今回は少し興奮気味です。大きな効果があったからです。
3日前に【自由研究第2回:振動吸収子を聞いた】の日記では電源周りの効果を試したのですが、こんなものでも確実に効果があることが確認出来ました。そして効果は概ね「再生音のにじみが取れる」効果であることも分かりました。
加えて、振動吸収子自体の製作はあまりおもり部の材料やばね部の両面テープも神経質になることはなく、見た目におかしくないようにすれば良い気がします。その観点から言うと電源や機材廻りには、大きすぎず使いやすい「おはじき」でも有効に使えると判断しました。だから追加で作ってみました。
両面テープも適当につけておけば良いようです。
効果はにじみを取る効果と言うことがわかったので、わかり易いボーカル+ピアノのCDで試聴を進めて行きます。
特に拙宅では、ピアノが苦手意識があったので、ピアノを改善したかったのです。
実験その1:分電盤のフタと枠
・これは、前回の日記でヤマテツとさもえどさんからサジェスチョンがあったので試してみたものです。
①まずは、フタの内側に貼り付け。平面が大きいので3か所貼ってみました。
①の結果
ウ~ン。変わると言えば変わるような、変わらないと言えば変わらないような。付けたり外したりしてみましたが、変化はわかりませんでした。
②それじゃ追加で枠の部分に貼り付け。
上側と横の2か所です。
②の結果
これも良く分からないな~。
◇取りあえず、悪影響もないようなのでつけたまま先に進みます。
考察
・このような平面部は、固有振動数も低く振幅も大きいため、振動吸収子よりは全面に貼り付けるような補強か制振材の方が効果があると思われる。
実験その2:機材の配線部であるウラ板
・配線の接続部であり、防振のセオリーから言って効果が出そうな部分なので機材の最初にやってみました。
CDPの平面が大きい部分とケーブルの接続部付近に2ヵ所貼り付け。
アンプのケーブル接続部付近にも1か所づつ貼り付け。[:image4:]プリとパワー2台のすべてに1ヵ所づつ貼り付け。
結果
キター!音が出た瞬間にわかる音色の違い。
ピアノの音ににじみが感じられません。弦の響き、筐体の響き、ペダルの音などが分離して濁りのない音です。これには興奮しました。久々のヒットです。そして、ボーカルに耳を傾けてもバランスが良いです。これまで、ピアノは濁った感じでボーカルのみクリアだったものが音の純度のバランスが取れて違和感がなくなった感じです。
そしてこのように有頂天になる時こそ落とし穴があるものなので、その他のDISKでも確認してみました。まずは、クラシックピアノのDISKから。
アルゲリッチの2台のピアノのDISKです。このDISKも優秀録音と聞いて買ったDISKだったのですがどうもうまく再生できずにしまい込んでいたものですが、これが良く鳴るではないですか。
その後、ヴァイオリンが寂しくならないかなども確認。
Ray邸で好評を博したDISKですね。これも問題なし。と言うか更にキレが良くなった感じです。他にもオケやロックも聴いてみましたが悪影響はなさそうです。
これは、良いです。やらないと損かもしれません。(拙宅の場合ですが・・・)
考察
・これまで、ケーブルの接続部は共振により不要振動が発生して、接続部からライン信号をにじませるような影響が起きていたと推察する。ここにダイナミックダンパーの効果で、接続部の振動のピークが取れてにじみも取れたのではないかと推定するものです。
電源の時は、派手さがなくなるなどの好みの影響も見受けられたが、ライン信号では、にじみだけが取れるような印象がある。
今後の課題
・機材の残り課題:CDPのトレイやスイッチ部の効果確認
・部屋の防振に効くかどうかの確認
を実施する予定。
何時もなら、このような時に定点観測師を招いて聞いてもらうのですが、遠くへ行ってしまったので効果確認してもらえないのがちょっと残念です(笑)
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