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PCオーディオの最適化:インシュレーターとデッドニング

日記・雑記
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最短経路の最少接点 Simple is Best の専用室では、左右スピーカー間距離230cmの真ん中の少し後方にレンダラーPC・DAC・パワーアンプが位置することになります。リスニングポジションからフロントバッフルまで450cm、アンプ出力70W x2、スピーカー感度91dB (1W/1m) 、DACボリューム -12dB ではこの位置の音圧は約92dBとなります。
音響上の理由によりフローリングの床に直置きで、重く大きい順にパワーアンプ、DAC、レンダラーPCと階段ピラミッド状に積み重ねています。

専用スパイク経由でもスピーカーの振動は激しく音圧も最大になりますから、以下のCDではアルゲリッチの強烈なピアノが割れてしまいます。
[:image1:]
そこでインシュレーターとデッドニングを行います。私はバーチブロックと鉛テープを使っています。
[:image2:][:image3:]
不要な共振や共鳴は歪となって音を汚します。しかしデッドニングが過ぎると響きや艶が消え、味気ないつまらない音になってしまいます。そのバランスをこの木製インシュレーターと鉛テープで調整します。

しかしレンダラーPCはアンプやDACと違って音圧の影響を考慮したシャーシ構造になっていない、特にLIVA Z2は軽過ぎるのが問題です。そこで重量のあるアルミ製大型ヒートシンクを重しとして使っています。ちょうどLIVA Z2の天板サイズで、ピラミッドのキャップストーンのように重要な役目があります。[:image4:]
これを鉛テープでデッドニングすると、テープの貼り方で出音を好みの響きにすることができます。共鳴の音程や強さを調整でき、これはアナログレコード・プレイヤーのセッティングに似ています。
電源ノイズフィルターFX-AUDIO- Petit Susie並びに、RCAケーブルは両チャンネル2本を束ねて、鉛テープでデッドニングしてバーチブロックインシュレーターで支えています。

アルゲリッチのピアノが見事な響きを取り戻しました。
これで以下のCDの火星の重低音も、金管が湧き上がる木星も怒涛の土星もフルボリュームで楽しめます。リマスターがオリジナルを超えた稀な音源です。[:image5:]

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