秋のhigh speed遠征 第三日
CENYA邸
DIYオーディオの一強、CENYAさんのお宅にお邪魔させていただきました。
完成したばかりのDODAIはどうだい?() を地でいく格好です。
[:image1:]
まずは見た目チェック。仕上げが素晴らしいことはCENYAさんの日記で既に紹介されていますが、実際に触ってみるとバッフル面の仕上げはプロ並みです。具体的には化粧板の段差が分かりません。爪で軽くツツツーと撫でても端から端まで引っかかることなくスムーズです。
次にシステムを非常にざっくり紹介。
NAS
↓
ネットワークプレイヤー Pioneer N70A
↓
チャンデバやらネットワークやらminiDSP
↓
AVアンプ2機、SONY 5800ES
↓
CENYA+DODAI+サブウーファー2機+スーパーツィーター2機
CENYAさんのオススメ音源
[:image2:]
[:image3:]
まずCENYAさんの音源を聞きます。
一曲目、ど初っ端から頭の後に定位して驚きます。
外の音かと思って一度再生を止めてしまいました。実はこれがCENYAさんの回転音源だったのです。聞き進めていくと途中確かにギターの音が頭の後ろに回りこんできます。ただし非常に繊細なので頭の真後ろあたりはかなり弱く、知らされずにぼーっと聞いていたらただ右に左にフラフラしているだけの音源と思ってしまうでしょう。いきなりアグレッシブな選曲から来ました。
三曲目の小泉今日子も後方定位から始まります。かける前に「この曲はボーカルがあちこち移動します。」と言われていたのでどんな移動かと思ったらこれもある種の回転音源。まさか頭の後方で右へ左へとやられるとは思いませんでした。残念ながらソースの音質はそんなに良くなく、いわゆるJ-POPっぽい音でした。
ここまでは私の回る音源フェチに合わせた選曲だったようです。
次に挑戦的なドラムインプレッションとJAZZが来ます。小気味良く鳴っていてかなりな音量を出しても破綻しません。ルームチューニングが行き届いているということでしょうか。
この後はCENYAさんの得意とされる女性ボーカルのトラックが続きます。
得意とおっしゃる通り、センター定位の明確なボーカル寄せのチューニングです。口元やリップを感じるのは(スピーカーの方の)CENYAの良さが出ているのでしょうか。私の好む奥行き方向に分離のある音がします。
DODAIの感想ですが、CENYAとサブウーファーの間をうまくつないでいます。Acid Rainでは低音がやや持て余し気味でしたが、これはDODAIではなくサブウーファーだった様子。「試しに切ってみましょう」とCENYAさん。
サブウーファーをOFFすると、 なんということでしょう。
DODAIだけでもほとんど遜色なく聞けます。CENYA+DODAI恐るべし。
曲によってサブウーファーない方が良かったりある方が良かったり色々試しました。私の持ち込み音源がDODAIの再生限界を超えていたこともあり、最終的に今日はありで聞かせて頂くことで落ち着きました。
後半、私の持ち込み音源です。
うちゅうひこうしのうた、水の踊り、アシタカせっ記、Ucraine、Flower Crown、ターミナル、エクストリーム低音音源1、エクストリーム低音音源2、ビリージーン、ホテルカリフォルニアを駆け足でかけさせて頂きました。
エクストリーム低音音源はK&Kさんもおっしゃられていますが「それが鳴った/聞こえたからといて大した意味はない」そういう領域の低音が入った音源です。
そういうことでそこを除外して書かせていただくと女性ボーカルなどの美音系だけでなく、幅広いジャンルを楽しく聞ける良いシステムに仕上がっていました。ロックのライブ音源では観客の歓声と演奏者の程よい距離感が特に良かったです。
CENYAさん聞かせて頂きありがとうございました。
〆はなぜかPerfumeでした。
コメント ※編集/削除は管理者のみ