2月11日(水)、Old邸へマルチアンプ化されたNS-1000Mを聴きに行ってきました。
目玉はマルチアンプ化されたNS-1000Mとウッドウィル版HS-500の比較。
HS-500ももちろん従来通りマルチアンプ化されています。
Oldさんのblogはこちら。
両者とも、左右別に配置されたヤマハのサブ・ウーファとELACの無指向性リボン・トゥイータで超低音と超高音を補完しています。
NS-1000Mのクロスオーバー周波数はウーファ、スコーカ―間が500Hz、スコーカ―とトゥイータ間は4KHz。オリジナルのネットワークは下の周波数は同じですが上は6KHz。
トゥイータをより低い周波数まで使うことで、オリジナル特有の華やかさが抑えられて落ち着きがでたということです。
まず最初に聴かせていただいたのが白鳥英美子さんがアカペラで歌うアメイジング・グレース。CDです。
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驚くべきことにNS-1000MとHS-500がほとんど同じバランスで鳴っています。
今回はNS-1000MはHS-500よりも外側に配置されているのためか、ヴォーカルの奥行き感はNS-1000Mの方が若干深いかなという感じ。でも、そのくらいしか差が見つかりません。ブラインドで聴かされたら間違うかもしれないくらい似ています。
女性ヴォーカルは3ウェイ以上の構成のスピーカーでは馬脚を出しやすいのですが、Oldさんの1000Mはウルトラ・スムースな繋がりで3ウェイのハンディを感じさせません。
この辺がOldさんならではの調整の妙です。
以下の写真はNS-1000Mの左と右。
前回と異なり、HS-500の外側に配置されています。
見開き角が大きすぎて1枚の写真に納まりきれませんでした。
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様々なソフトで1000MとHS-500の比較を行いました。
ピアノはCDでツィマーマンのドビュッシー前奏曲集から沈める寺、SACDでユンディ・リーのリスト、ラ・カンパネラ、アルゲリッチのデュオ・ピアノ、プロコフィエフ、シンデレラなどの優秀録音、名演奏。
オーケストラはCDで大植英次指揮、ミネソタ管弦楽団のコープランド、Fanfare for the common man。
チェロとピアノは古い録音ですがSACDで復刻されたロストロポーヴィチ、ブリテン演奏のシューベルト、アルペジオーネ・ソナタ。
ヴォーカルはLPでリンダ・ロンシュタットの星に願いを、ローズマリー・クルーニーのJust the way you areなどなど。
そして僕の録音した百人一首のCDから淡路島。これはナマを聴いているのでどちらがナマに近いかの判断のため。
これだけ聴くとだいたい両者の差が明らかになります。
結果は…次回に続きます。
メインの別blogはこちらですが、ほとんど同じ内容をコピーしています。
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