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その後のご報告―センターSP買い替え・ソナス位相問題など

日記・雑記
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コミュニティの皆様:

前回の日記から一か月近く経ってしまいましたが、皆様にご助言いただいた表記件は水面下で進んでいまして、今日はその途中経過報告です。

まず、センターSPですが、フロントLRに合わせてSonettoVIIIを使うことに決め、すでにワンペア発注済みです。それに伴い、サラウンドバックを、現状のJBL4306からSonetto Iに代え、さらに、フロントワイドにもうワンペアSonetto Iを追加することに決めました。計6台、来月中旬に届きます。これで1Fには、フロントLCRがSonettoVIII、サラウンドがAmator III、FWとSBがSonetto Iの9台が揃うことになります。

VIIIには、以前の日記に書きましたように「中高域が逆相」という問題があり、当初、ダイナの島さんにも「既存のVIIIを引き取ってもらって総入れ替え」も検討していると相談したところ、彼には、「多くの比較試聴を繰り返して、Amator IIIを選び取った自分の感性を大事にすべき」(レヴューで書いた「比較試聴」は島さんのところでさせていただいたものです)と言われました。「Amator IIIを残すなら音色からみてソナスで揃えるしかない(唯一無二の音で代替が利かない)し、ソナスでマルチ用のシリーズ展開をしているのはSonettoかその上のOlympicaだが、Olympicaでも3Wayは同じ位相問題があるので、すでにワンペア持っているVIIIを売却して総入れ替えするほどのメリットはないのでは」という、とても合理的な助言をいただき、納得して購入に踏み切りました。

この「逆相」問題の解決策としては、上下とも+-を逆に接続すれば中高域が正相となり、AmatorIIIやSonetto Iと同じになってつながりが出る(今までの使い方)ことから、「270Hz以下の逆相には目を瞑ろう」と思っていたのですが、このコミュニティのお仲間のK&Kさんから、バイアンプ接続するプリとパワーの間に入れれば、位相を合わせてくれるフィルター(私は、勝手に「K&Kフィルター」と呼ばせていただいています=笑)をご提案・制作いただき、実は一昨日ご自宅にお邪魔して受け取り、昨日、わざわざ伊豆の拙宅にお越しいただいて、アンプとの相性?を確認するなどの「実験」(リモートでTomyさんにも参加いただきました)後、今日一日、本格運用しました。[:image5:]

仕組みなど、技術的な事は私はさっぱりで(笑)、後ほど、恐らくK&Kさん自らが日記にお書きになるかと思いますが、一応、その時に8805のAudysseyで記録したf特を貼り付けておきます。

Before [:image3:][:image4:]

After[:image2:][:image1:]

今日一日じっくり聴いた主観的な感覚では、中高域はそのままに、低域がすこし締まり、マルチチャンネルで再生した時の低域の「見通し」がよくなりました。「K&Kフィルター」を介在させたまま、Audysseyの補正をかけると、低域の量感も出て、かつきれいに整理されたような分離感と音と音の間の静謐さが感じられるようになりました。この場を借りて、K&Kさんに改めてお礼を申し上げます。

個人的にはとても満足していますが、素人の駄耳なので、実は今度のVIIIの納品には輸入代理店のノアの社長さんもお見えになるらしく、彼にも聴いてもらおうと思っています。

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