウンのOPA627BPから、新日本無線のMUAES01に交換したりして、このラダー型ケーブルが小生のシステムに合うのかそうでないのか、なかなか評価できないままであった。
その後、手持ちのケーブルとの比較をした結果、小生のシステムに於いては高域の付帯音が自然で楽器やヴォーカルの実在感が増す、サウンドステージの形成に奥行きや高さなど立体感が鮮明になる等の効果が見られたので、好印象を持っていた。
また、ラダー型構造の特徴からか、ケーブル自体が柔構造で取り回しがすこぶる楽で、剛性の高いケーブルのようにコネクター等にも無理な力がかからないところも気に入った。
そこで、今回マルチョウエンンジニアリングにP型8段ラダー構造の2.5メートルスピーカーケーブルを2ペアオーダーし、バイワイヤ接続とした。
届いたケーブルと今まで使用していたWE製ケーブルと比較すると、太さはあるものの柔らかいため引き回しに苦労する事はなかった。
端子は標準のDD型単線のままであるが、好みの端子を送れば取り付けしてくれるそうだ。
さて、先ほどからラダー型ケーブルにて音楽を流しているが、今までのWEケーブルで出ていた分解能はそのままかそれ以上で、音に奥行きが増したように感じる。
また、ヴォーカルをはじめ管楽器、ピアノの音からもやが消え艶が出たように感じ、勿論、これから幾月か鳴らし込まないと馴染真ない可能性があるけれど、これは小生が望んでいる潤いと艶が乗った音楽が聞えるかもしれないという期待感がある。
先ずはこれからが楽しみであり、早速このケーブルに合うバナナ端子を調達しなければと思うのであった。
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