かなり遅い訪問記となり、申し訳ありません。その後の拙宅の機器の変更を含め報告したいと思います。
3月末にAuro-3D友の会の会員有志と伊豆のAuro3D会長邸とWOWWOWエクゼクティブクリエイターの入交英雄氏のご自宅を訪問させていただきました。
こちらのコミュの多くの方がすでに記してますが、Auro3D邸ではここ数年で大改修した効果もあり、名実ともにAuro-3Dの聖地にふさわしい音を堪能させていただきました。
当日はかなりの緊張感と高揚感を携えて会長(これ以降はAuro3Dさんではなく尊敬をこめて)の別邸での強化合宿(そう言えばかつて読売巨人は長嶋監督時代シーズンオフに伊豆で猛特訓していたことを思い出しました。)に臨みました。私にとっては会長というよりはチームAuro-3Dのコーチ兼監督みたいな存在です。(笑)
会長邸はソナスで統一された第一層と第二層、そしてチャンネルベースに従ったスピーカーの配置とLPに向けた角度の正確性。さらに直近では壁の反射の対称性、電源の強化、サブウーファーの増強などやれることは全て行っております。
私は会長邸の以前の音は当然聴いたことがありませんでしたが、同行したお二人の感想によると以前よりリアリティのある音像やホール全体の残響音、効果音が実在感のある適した状態に変化したとのことでした。
現在のB&Wに変えるまでソナス(Amati homage)を愛用してきた私にとって、この部屋全体を包み込むような優しく温かい音はAuro-3Dの効果もあり、とても懐かしく気持の良い音でした。(またソナス欲しくなりました。)
翌日訪問させていただいた入交邸はエクリプスTD508Mk3というフルレンジSPだけで構成しています(一部他のSPも併用している)。これらのSPは同一音色、位相が揃っているという最大の特徴を活かしたうえにAuro‐3D再生のために正確に配置したお部屋で(詳細は会長のブログに記してあります。)ここでご本人がミキシングしたこれぞAuro-3Dという音源を沢山聴かせていただきました。入交様、ありがとうございました。
その後、新しい機器の導入について。
いままでは第一層はB&Wの800D3とJBLのSVA-2100の混合でした。
前3本は揃ってましたが、どこか雑味が気になる音でした。全てのSPはSWを除いてAVアンプのパワーアンプ部を使用していました。
後ろの800D3は使用していませんでした。サラウンドバックです。サラウンドに803D3を導入しました。
余してた800D3はサラウンドバック1本に設定して使用しました。6.2.5.1になります。
SWに同じくB&WのDB1とDB1Dを導入。パワーアンプを追加してフロントのL,C,RはAVアンプ内蔵から外付けのパワーアンプにしました。第一層がすべてB&Wになりツイッターの高さもほぼ揃い、当然音色も同じになりまさに音が「整いました」状態になりました
今回はついでにDolby Atmos用にBoseを6個下向きにとりつけました。(Atmos用はBoseで充分か⁈)
Auro-3DとはAVアンプのSP端子の取り付けを用途に応じ別にします。
設定はMultEQアプリを利用しました。
第一層と第二層は違う種類のSPですがそれぞれが同種のSPであることはAuro-3Dでは非常に重要なことと思いました。
次の課題は第3層のBOSEをどうするかとAVアンプをDirac LiveやベースマネージメントのあるAVアンプに変えるかということでしょうか。
会長‼(笑)
伊豆ではお手製の珈琲と軽食とても美味しかったです。
宿泊のお世話もしてもらいとても感謝しております。
「整ったB&WのAuro-3D」を聴きにまた仙台に遊びにいらして下さい。
コメント ※編集/削除は管理者のみ
M1おんちゃん様、とりいそぎイイネ!しました。本格的なコメントは「怪鳥」もとい「会長」様がコメントされてからにいたします。(笑)
M1おんちゃんさん
とうとうお書きくださいましたね!首を長くして待っておりましたよ!それにしても、「会長」の連呼はちょっと…そんなの求めていないってば(汗)。私は昭和の人なので「長幼の序」は意識してしまいますから、ほどほどに(笑)。
さて、「春合宿」は成果があったようで、企画した側としてもうれしく思います(私は中日ファンだったので、確か「浜松合宿」のイメージが!)。
拙宅の音は、恐らく普通の方が聴くとかなり好き嫌いが分かれると思ってます(汗)。でもAuro-3Dの世界がお好きな方であれば、部屋に足を踏み入れた瞬間、「見た目から」その世界に入れるところがCheatですよね(笑)。この点、我ながら自覚しておりますです、ハイ(爆)。
入交邸は、拙宅と異なり、そうは軽々にお邪魔できませんから、プロのこだわりを垣間見ることができる、貴重な体験でしたね。彼がおつくりになったソフトを彼のシステムで再生して、「ここにこの音が来るんです!」といわれるのは最高のReferenceですよね。今回はM1さんのお導きでいまや我々Auro-3D友の会のReferenceの一つとなった、New Year’s ConcertのBDも持ち込ませていただいて、その「合唱」パートの定位位置をプロのシステムで確認できた成果は私的には大きかったです。それから私は何度お邪魔しても、あの小さな「目玉おやじ」だけであれほどの低音が再生できるのが不思議でなりません(笑)。今度またお会いする機会があれば、よろしくお伝えしておきますね。
その後、折り返しで「仙台合宿」となったわけですが、その続報も凄いですね。さらっと書いておられますけど、M1さんは元々2ch派で、Amati homageから800D3にされ、パワーもプリもアナログプレーヤーやカートリッジもハイエンドのものをお使いで(さらに別荘にもすごい2chシステムが。確かPhilewebでベルウッドさんが訪問記を書かれていましたね)、普通の方はここまで来たら「あがり」と思うものですが、それもつかの間(笑)、800D3をもうワンセット、エソのハイエンドアンプをもう一台、で、今回は803D3をもうワンセット入手されて、それをサラウンドSPにしたと。ぶっちゃけ、この803D3をメインにして2chを組んでいる方もおられるほどのSPですよね…(拙宅でAmator IIIをサラウンドバックに使っているのとはレベルが違う…)。
まあ、X1さんもそうなんですが、2chだけでも<極北>(お二人とも寒冷地だし!)、というレベルにまで何十年もかけて磨き上げてこられた方が、ここ数年でAuro-3Dに「改宗」?されたのは、なぜなのか?それほどの魅力がAuro-3Dにはあるのか? 是非一度その熱い思いを伺ってみたいところです。うーん、軽男さんももうじきAuroシステムを完成させそうだし、こりゃまた近々、「仙台出張」かな?
最後に、まるでDonguri邸(先輩・後輩の仲で、影響受けました?=笑)かグランドスラム邸(On goingとか)のように、ATMOS用とAuro用のSPを別々にお付けになったんですね!(なんか、仲間内の変な流行だなあ。私は乗りませんよ、決して=笑。映画はStory派。映像や音響はどうでもいいの!) 例の切り替えを含め、SP群の切り替えシステムがどうなっているのかも気になりますが、それはまたお邪魔した時にチェックさせてください!!!
>たかけんさん
お待たせしました!では、遠慮のない(汗)コメントをお願いします!!!(ワタシ、たかけんさんのダジャレのセンス、買ってます!)
Auro3Dさん
今回書き忘れてしまったこと。
サラウンドとサラウンドバックSPがJBLから803D3に置き換えた時、数人で両方を比較試聴したのですが、803D3から音が出たとたん、「来たー。なんだこれ」の叫びがY氏とE氏から出たのでした。
800D3にRCLを揃えた時よりも、第一層がすべてB&WのD3になった時の出てきた音のインパクトのほうが実は大きかったみたいです。
2Lのソフト爆買いして20枚超えました。
怖ろしや。
これもAuro3Dさんのせい。(笑)
M1おんちゃんさん
>800D3にRCLを揃えた時よりも、第一層がすべてB&WのD3になった時の出てきた音のインパクトのほうが実は大きかったみたいです。
なるほど、わかるような気がします。この前の拙ブログの「訪問記」では遠慮がちに(汗)、「サラウンドの音量が大きすぎる」と書きましたが、あれは本音で書けば「サラウンドの音がうるさい」と書きたかったわけで(笑)。で、これもブログに書いた、Sonetto VIIIのスコーカーの歪の件で分かったのは、「うるさいなあ」と人間の耳に感じるときは、単純に音量が大きいだけでなく、その音が「濁っている」(歪んでいる、とまではいわないにせよ)からなんだな、と。よく評論家やオフ会の感想などで、「どれだけでも音量が上げられる音」という表現がありますが、あれは完全に誉め言葉なんだということがよくわかったのです。
その意味で言えば、サラウンドを交換して、今や、「どれだけでも音量が上げられる」=うるさく感じない、状態ではないでしょうか?(くれぐれも、奥様や、ご近所に配慮したうえで楽しんでくださいよ!)
是非、そのお友達の「Y氏とE氏」も、Auroの世界に引きずり込んで仲間を増やしましょう!(笑)
>2Lのソフト爆買いして20枚超えました。怖ろしや。これもAuro3Dさんのせい。(笑)
うーん、今年あたり、2Lからお中元くらい来るかな?(爆)
>「サラウンドの音量が大きすぎる」と書きましたが、あれは本音で書けば「サラウンドの音がうるさい」と書きたかったわけで(笑)。
正にその通りです。雑で歪んだ音(あくまでもAuro-3Dマルチの音としてですが)が出ていたのですね。
JBLの仮想同軸とB&Wでは余りにも違いすぎますから。
過渡期はしょうがないですね。
たかけんさん
東北各地パトロールしてますね。
また遊びに来てください。
パナの例のレコーダーNやさんから購入しました。
Mⅰおんちゃんさん
あっと言う間に、そこまで行きましたか? 相すると、次はプリアンプの入替えてすね、
第二層も当然、805クラスをすえるのでしょうから、800.803.を活かすためには、
何を選択されるか楽しみにしております。
心配なのは、2チャネルのクォリティーが犠牲になっていないかなと、
X1おやじさん
コメントありがとうございます。
エソのプレーヤーはだいぶ馴染んできて最高の音を出してるころではないでしょうか。
仙台の販売店で試聴した時はエソのクロックをつなぐと更によくなりました。
(アナログプレーヤーにクロック、私にはよくわかりません。(汗))
第2層のB&W化はだいぶ先になりそうです。(地震も怖いので。)
AVプリは軽男GT4さんのところが導入したそうで今度試聴に行こうと思ってます。
2チャンネルは設置上はだいぶ犠牲になってますね。(笑)
でも、私のところにも新しい仲間(何故か2チャンネル用のプリです)が加わりました。
そして映像系も見る時間が減りました。
Auro-3Dのせいですね。(Auro3Dさんのせいではないです)。
M1おんちゃんさん
遅レスで失礼いたします。
最新の状況が良くわかりました。
800が3本並んでいるのを見るだけで迫力圧倒されますが、
それだけにとどまらない怒涛のアップグレードですね。
なるべく早く聴かせていただければと思っております。
よろしくお願いします。
dongruiさん
怒涛というより気がくるったように(笑)という感じです。(汗)
本来はdonguriさんの日記でお聞きすべきだと思いますが、Auro‐3DとAtomosのSPの選択はご自身で製作された変換器で行っていることは存じ上げておりました。その時のAVアンプの設定変更はどのようになさっているのでしょうか。
現在のところ、私はAUDYSSEYのMultEQアプリを利用してそれぞれのSP配置に応じてAV110のソフトを書き替えることで対応させています。
こちらに訪問の際は第一層と第二層間(第三層もですが)のSPの違い(ブランド、構造、バスレフ、能率、等)でどの位変わるのか検証していただきたいです。
(SPを置き換えて比較はできませんが。)
こちらでのお仕事お忙しいとは思いますが、楽しみにお待ちしております。
M1さん、Donguriさん
>怒涛というより気がくるったように(笑)という感じ
これはとてもよくわかります(笑)。私も昨年の晩夏に、入交氏の訪問を受けた後は、年内は「意地で、狂ったように」、買い揃えたり、梯子に上ったりしましたから(笑)。Donguriさんは今まさに、その状態に入りつつあるのでは?(笑)
お二人の最新セッティングは近々、再訪させて私も聴かせていただくつもりですが、そのお二人が相互訪問をされて、お互いの音をどう思われたのか、にはとても注目しております。お部屋の大きさもだいたい同じぐらいなので、その中で2Wayと3Wayの違いや第二層の違いがどう出音に影響するのか、は、他の方の参考にとてもなると思うからです。
是非、Donguriさんは、仙台出張の折に、M1さんは、休暇を取って八ヶ岳高原へ!