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AVラックを作るまで

日記・雑記
日記・雑記
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イントロダクション

ファイルウェブ国には2つの極端な部族がいる。
純音族
 ステレオスピーカーから奏でられる音のみに価値を求める人々で、その目的のためには見た目はどうでもよい。普通の人から見るとグロテスクまでに大きなスピーカー群、大きな鉄でできた重そうなアンプが異彩を放ち、その間をなぜか空中に浮いたコードが徘徊する雑然とした部屋で、眼をつぶって音に集中している。
純映像族
 良い画像と音に浸れることを最上の価値とする人々で、スピーカーとかアンプとか、コード類とか映像に関係ないものは出来れば見たくない傾向が強い。普通のエレガントなリビング風デザインも好まれる。デザイン的にダサいのは許せない。

そしてこれら2族の様々な程度の混血族もいる。

AVラックの必要性
 純映像族にとって、スピーカーやらアンプが見えるのは必要悪である。エレガントに隠す収納が求められる。
 しっかり隠すためには本格的なアンプやプレーヤー構成をとっていると、その辺の家具屋さんにあるリビングボードやAVボードでは収納しきれない問題がある。センタースピーカーも入れたいとなると必然的に中央部にスペースのある3列収納が欲しくなる。これが良いものがなかなかないのだった。
 工房おとひかりでは部屋ができた当初、Amxxで44センチ幅の機材がギリはいる板厚3cmとしっかりしたミツヨシ テレビボードラック・オークアッシュ (W150, ナチュラル) という名前のラックが破格値18,800円で売っていた。とりあえずこれに入れてシアター構築はスタートした。

 これは安い割になかなか良かったが、映像族のルーツを持つdonguriとしては、アンプは丸見えが気になった。そして残念だったのがアンプ幅44 cmの標準的なものは入るが、Accuphase のアンプ等の幅の46.5 cm(Accuphaseだけ今さら何で?)、B&WのセンタースピーカーHTM72S2(48 cm)はダメなのであった。そのうちそれらを導入したいとひそかに思っていたdonguriは、何とか50cm幅のラックが無いものかと探した。某インストーラーさんのオリジナルラックは15万円以上、ウェブ画像で恰好いい!欲しいな!と思った以下の写真のオーダー家具


お見積もりは20万円以上、、、
だったら、道具から揃えて自分の機器に会ったラックにアップグレードしても10万もかからんわ!とAVラック自作を決意したのだった。

AVラック自作の道のり

 という事で、工房おとひかりのマイルームに映っている現在のラックはdonguriの自作である。家具を作るのは初めてであった。
 DIYの道具をそろえるところから始まったので、これから自分に合ったアンプを目立たなくして横格子タイプのラックが欲しい方々に向け自作への挑戦に役立つかもしれないと思い、設計図、道具、材料調達など含め制作時の体験をこれからつづってみたいと思う。

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