APlayer miniとDirettaの組み合わせで、JBL風のジャズ向き設定を紹介します。APlayer miniは前回と同じ最低レイテンシーの設定ですが、DirettaとDACの設定は違います。私の環境はマイルームをご覧ください。
ビル・エヴァンス・トリオが1961年にヴィレッジ・ヴァンガードに出演した時のライヴ演奏、収録テープそのまま編集無しで鮮度は極上です。突然の停電のため、CD1の2曲目が途中で途切れていますのでご注意ください。
Direttaは速くします。Sync, ASIO16, Depth16, Latency100
リファレンス・ドライバを予めジャズ&ロック向きに設定、asio_x64_config.exe でクラシック向き設定のOLIOSPCと切り替えています。設定変更後にAPlayer miniを必ず再起動してください。
録りっぱなしの編集無しですからギャップレス再生したいところですが、鮮度が落ちますので0.1秒くらいの曲間の音切れは我慢します。あるいはギャップのない1ファイルWAVを作ります。作成方法は次回説明します。
以下のようにギャップレス再生に設定すると余計なバッファが増えてレイテンシ―が上がります。
バックグラウンドに ap2decoder.exe というプロセスが追加されてしまいます。
DACフィルタはSuper Slow Roll-Off(Natural Tone)にしています。たいへん緩やかなフィルターでエコーがなく、NOSと同じ音色です。
音源のある外付けHDからの再生中の読み取り速度を見てみます。asio_x64_config.exeのPreload buffer=初期設定256KB
131KBと263KB/秒の振幅の波となっています。書き込みデータは 0KBです。
イーサネット経由UPnP MediaRenderer Outputからのスループットを参考に載せます。受信は 0 と2.2Mbpsの振幅、送信データは32Kbpsです。前回アナログテイストの設定時の数値ですからCPU使用率は1%になっています。
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