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KOTOBUKIショールーム訪問

日記・雑記
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vanillaさんの 2019年01月27日付けの日記 に刺激され、音快速というオーディオパネルの開発元である(株)KOTOBUKIのショールームへ行ってきました。

音快速についてはPhileWebニュースの記事もありましたのでこちらにリンクを載せておきます。
https://www.phileweb.com/news/audio/201711/29/19284.html

[:image1:]
(写真は音快速ホームページより)

オーディオパネルの有無の違いをデモしていただいたのですが、正直パネルの有無よりも部屋音の支配力が圧倒的でした。

ペア10万程度のアクティブスピーカーでも十分な低音と音質。フィルジョーンズ氏の作とか。氏のスピーカーはプラチナム、アコースティックエナジー、ボストンアコースティック、AADあたりまでは追いかけていましたが転職癖はまったく抜けていないようです。

部屋の奥に設置された4350では(やや盛った表現で) とんでもない音 が聞けます。ジャズ好きかつ大音量派の方で名古屋まで片道2時間くらいの距離感なら一度聞きに行く価値ありと思わせる、そんなサウンドでした。

音快速のオーディオパネルは「吸う」だけではなく「吸った音を出す」ことを考慮して設計されており、特に低音については「加速させて飛ばす」ような効果があるように感じられました。

部屋の一部に溜まりやすい中低音をかき混ぜることを意識して使えば効果的かもしれません。売り方次第では低価格帯でのデファクトスタンダードになりつつあるヤマハパネルに対抗できるかなと思いました。

悩ましいのはデモ部屋の部屋音が良過ぎたことです。スピーカーに音快速のフルセットをおごる費用と、部屋音を改善するリフォーム工事を行う費用では当然前者の方が安いのですが、後者を行わなければ結局音質の飽和点は根本的には向上しないのではないかと思うのです。

私の機器やセッティングが飽和点に達しているとはとてもとても言えませんが、部屋を直さずパネルを選ぶと「寄り道」に感じてしまうのは気のせいでしょうか。

P.S. 本題に全く関係ないですが、今夜のベストオブクラシックは素晴らしいですね。ブランデンブルク5番と春の祭典 ピアノ連弾を聞きました。2017年9月22日ハクジュホール収録とのことなのでここの方ならどなたか生で聴いているかもしれません。

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