今週届いたPAA3で早速、我が家の周波数特性と残響時間を測ってみました。PAA3は、USB端子付きなので簡単にパソコンと繋ぐことが可能です。
本体でも、後ろのパソコンでも操作が可能です。
椅子の背もたれの上のPAA3。
31バンドの周波数特性と音圧も同時に出せます。
パソコン上の画面。
パソコンではグラフだけでなく、31バンドの数値も表示が可能です。
早速測って見た、周波数特性と残響時間
まず、残響時間は平均で0.33秒でした。解説書によると20回測って平均することを推奨していたので、そのとおり実施しました。
次に周波数特性です。
まずは、スピーカー軸上1mでの特性から。反射や定在波の影響を出来るだけ受けないように、クローゼットや扉を開放して測定。
部屋の中なので、反射や定在波の影響も受けているはずですが、かなりフラットな特性です。(当然ですよね。)
次に、リスニングポイントです。
低音が高く、右肩下がりの周波数特性でした。40~50Hzのピークは、部屋の1次の定在波の影響で最大音圧を示します。100Hz付近のディップも定在波の節の影響でしょう。ですが、この低域の伝送特性はルームチューニング前に一度だけ測ったことがあるのですが、暴れがかなり抑えられてなだらかなカーブになったとの印象があります。中域はほぼフラットで、3KHz付近にディップが出来ています。近接音の特性を見ると、もともとのスピーカーの影響も多少あるのかも知れません。この点は、うるさく感じる部分が下がっているのは、私には好みの傾向なのだろうと思います。そして10KHz以降はだら下がりです。
この結果をどう見たらいいのかと思い、ステサンの168号のイコライザー特集を見てみました。どうしても自分に都合の良い所に目が行ってしまいます。
ふむふむ、「いい音のする特性:1KHzを境に、それより下の特性を持ち上げ、それより上の帯域を下げ全体に右肩下がりの特性」お~いいじゃない。
柳沢さんの目標カーブ。なんかウチのカーブとよう似とる。
自画自賛しちゃってすみません。測った特性と記事の中の良いと言われていることが一致したので・・・。
もし、このような特性の読める方は、コメントなど頂けるとありがたいです。
まずは、現状把握ってことで。さて、これからどのように活用していくことが出来るのか!楽しみです。
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