5月30日(日)、ushiさん邸でのオフ会に参加いたしました。
訪問者は私と板橋区の住人さん。
おしゃれなカントリー風内装のまだ真新しいお宅。
リビングの奥の防音扉の向こうが専用の音楽室。
一応、窓はあるそうなのですが、黒い内装の裏に隠れているので、全く窓のないお部屋のように見えます。強い傾斜の天井は杉板張り。
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床は無垢のカリン材。両サイドの壁は石膏ボード2枚重ねの上に白い木質系の壁紙が貼られています。
響きはかなり多く、ちょっと独特。話声もかなり響くのですが、響き自体は耳障りではなく、爽やか系。
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スピーカーはティールの大型3Way、CS6。背が高いのですごい存在感。
システムは複雑で、特にデジタル処理系は私には難しい。
何とか理解できたのは、PCはLinuxで動いていて、PCMデータはハードウエアでリアルタイムにDSD変換され、最終的にはDSD DACでアナログに変換されるということ。DSDの音楽データの場合はそのままDSD DACに送られるようです。
プリアンプ、パワーアンプはAIT LAB製。パワーアンプは小型ながらAクラス動作のもの。
最初はヴォーカルものから。矢野顕子と上原ひろみのコラボレーションや今井美樹など。高域の分解能がよく、女性ヴォーカルは繊細な感じ。
低域は弾むような低音で、超低域の伸びもいい感じ。
スピーカーは壁からかなり離したところに内ぶりなしのの平行に設置。
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これは横浜のvafanさんのところのスピーカー配置を思い出させる方法。
やはりここでもスピーカーのすぐそばまで寄らないとスピーカーから音が出ていることがわからないほど。スピーカーの存在感が消えて自然な音場感、奥行き感。
ところが途中でアクシデント。ダイナミックレンジの大きいソースをかけ終わった直後にパワーアンプから焦げ臭いにおいが…
ここでちょっと休憩。でも、やはりパワーアンプは復活せず、ushiさんはパワーアンプを前に使っていたAcoustic Reality (?) 社のD級モノラルパワー2台に交換。
この後はこのパワーアンプでの試聴になります。
板橋区の住人さんがお持ちになったソフト、シューベルトのアルペジオーネ・ソナタはロストロポーヴィチとブリテンの名演奏、名録音ですが、この弦とピアノの両立はオーディオ装置にとっては結構難問。
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奇しくも私もツィメルマンとチョン・キョンファのR.シュトラウスのヴァイオリン・ソナタを持ってきたのですがこれも同様。
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これらの弦を聴くとAIT LABだったらもう少ししっとりとした音を聴かせたのではないかと思いました。でも、ピアノはスタインウェイの華やかでちょっと冷たい響きがいい感じ。
原田英代さんのクライス・レリアーナでもそのピアノの響きは気持ちの良いものでした。
アナログも聴かせていただきました。板橋区の住人さんがイギリスからの国際郵便の封も開けずに持ちこんだお宝盤、オペラ座の怪人のサラ・ブライトマンの若々しい声にはうっとり。写真も若い、清楚な感じでさすがに初めからヒロインに彼女を当て込んで書かれたというだけのことはあります。
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その他、ushiさんがあまり良くないといわれるジャズも悪くなかったし…スピーカーについて少し悩まれているようですが、このCS6の代替えを探すのはかなり難しいような気がしました。
この後は2次会ということで、駅の近くの洋風居酒屋(?)で飲み会。
楽しい時間を過ごすことができました。
ushiさん、板橋区の住人さん、ありがとうございました。
ushiさん、AIT LABのパワーアンプが途中でダウンしてしまったのは心配ですが、あまり大きなダメージでなく、早く復活することを祈っています。
板橋区の住人さん、私ひとりではとても書ききれませんので補足お願いいたします。
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