オーディオシステムの概要
本システムは、Dolby AtmosとAuro-3Dの正規配置を目指して設計された5.4.6構成の立体音響システムです。メインスピーカーにはKEF Reference 1 Metaを採用し、約1.7mの等距離でややニアフィールドに配置。軸上設置によるフォーカスの合ったダイレクトな音質と、KEF特有のスムーズな指向性によるホログラフィックな音場感が特徴です。
サラウンドスピーカーにはKEF LS50 Metaを12台使用し、立体音響フォーマットのポテンシャルを最大限に引き出しています。低音域は、10Hzから再生可能な46cmサブウーファー「JTR Captivator 2400」を4台使用し、豊かで力強い低音を体感できます。
AVアンプにはDenon AVR-A1Hを採用し、Dirac Liveを用いて精密なルーム補正を実現しています。一方で、ルーム補正を行わない設定も用意しており、最大音量時には雷のような再生音が楽しめる十分なヘッドルームも確保しています。
設置環境
このシステムの最大のアピールポイントは、音響設計が行き届いた「部屋」です。
- 部屋の広さ:8畳
- 天井高さ:5m
- 残響時間:約0.5秒
天井の高さと適度な残響時間が、システム全体の性能を最大限に引き出し、周波数特性上の癖を抑えた自然で美しい響きを実現しています。定在波によるピークは40Hz付近に少し見られる程度で、全体的に癖の少ない周波数特性を持っています。このため、ルーム補正なしでも綺麗に聴こえる環境となっています。
さらに、防音を施していないことで低音の抜けが良く、豊かな広がりを感じられる音場が形成されています。
映像について
映像面では、LG製77インチ有機ELテレビを採用。高輝度対応によりHDRコンテンツもダイナミックに再現します。Calman Homeを用いてキャリブレーションを行い、基準画質に調整済み。これにより、正確で鮮やかな映像を提供し、音響との一体感が際立ちます。
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Kawausoさん、こんにちは
写真の説明とみているとJTRの18インチサブウーハーが導入されているように読めましたが、もう導入されたんですか?導入されているのなら、おめでとうございます!誤読なら、導入楽しみにしています!