今日は、オーディオ専用電源とクリーン電源の音質評価比較を実施します。そして、リクエストしてくれた、うちの奥様は魔女さんにレポートせねばなりません。
比較評価に入る前に、セッティングと評価条件を決める必要があります。この日記では事前準備としてMac_celさんからアドバイスをいただいた『パワーアンプのクリーン電源のあるなしの効果』を確認したうえで、評価仕様を決めたいと思います。先に決めておかないと、後の評価ケースが増えてしまい大変になってしまうからです。
『テーマ：パワーアンプは、クリーン電源につなぐか、つながないかを決める！』
比較評価の風景
クリーン電源の配置は、センターパネル前としました。
配線の取り回しとセッティングの容易性から決めました。
パワーアンプをクリーン電源に繋がない場合は、暫定的に壁コンからタップを介して接続しています。
アンプ系の電源ケーブルは、アース線内臓が付属ケーブルしかないので、これを使用しています。
試聴ディスク
Ａ：ボーカル（スタジオ録音）－KARI BREMNES 「OVER EN BY」FXCD293 No12 Hvis du kommer tebake igjen
Ｂ：フォークロック（ライブ録音）－KARI BREMNES 「LIVE」FXCD321 No8 Sovngjengersken
Ｃ：オーケストラ（ライブ録音）－交響曲第5番 ティルソン・トーマス Avie821936-0012-2 第１楽章冒頭
比較結果
結論：パワーアンプはクリーン電源に繋ぐこととする。
理由
１、パワーアンプをクリーン電源から供給するか否かの比較において、鮮度・ＳＮ・解れでクリーン電源からの供給が良い。
２、一方、クリーン電源を使用すると、低音の立ち上がりのピークが丸まってしまうような感覚があり、力感が減少する。
３、加えて、フォークロックのライブのような押し出しが強いソースにても、音像が前に出てこないため躍動感が減少してしまう。
４、ただし、総合では全ての電源をクリーン電源からとる方が良かったので、こちらを選択する。
比較結果のまとめ
・電源の効果なので主に力感、ＳＮ、鮮度、解れ、躍動感、空間表現の要素を試聴ディスクから聴感で評価しました。基準をクリーン電源に全て繋ぐとし、全て７点に置きました。聞いてすぐわかる変化を1点とし、良く聴くとわかる変化を0.5点において相対評価をしています。
見難い表ですみません。良い所と悪い所があるため最終的にトータルでどちらとするか決めました。好みによる主観が多分に入っています。（もっと大きい表に貼れないのかな？）
苦労話
・電源ケーブルを繋ぎ変えていたら、再生音にノイズがのってくるようになってしまい対策に手間取りました。
・原因は、電源ケーブルとラインケーブルの接触によるものでした。
注意点
１）クリーン電源を使いした新しい電源は、通常使っていなかった壁コン継由としたが、本体のバーンイン（白熱灯をつないだ）では大きく不足する。実際に音出しを始めて、最低でも１時間は鳴らしてからでないと、どんどん変化していくので評価にならなかったことを記載しておきます。（今回は、２時間鳴らした後に評価しました。）
２）配線を繋ぎ換えた時に、電源ケーブルとラインケーブルの密着はノイズ発生の原因となるので注意が必要です。（ツイーターに耳を近づけて、いつもと同様ならＯＫ！）
あ～もう疲れてきたな～、でも今日中に終わらせて返却しなければいけないので、休憩してからガンバロー！
コメント集
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パワーアンプの接続方法を決めた後、昼食を取り休憩して、本番に挑もうとしていたところです。
家電用電源と、クリーン電源と、100V専用電源、200V専用電源をまとめて聞いてみようとするとタップや配線がエライことになるのに気付きました！今悩んでいる所です。
皆で聞いてみるなんぞはとんでもないこと、であったことがわかりました。キャー！何とか指令は完遂したいと思っています。
だから、りすにしないでチョンマゲ！
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ご苦労様でした。
あの重たい機器をセッティングするだけでも大変だったことと思います。
リクエストしましたことをチェックしていただきありがとうございました。
そうですか、やはり力感は減少するのですね。鮮度・ＳＮは上がると言うことでやはり想像通りと言うことでしょうか。
電源ケーブルとラインケーブルの接触はやはり良くないようですね。うちでもよーーくチェックします。
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今日は１日中、電源比較試聴でクタクタです。
何が大変かって、準備や配線ですよね～。
聞いて評価するだけなら簡単ですが、これは体力勝負です。
何をやるにも、体を使うしかないのでしょうか！
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