最近購入したSACDで思わぬ掘り出し曲(?)がありましたので書き留めておくことにします。
購入したのはこのCD。
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この中のシャルル・ケクラン(Charles Koechlin)作曲のLES-BANDER-LOG。
フランス語なのでどう発音していいのかわかりません。(笑)
英語の註がついていてキプリングの’ジャングルブック’の後の交響詩ということなのですが…。
シャルル・ケクランはフランス人でラヴェルとほぼ同世代のようです。
僕は今回初めて知りました。
シャルル・ケクランについてはこのサイトをご参照ください。
プーランクはこのケクランの弟子だったとのことです。それも今回初めて知りました。
このCDは魔法使いの弟子のSACDマルチ版が欲しくて買いました。
指揮者はMarc Albrecht、オーケストラはストラスブール・フィルハーモニックで両方とも僕にとっては全く初めて聞く名前だったのですが、ペンタトーンのDiscなのでそんなにはずれはないかなと思って…
ストラスブールはEUの本部(?)があることで知られていますが、僕が行ったことのある2つしかないフランスの町のひとつ。ドイツとの国境にある街でずいぶん前にドイツをカミさんとクルマで旅した時に知り合いのドイツ人に薦められて寄ったところなので親しみがあります。
そんなに大きくないいなか町(?)のオーケストラなのでどうかなと思いましたが、僕にとっては魔法使いの弟子も十分満足のいくものでした。
それで、そのケクランのLES-BANDER-LOGですが、いかにもフランス印象派の曲という感じで僕の好みなのです。
万人向けではないのですが、ラヴェルやプロコフィエフあたりが好きな方であれば聴いてみる価値はあると思います。
録音もペンタトーンらしい気持ちの良いサウンドでグランカッサの強打もいいのですが、曲の初めから9分くらいから始まるドラなどと交互に鳴らされるグランカッサのピアニシモにしびれたりします。
20Hz位まで再生できるシステムをお持ちの低音フェチの方には特にお薦めです。
ただ、繰り返しになりますが、ラヴェルやプロコフィエフあたりの作曲家に拒否反応を感じる方には向かないのでご注意を。
また、僕の好みはかなり偏っていますので、購入してがっかりされても責任は負いかねますので、なにとぞ自己責任で…。
メインの別blogはこちらですが、ほとんど同じ内容をコピーしています。
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