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オーディオマニアたるものなまの音も聞かねば、とか、なまの音も知らないでオーディオを語るな、とか、昔の厳しい人は言ったとか言わないとか。何はともあれ犬フェスに行って参りました。
フライングドックという旧ビクターから独立したアニソンレーベルが主催する音楽フェスです。
出演アーティストは全部書くと長くなるのでお手数ですが公式サイトをご覧ください。
http://www.flyingdog.love/live190202.html
音楽フェス、会場は 武蔵野の森 総合スポーツプラザ と聞いて ズブの素人の私はスタジアムのようなセミオープンエアーの会場を想定。重装備で出かけてしまいました。普通に屋根有りの体育館のような会場で人も多かったため防寒不要でした。下調べは大事です。
準備といえば、オペラグラスを持って行きたかったのですが家にあるはずなのに見つけられず諦めました。会場でアーティストさんは何とか肉眼で認識できたものの、やはり指の第1関節くらいの大きさでした。
開始前にPAなどをチェックしようと思いましたがすでに薄っすらスモークが焚かれておりスピーカースタックの構成が目視出来ませんでした。残念。設置は至ってシンプル。前方メインステージの左右に天井まで届きそうな足場が一組ずつ。計二組。出音の方向からその中にマルチウェイが仕込まれているに違いありません。
ミキサー卓はすぐ側にあったのでこちらはガン見出来ました。機材で特に気になるところはありませんでしたがスタッフが卓に突っ伏していました。仮眠でしょうか?
さて、アニソンフェスです。会場はメインステージ一つのみ。出演する順番や曲目は明かされていません。次に誰が歌うかはゲームアプリのガチャのような演出とともに前のスクリーンで発表され、その度に会場が湧きます。そして2、3曲歌ってはさっさと交代。それを繰り返すスタイルでした。
9割5分以上の観客が色の変わる短いビールサーベル(私にはそう見えた)を装備した「訓練された兵士」でした。複数持つのが基本?ステージ向かって左側の3階席ではクルクル回している人がいてとても目立っていました。同じく左側の2階席中央付近は「そこだけ誰もペンライトを持っていないエリア」があり不思議でした。スタッフさんの席でしょうか。
武器の装備もなく訓練されていない私は完全にアウェイ。そういえばオペラグラスなんて手にしている人はいません。客席全体の色が一斉に変わる瞬間を珍しそうに観察しているのも私くらいです。ライブなめてました。スミマセン。
気をとりなおして音の話をしましょう。何せなま歌ですよ、なま歌!
なまう、なま、な。。。
(´・ω・`).;:…(´・ω…:.;::..(´・;::: .:.;: サラサラ..
書いていいのか悩ましいのですが、定位は完全にPAスピーカー最上段付近にベタ張り付き。そして大きな音像のボーカルを形成していました。がっかりしたということは知らない間に高望みをしていた自分がいるようです。
定位はさておき、当日会場で聞いた特盛の緩い低音、サチュレーションしまくりの中高域、箱鳴り乗りまくりの音を、家のDAWで再現できないか試してみたくなりました。なお多少劣化しても歌は素晴らしいものでした。
会場の熱気、プライスレス。
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