3月19日、バズケロ邸訪問の機会を得ましたので記録に残しておこうと思います。
この日はHarubaruさんとクルマで厚木から長躯、遠州のバズケロ邸へ。日帰りオフ会としては記録的な遠距離で、しかも行きはかなりの雨にもあったのですが、幸い渋滞もなかったせいで2時間ちょっとで無事到着。
愛知からのお二人、ジャズストリートさん、のり・り~んさんも少し前に到着されたとのことで、早速2階のハーベス部屋で試聴開始。
私とのり・り~んさんがバズケロ邸初体験です。
ハーベス部屋は2階の明るく、天井の高い広々とした空間のお部屋で残響時間が長く豊かな響き。がっちりとした無垢のスギ系の板材のフローリング。壁は部分的にやはりスギ系の板材と石膏ボードにクロスの組み合わせ。天井もスギ系板材。
壁や天井の板材は床ほどの厚みはないとのことでしたが、木の自然な気持ち良い響きが感じられます。
バズケロさんによるとこの木材に節があることがポイントで節がなくてはダメなのだとか…。
ハーベス部屋正面
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片流れの高い天井
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この部屋の主役、ハーベス 7ES-3
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この豊かな響きの部屋でジャズが聴けるようになるまでの調整、特に各機器の足回りの追い込みは大変だったようですが、私には難しすぎて説明不能。このあたりはHarubaruさんに補足していただきたいと思います。
最後にサブ・ウーファの足回りをウェルフロートリングとバーチ合板の組み合わせで整えることでこの日のレベルに至ったということです。
この部屋のキーワードは”居心地のよさ”ということに尽きるのではないでしょうか?ほどほどの音量で楽しむ女性ヴォーカルなどはまさに最適。
女性ヴォーカルはじめ、クラシック、ジャズ、演歌まで、アナログを含むさまざまな音源で聴かせていただきましたが、包まれるような気持ちの良い響きを楽しむことができました。午後から晴れて、暖かい陽光が注ぐ中で音楽を聴きながらのティータイムはまさに至福のひと時でした。
昼食の後はいよいよ1階のJBL部屋。
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スピーカに向かって左側の壁。天井の傾斜と高さはこんな感じ。
バイアンプ駆動のための4台のモノラル・ブルーアイは壮観。
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バズケロさんが最初にウォーミングアップのためにということでかけたJIMSAKU100%の迫力にはびっくり。この時私はセンターで聴かせてもらっていたので…(笑)
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ここでもジャズやクラシック、ヴォーカル、アナログのモノラル盤など様々な音源を聴かせていただきました。
この部屋ではハーベス部屋とは反対にここでクラシックが聴けるようになるまでの追い込みが大変だったとのこと。
でも、やはり印象的だったのはジャズで、大音量再生の安定感はさすがにスタジオ・モニターの迫力。のり・り~んさんが持ち込んだ爆音(?)ソフトも難なくこなしていました。
(タイトル名失念。のり・り~んさん、補足お願いします。)
久しぶりにJBLがJBLらしく気持ちよく唄っているのを聴いた気がします。
大編成のオーケストラでのバスドラムの音からサブ・ウーファのある2階ほど低域が伸びていないことに気付いて質問させていただいたのですが…。さすがにバズケロさんもわかっていて、この部屋ではキレを重視しているとのこと。この部屋のキレに合うサブ・ウーファも見つからないようです。それでも32Hzまで出ているとのことなのでジャズでは全く問題ないし、むしろここまで出ているシステムは少ないのですが…。
石井式+αの部屋の響きも非常に興味深いものがありました。
バズケロ邸では天井が高いこともあり、拙宅の石井式との差はありますが部屋の中での会話の聞き取りやすさと木の響きの柔らかさに共通点を感じました。
初めてお会いしたジャズストリートさん、のり・り~んさんとのお話も楽しく、時間の経つのが早い1日でした。
バズケロさん、丸1日お付き合いくださいましてありがとうございました。
ジャズストリートさん、のり・り~んさん、またどこかでお会いしましょう。
Harubaruさん、方向音痴の私を的確に導くナビありがとうございました。
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