猛暑のなか、高尾のアジト、ニッキーさん邸に潜入しました。
ご一緒させて頂いたのは、監査人のベルウッドさんです。
高尾に着くと、風があり、気持ち都心より、気温が下がった感じがします。早速、八王子ラーメンに案内頂き、昼食をとりました。
この暑さ、ビールが欲しいところですが、ぐっと我慢です。
アジトに到着し、システムを拝見させて頂くと、メインアンプは、1台に、アクセサリーも無くなっていました。このあたり、師匠からの「接点は、減らすように!」との教えを実践しているとのことです。
さて、いよいよ、ベルウッドさんの監査が始まりました。監査道具は、定番の、
この2枚を聞いた限りでは、私の駄耳では、明確に粗は分かりません。ただ、低音が・・・っていうレベルです。
ここで、秘密兵器を取り出した監査人
ピンク(ホワイト?)ノイズでのチェックです。
ステレオでのチェックは、やったことは、あるのですが、左右別々で鳴らす手法、これは、明確に分かりました。
左は、前に、右は、後ろの音像が現れまた、音色も違います。
や~あ、これは、シビア過ぎます。
さて、この結果からどうするか?
まず、この段階で、スピーカーは、動かさず、ルームチューニングの左右を合わせることが重要とのこと。確かに見た目がづれていると音の左右バランスがづれていると錯覚してしまいます。
YAMAHAボードの上下非対称(これは、わかりませんでした)と、左右のVento位置の修正です。この間、私は、傍観していましたが、ベルウッドさんは、作業の傍ら、掃除もしていました。恐れ入りました。
「まずは、雑巾がけから」とのこと。掃除は、重要です。
この段階で、試聴ですが、かなり良くなっています。
びっくりです。
その後、スピーカーの位置をぴったり合わせ、左を一蹴り内振りにして、セッティング完了となりました。
本当、勉強になりました。
セッティングが完了したところで、次のお題は、ケーブル。
今回、ニッキーさんは、モガミのケーブルを試したくて、ベルウッドさんに持参をお願いしたようです。
早速、プリーメイン間をモガミ2497に変えてみました。かなり変わりました。情報量が違いますね。
さらに、CDP-プリ間もモガミに変更です。ここは6mもあるので、直感的に不利かと思いきや、さらに情報量が上がりました。
ハイエンドケーブルとは、一体何なんでしょうかね。
いよいよ待望のアナログです。師匠に真似をした(失礼)カートリッジ、興味深深です。何時もの愛聴盤を聞かせて頂きました。
アナログは、もう完成の域でしょう。
ベルウッドさんからも、「本当に針替えただけ?」と言われるほど、感心しておられました。アナログ系のケーブルもモガミに変更予定とのこと。更に高本質になるかと思います。
最後は、デシタル。
iPurifier2を試したいとのことで、こちもベルウッドさんに持参頂き、試してみました。
入れた方が良い場合と、入れない方が良い場合があり、理解不能な結果となりました。やはりデシタルの世界、謎が多いですね。
この後、駅前の居酒屋に場所を移しオーディオ談義に花が咲き、楽しい反省会となりました。
ニッキーさん、ベルウッドさん、ありがとうございました。
とても勉強になった1日でした。
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