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シアトル響の「新世界より」でティンパニーのハードワークを知る

日記・雑記
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昨年購入したクラシックの音楽ソフトのベストは以下のLudovic Morlot指揮シアトル交響楽団のラヴェル、ストラヴィンスキーの録音でした。

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いずれも5.1ch 96KHz/24bit のハイレゾ録音。
PCMらしいクリヤーな音。

マルチch録音は今までほとんどSACDマルチに頼ってきました。
私は滅びてしまったDVDオーディオの音の方が好きだったのですが、いかんせんソフトの数が少なく、元の録音や演奏が魅力的なものはあまりなかったし、あってもプレミアム付きの高額で取引されるような状態で手が出なかったり…

そんな中で上記のシアトル響の録音は私にとってはまさに福音。
演奏もライブのテンションが感じられる生き生きとしたもので聴いていて心地よい。

それで、ドヴォルザークの「新世界より」も好きな曲なので前から買いたいとは思っていたのです。でも、この曲はラヴェルやストラヴィンスキーとは違ってオーディオ的快感を味わうモノではなく濃いメロディーを楽しむものというイメージがあったので私の限られた資金で購入するのはちょっと躊躇していました。
だってバスドラムはないし、シンバルだってなんとわずかに1ヶ所のみ弱音でこすったように鳴らす地味な使い方なのですから。
音域やダイナミックレンジの大きな曲ではないので一連のシアトル響録音の恩恵はそれほど得られないのではないかと思ったわけです。

でも、結局がまんできずについ最近買ってしまいました。(笑)

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それが、すごくいいんです。
演奏も若々しくはつらつとして勢いがあるし、木管やホルンも安定感があるし、そしてやはり音がいい。
「新世界より」は今までイヴァン・フィッシャーとブダペスト祝祭のSACDで聴くことが多かったのですが、比較的録音の良いそのディスクでもオケの音はなんとなく混濁しやや抜けきらなさを感じていたのです。でも、シアトル響の音源ではクリヤーで楽器の音が良く聴きとれる。

特にいいのがティンパニーとトライアングル。(笑)
いままで聴いた録音ではオケの中に埋もれていたティンパニーの弱音のトリルまでよくわかるのです。
それでビックリしたのはこの曲のティンパニーってこんなハードワークだったんだということ。
ナマで聴いていればわかっていたのでしょうけれど恥ずかしながら生で聴いた経験がないので気がつきませんでした。
ティンパニー奏者の超絶技巧にただただ感心させられました。
この音源、買ってよかったと思っています。
マルチchのファイル再生が可能な方(ほとんどいらっしゃらないかもしれませんが…笑)には前述のラヴェル、ストラヴィンスキーも含めてお勧めです。
ステレオの音源を聴いていないのでCDやステレオ・ハイレゾの音についてはよくわかりませんが元の録音はよいはずなので楽しめるのではないかと推測いたします。

ところで余談ですが、この曲、ティンパニーのハードワークと対照的なのがシンバル奏者。ホントに1ヶ所第4楽章のわりに初めの方のところで軽くこするようにたたくだけ。
この曲のシンバル奏者についてはいろいろなエピソードがあるようで(たぶんアマチュアのオーケストラの話でしょうが…)、そのたった1ヶ所を寝過ごして(?)ミスってしまったとか、その1ヶ所のあまりの緊張のためかシンバルを落として会場に響き渡る音を供してしまったなどなど…
シンバル奏者にとっては罪作りな曲のようです。

なお、このアルバムには「新世界より」と一緒にヴァレーゼ作曲の「アメリカス」という曲が入っています。これば20世紀の作品でかなり派手な曲ですので録音の恩恵を十分に受けてHiFiの音響を楽しめます。
これらの現代曲(と言っていいのかどうかよくわかりませんが)については別途少し書いてみたいと思っています。

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