* 結果的に カナリ長文になってしまった事を 最初にお詫びしておきます m(__)m
予告ばかりしておって なかなか この機会に踏み込めなくて 申し訳御座いませんでした
今回の 本命は プリこと 【Esoteric C-03】です。
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実は(ご存知の方も多くいらっしゃると思いますが) ウチのシステムには 「プリアンプ」が不在でして・・・ もっぱら聴くのはCDである事と そのCDプレーヤーには 高性能なデジタルボリュームが搭載されている事で プリが不要と言う現実があったからです。 一応 CDプレーヤー以外にも ソース源はあるのですが それ等は AVアンプ(現行はDTC-9.8)に任せていると言うのが現状です。 まァ- こっちはサブと言う事で あまり気にしてはいないのですが・・・。
高性能なデジタル・ヴォリュームを搭載している No.390SLです。
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ところが・・・ 「そろそろ SACDプレーヤー だよナァ~~」と考える様になり 貸出機でも・・・と 物色を始めると・・・ 意外に少ない (-。-)y-゜゜゜ ヴォリューム搭載機。 無くは無いんですよ (+o+) ただし メチャ高価だったりするんですよね。 ・・・で、今年の試聴機も「プリアンプ」を選択しました。 イイものが 見つかれば プレーヤーの選択肢は グゥゥゥ----と広がる訳でして。 そこで 試聴用にチョイスしたのが 【Esoteric C-03】だったのです。 価格的な問題もあったのですが、あの「単機能な仕様」が大変気に入っています。 シンプル is ベスト! ですよね。 音も コレに 通じるトコロがある!と思い込み? ・・・
ライバルはスバリ! No.390SLのデジタルボリューム。 最低ラインは「同等以上」 それ以下では無意味ですから・・・。 その時の試聴では CDをとっかえひっかえ! そして 接続を変えては 双方のヴォリュームの差を聴き比べていました。 数日間の試聴でしたが 結論は出してしまいました (^_^)/~ 「買うぞ--!」と。
巷では言われている! 「プリの存在は音に『力』を与える」と・・・ しかし その時は あまり、それを感じられなかった。 ストレート(No.390SL内蔵のヴォリュームと同クラス)である事が 「良」としていたからか・・・ でも いいんです。 ワタシ的には 自分の基準はクリアしたのだから・・・
実は・・・ 購入を決意した直後 「2機種目の試聴は如何ですか?」との オファが舞い込んでしまいました。 滅多にない機会ですから 「ハイ!お願いします」と・・・ で、我が家に到着したのが 【mcin C-2300】 そうです ブルーアイズの マッキントッシュ です。 それも『球』! mcinのプリは初使いでしたし 「球」モノも初体験でした。 詳細は 以前の日記を参照願って・・・。
・・・で、プリが決まると SACDがメチャ聴きたくなってしまいまして、ネットであちゃこちゃ見ているうちに 見つけてしまったのが SA-7S1 でした。 コイツは ある意味「訳有り品」なのですが 保証書もマッ更な ホボ新品。 展示されていた形跡もありません。 お買い得品でした ヽ(^o^)丿
そして 本日 本格視聴を試みて 解ってキタ事。 C-03は私にとっては95点! ヴォリュームの質感は最高! チョッと 粘りっけがあって・・・ コイツはエンドレスヴォリュームではなく 7時頃から5時頃までと言う ヴォリュームの位置が 何時! って語れる懐かしい形。 リモコンで操作すると 微妙にタイムラグがあったり リモコン操作直後は 手動での操作が出来なかったリと チョッと???があるのですが そんなもんは御愛嬌です。
** 素晴らしい点
・ 入力は XLR×2 RCA×3(内1ヶはスルーに変更可) 出力は無し。 プリアウトは XLR×1 RCA×2 それも on/offの切り替え可能。 シンプルである。
・ 入力の切り替え時には フェードイン・フェードアウトを行っている。
・ 冷たい(音ではない!) 丸一日以上電源を投入したままでも 筐体温度は室温程度。 ク~~ルである。
・ そして 重い! プリなのに・・・ 22kg。 気に入っている。
序に(marantzファンの皆様にはスミマセン) SA-7S1も
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こんな ソフト達を 今日はチョイスしてみました。
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どうしても vs No.390SL と、なる訳ですが、比較対象が無いと どうしても表現が出来なくて・・・ (-_-メ)
そして 総じて全体的に言える事は・・・ 新顔【SA-7S1】は ホール感(空間の表現の巧さ) 繊細さ 細めであるが「キレ」が感じられる事。 漂う感じの表現が巧みである。 SACDソフトは ソレ等が 一段と顕著に表れる。 そして 音が全て 「上品」である。 女性Vo. Keiko Leeや HOLLY COLE ・ 藤田恵美では よ~~く解る。 一方 390SLには 「芯」が見えて来る。 MLサウンドの真骨頂であろう この鳴り方は・・・。 ズ太さ、荒々しさ、汗・唾が見える、この感じは marantz いやいや 他のブランドからは聴こえて来ないかも。 ライブ盤の生生しさは 390SLに軍配を上げざるを得ない。
圧巻だったのは フォー・プレイの Chant(アルバム:ベスト・オブ・フォープレイの5曲目) これは 確実に C-03の力量の成果だと思われるが 部屋が久々に 「震えた!」 締まり & 量感 がベストである。 C-03のヴォリューム数値は95。(最大値は99) ヴォリューム位置を時間で表せば・・・ 5時ってトコロ。 これだけの パワーを放り込まれた パワーアンプ A-60は こんな結果に。
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久々の オーバー・ザ 1000w 1157Wを示した。 しかし、N801からは 歪み音は皆無! ストレートで 限界を感じさせない ブ厚い ドラム音が。 フュ--- 気持ち良かった ヽ(^o^)丿 ヽ(^o^)丿 ヽ(^o^)丿
結果・・・ SA-7S1の選択はOK! 価格也の成果は発揮出来ている。 CPの高さは国産製であればな事でしょう。 SACDは楽しめそう (^^♪ そして ML:No.390SLの底力を再認識した次第!! CD再生の座は 暫くは揺るがないと感じました。 流石! CD専用機。
そして、C-03の素晴らしさ。 Chantが ア-- 鳴るとは思わなかった 多少也にも エージングの成果が出ているのだろうか? そうなると・・・ 今後が 益々楽しくなる。 うっしっしっし・・・・ ヽ(^o^)丿 (^_-)-☆
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