道中膝栗毛レポ【第26話:丹波邸 前編】

日記・雑記
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ひで邸でのゲゲゲ祭りの興奮冷めやらぬままに丹波邸に向かった。丹波邸は、住宅地のひで邸からは車で30分くらいだったろうか。さぬきオデオ倶楽部と言われるだけあり、この辺りには仲の良いマニアの方がかたまっておられるようだった。

丹波邸までは峠を登るように進んだ。このお宅は、元祖100dBクラブ会長ということで車の中では爆音の話で盛り上がっていた。昔の逸話では、丹波邸でオフ会を実施した後に耳をやられて3日ほど聞こえなくなった方もおられると聞いた。このような伝説の人物宅に訪問させていただけるのは光栄だと思った。だが、同時に恐怖もあった。何せ昼間は地元の方まで耳栓を買っておられたからだ。

到着したのは9時を回っていたかと思う。入口に面した部屋に明かりがついていた。あそこがリスニングルームだと、どなたかが教えてくれた。若干の緊張を伴いながら玄関の前までたどり着いた。そして初対面だ。元祖100dB倶楽部会長と聞いていたので、怖そうな方を想像していたのだが普通の紳士だった。どうもネットでやり取りさせてもらっていると妄想が頭の中を駆け巡っていけない。そうして、さっそくリスニングルームに招かれた。

国産オーディオ好きと伺っていたのだが、確かにYAMAHAの「FX-1」を中心に、サトリアンプの出川式電源仕様や自作トランスポートなど、全て国産の機器で構成されていた。

そして特徴的なのは、部屋の天井が高いことでしょうか。12畳程度の広さのリスニングルームなのだが、天井高が最大5.5mあると言う。

そして、友人から譲り受けたと言われる音響パネルも配して好みの音に調整されておられるようだった。

ガ~ン、と来たのはスピーカーの上に貼られている大きなお札だ!上の写真でもお分かりになると思うが、大きな字で書かれたお札が貼られていたのには驚いた。

夜の訪問となってしまったので、挨拶や説明は早々に切り上げて試聴に移った。そして、自作式トランスポートのボタンは押された…….

次回に続く

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