(この記事は、グランドスラムさんが先日拙宅に訪問された際の経験をもとに書いていて、グランドスラムさんがお書きになると言われていた「訪問記」と関連している内容なのですが、よほどの大作を準備されているのか=笑、私の方が先に書き終えてしまいました。後程、グランドスラムさんの「日記」で補足があると思います)
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今、急性の「電線病」に罹患しそうな悪寒(笑)がしています。先日、大量の「病原菌」(笑)が、宅急便でグランドスラム邸から送られてきたのですが、[:image1:]この<奇病>への「感染」を極度に恐れていた私は、実は、「開封せずに送り返そうか」と思っていたのです(笑)。しかし、ご本人自らが伊豆の拙宅に乗り込んでこられて、「病原菌」が満載された箱を開封&Plug-in、これでもかと「皮下注射」を受けまして(笑)、ついに「感染」してしまったような気がするのです(汗)。
以前もアコースティック何とかの、ツチノコみたいなナントカというケーブルを貸していただいたことがあり(当時は興味が無かったので記憶すらしていない…)、電源ケーブルで音が変わる、ということ自体は体験済みで、でも罹患しない「免疫」があると思っていたのですが(笑)、今回はヤバいです(汗)。前回より強力な「病原菌」のようでして。しかも、この前パワーアンプを入れ替えたばかりで、音の変化に敏感になっているところに、パワーアンプの交換よりももしかすると(気のせい?)はっきりとした違い(汗)を体験してしまって、「これなら先に言ってよ。パワーアンプ替えずに電源ケーブル替えた方がよかったかも」(笑)。
しかし、しかーしですね、一応、(社会)科学者の端くれとしては、自分の拙い頭で<メカニズム=その値段が合理的かを含む=が全く理解できないモノ>を、「自分の感性だけを信じて」導入するほど、ナイーブではありません(笑)。私は基本的に、「お守り」すら持たない主義の人間で、初詣でも「神様にお願い」をしたことは一度もなく、単に家族の一体性を保つための年中通過儀礼として扱うタイプの人間です(笑)。
だから、「愛情を込めてなでれば、音がよくなりますよお」というのと五十歩百歩(笑)のものに、びた一文出したくないのです。
ここで事前にDisclaimerです。ベテランオーディオ営業マンに以前、聞いたところによると、「電源ケーブルを替えると音が変わる」ことが<わかる人と、分からない人>がいるとかで、それは恐らくシステムの構成や個々人の耳の特性(そこに敏感かどうか)によるものらしいですね(花粉症と同じようなもので、「体質」だとか。だから<分からない>からと言って、<オーディオ耳が悪い>ということではないそうです)。ゆえに、<電源ケーブルの交換で音の変化が分かる体質の方>にお願いしたいのですが、以下の私の拙い問いに、なるべく文系的にわかりやすく、でもなるべく論理的にお答えいただけないでしょうか?(<分からない体質の方>に「そんなの気のせいだ」、とか、「先に耳鼻科に行け」とか言われても=笑、建設的ではないというか、そもそも<変わるか、変わらないか>という、数ある【オーディオ界の神学論争】の一つをここで議論したくはありませんので、そこのところはよろしくお願いします=汗)
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1. そもそも、なぜ「電源ケーブル」を替えただけで、音(高域や低域、また定位感・空間表現など)が変わるの?(以下、できれば数式などを使わずに、文系素人向けにお願いできれば幸いです=汗)
2. なぜ「たこ足」タップから、分岐した「電源ケーブル」を替えても音が変わるのか?(拙宅では、電源工事もしておらず、壁コンからつながるOA用の=汗=4口電源タップを使っているのに、そこからAV機器へのケーブルを入れ替えるだけではっきりと音が変わる)
3. ボリューム位置を同じにして比較試聴しているのに、音圧・音量が上がるような気がする(汗)ケーブルがあるが、ケーブルによって実際に流れる電流の量が変わるの?(電気代が変わる?)
4. なぜパワーアンプより、プリアンプやソース機器(SACDプレーヤーやDACなど)の電源ケーブルを交換した方が音の変化が大きいの?(今回、確かにこれを経験しましたが、素人考えでは、一番電気を使うパワーアンプの電源事情を改善した方が、音質への影響は大だろうと思っていたのですが???)
5. あの値段は、妥当なの?一体何に、どこに、そんなにおカネがかかっているものなの?(コペルニクス的新設計の回路とかなら少々高くてもその知的営為に敬意を表しておカネを払うタイプですが、電線ごとき、ただ素材費だけじゃないかと疑っています。電線ケーブルエンジニア?がどこに「知」を注いでいるのでしょうか???)
6. 上記に関連するが、もっと安いケーブルでも同等の「効果」があるの(例えば低音を締めるとか)?それとも、「効果」は、値段と<ある程度>比例?
7. ぶっちゃけ、30万円のケーブル一本を最上流に入れるのと、10万円のケーブルを3本、上流・中流・下流にそれぞれ入れるのとでは、どちらが効果が高いの?
8. 反対の性格を持つケーブル(例えば、高域を華やかにするVS低域を締める)を、ソース機器とプリアンプに使った場合、「角を矯めて牛を殺す」のか、それとも「いいとこ取り」になるの?
9. 駄耳には、なぜか、AVプリアンプ(トランジスター)の方が、真空管A級プリメインアンプより、電源ケーブルの違いがはっきり感じられたのだが、その論理は?(イメージでは逆なんだが…)
10. いわゆる、マニアの方がおやりになっている、「電源工事」(独立のブレーカーなど)と「電源ケーブルの交換」とでは、どちらがより「効果」的なの(両方やれ、は無しでお願いします=笑)?それともこの両者は「効くところが違う」の?
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以上、子どもの頃からの「なぜなに坊や」癖が抜けずに質問攻めとなっておりますが(汗)、部分的でも結構ですので、ある程度論理的な知見のある方がおられましたら、ご教示いただけますと幸いです。幸い、「現場」の伊豆から東京に逃れてきましたので(笑)、すこしここで冷静になって、皆様のご意見により「背中を押される」のか、「飛び降りる寸前で踏みとどまるのか」を判断したいと思っておりますので(笑)、どうかよろしくお願いします。
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