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genmi邸訪問記 - 新たな方向への舵取り

日記・雑記
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久しぶりにgenmi邸を訪問させていただきました。
昨年の夏以来です。今回もHarubaruさんとご一緒させていただきました。

かなりの変化があったとお聴きしていたのですが、まさにそのとおりでした。

前回との大きな違いはOctaveの真空管の変更、スピーカー・ケーブルをラダー型に変更、そしてルームチューニングの変更とのこと。

[:image1:]

前半はヴォーカル、ポップス系のソフトだったのですが、空間の分解能と鮮度の向上にちょっとビックリ。
ヴァーカルや楽器が空間にくっきり浮かび上がるのには感心しました。
これにはかなりの衝撃を受けました。

[:image10:]

[:image4:]

この「I love a piano」でも拙宅では表題にも関わらず伴奏のピアノの音がもう一つさえない感じなのですが、genmiさんのところではなかなかいい感じ。

[:image9:]

後半のクラシックでも相変らず、ピアノもヴァイオリンもいいのですが、今回はややピアノ有利のバランスに動いているかも…
ピアノ・フェチのgenmiさんの好みの方向のようです。

[:image6:]

この傾向はオーケストラを聴いてもそのようでカラヤンが振ったウィ-ン・フィルのニューイヤーコンサートの弦の音はかぶりつきで聴く様な感じ。(楽友協会ホールの最前列で聴いたことはないのでイメージですが…(^^;))

ただ、私が持ち込んだ下のSACDのトラック9「Les Bander-log」では中盤のピアニシモで打たれるバスドラムがややふくれて沈み込みがもうひとつかもしれません。
その辺は前回はあまり感じなかったのですが…

[:image7:]

[:image5:]

この武田鉄矢の贈る言葉は懐かしく聴いたのですが、録音は新しいようです。
録音の状態がわからないのでそのせいかもしれませんがヴォーカルの低音がかなり豊かに響きます。
「Les Bander-log」やニューイヤーコンサートの弦の聴こえ方から合わせて推測すると前回私にはニュートラルに聴こえたバランスから100Hz前後と5KHz前後の音域のレベルがやや高くなったかもというのが私の印象です。

genmiさんはご自身の好みの方向(高音フェチ寄り?)に毅然として舵をとったようです。
あの空間の解像度は拙宅ではとても不可能と思えるレベルなのですが、ウチでも何かできることがあるのか…悩ましいです。

低音の沈み込みに関してはgenmiさんはいよいよ新たな展開に踏み出されるようなので楽しみにしています。

最後にちょっとこんな写真も…

リスニング・ルームの友? [:image2:]
新兵器のアクセサリー?  [:image3:]

たっぷり聴かせていただいた後は駅の近くのビストロで3人で新年会。
このメンバーでの飲み会はもう何回目でしょうか?
楽しくてやめられません。
ビストロのマスターのワインの選び方がうまくてついつい飲み過ぎてしまった私はヘロヘロでやっと家にたどり着きました。

genmiさん、Harubaruさん、ありがとうございました。
次回もまたよろしくお願いいたします。

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