遅くなりましたが、ホンダのポータブル電源をオーディオ機器のクリーン電源として使った際の
1.E500 for music、E500に加え、Power pod e:追加の効果
2.Power pod e:の並列運転の可能性
3.使いこなし
について、報告します。
1.私はホンダのE500 for Musicをプレーヤーに、E500をE500 for Music同様に改造したものをプリアンプに使い、パワーアンプは200Vからダウントランスにより直近で100Vに落とした状態で使用し、電源環境に満足していました。(どちらも定格出力300W、Max.500Wです。下記はラック裏に設置した写真。)
その後、昨年オーディオアクセサリー銘機賞の特別賞受賞したホンダのMax.2000W、定格1500Wのバッテリー電源Power pod e:をパワーアンプに使い始め、すべてバッテリー電源としました。
その結果、さらに奥行、高さ方向への空間が開け、生々しい演奏を再現することができました。
200Vからダウントランスで100Vに落とした音も力強い面もあって、ジャンルによっては好ましいと思える時もありました。しかしながら、Power pod e:に比べ平面的で硬い感じがあり、年10数回行くクラシックのコンサートに近いのはPower pod e:にした時の音でした。
また、すべての機器がバッテリ電源なので、昨夏の頻繁な落雷や停電時も安心してオーディオを聴ける副次効果も得られました。
2.Power pod e:並列運転の可能性ですが、以前友人が持っていた他社製のポータブル電源数種類と比較してかなり質感や力感が上回っていたからか、並列運転のメリットは我が家のシステムでは感じられず、1台で十分でした。インバータ等必要十分なものに対し、2ランク程上位のものを使っているなど(展示会で開発関係の方に聞きました)余裕のある部品構成にしていることが効いているのではないかと推測しています。
ただ、へっぽこハム太郎 さんのように、パワーアンプの電源を一度落とすと音質低下する場合には、バッテリー交換する時だけ並列運転すると電源を落とすことなく、継続して電源供給可能です。(下図:並列運転時のものと、バッテリー交換時のもう一方で連続電源供給できている状態)
この場合、Power pod e:で並列運転しなくても、安価なE500の並列運転でも我が家のマークレビンソンNo.334Lではバッテリー交換可能でした。Power pod e:はバッテリー交換が瞬時にできるため、バッテリー使い切って停止することもなく連続運転できるのが良いところです。
3.使いこなし
・良質なオーディオ用テーブルタップで延長して使う
Power pod e:はホスピタルグレードのコンセントで面圧が高く接触抵抗は低いのですが、オーディオグレードのものと比べると質感が劣るので、良質のテーブルタップを介することで音の質感が上がりました。
・しっかりしたボードの上に置く
オーディオボードのようなものを敷くことで、カーペット直置き等に比べ、解像度と力感が上がりました。
・バッテリーはエージングが必要
Power pod e:のバッテリーパックの予備となる新品を手に入れ、1年近く使っていたものと音質比較したのですが、新品のバッテリーパックは音が粗く、空間表現もいまいちでした。
ホンダに問い合わせたところ、新品から何回か充放電を繰り返すことで本来の性能が出るとのことですので、納品されたらエージングを済ませてから評価をされることをお勧めします。
・50Hz、60Hzに切り替え
切り替えすることで、より好みの音に調整できます。
また、関東で60Hz用の欧州レコードプレーヤーを使うことができる、また逆もできます。
以上、使用してみてのレビューでした。
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もろこしさま:
ご無沙汰しております。その節はお世話になりました。パワーアンプも蓄電器からとは、スゴイですね!
当方、今、ネットワークオーディオ環境の整備に入っていて、この世界は機器のグレードを上げるだけでは不十分で電源品質も重要と聞きました。ただ、この世界は小物(SSDのNASとかハブとか光アイソレーターのような)が多くて外部電源アダプターを使うものがほとんどで、大電力は全く不要なため、手持ちのE500を利用することも考えております。
そこで、電源と音質の関係にお詳しいもろこしさんに伺いたいことがあり、それは以下のような意見を小耳に挟んだからです。
1. スイッチング電源アダプターはそれ自体がノイズを発生するので、蓄電器につないでも音質改善効果はほとんどない
2. リニア電源アダプターはそれ自体がノイズを発生しないので一般電源につなげば十分な音質改善効果が得られ、蓄電器につないでも「上乗せの」音質改善はほとんど見込めない
理論的な一般論でも、もろこしさんの経験論でも結構ですので、上記2点に対するご意見を伺わせていただければ参考にしてネットワーク用電源環境の構築を考えたいので、どうかよろしくお願いします。
Auro3Dさん
ご無沙汰しております。
前段機器に加え、パワーアンプも良質なバッテリ電源供給にすることで、オケのコンサートホールでのライブ録音など、ホールの響きが素晴らしく、さらに生々しい再生ができるようになりました。
ご質問の2については以前、光城精工さんのクリーン電源のイベントで、音質向上効果がイマイチでしたので、イベント終了後にクリーン電源の電源ケーブルを付属のものでなく、良質な上位商品に替えたらいかがでしょうかと提案しました。
交換後の試聴で明らかに主催者、お客さん共に良くなったことを共有できたので、リニア電源の上流側の電源ケーブルやご質問のバッテリ電源においてもその影響はあると推測できます。
1、2のご質問について、同じアイ・オー・データ製の機器でスイッチング電源アダプタを持つSoundgenic Plusとリニア電源内臓のFidataの両方を持っていますので、今日これから用事があるので比較できませんが、後日試してみようと思います。
よろしくお願いいたします。
もろこしさん:
Phileweb時代もかなり、お世話になりましたが、今回もちょっと「なぜなに坊や」にお付き合いください(笑)。
1については、実験をしていただけるとのことで、大変ありがたいです。結果をお待ちしております。
2についてなんですが、追加的な質問というか相談なんですが、もし、この「リニア電源」が200V入力が可能な場合、拙宅にはオーディオ用に分岐したブレーカーの下に200Vのソケットをいくつか作ってもらっているので、それにつないだ方ものと、Honda E500から100Vでリニア電源につないで、10V程度のDCを出す場合とでは、どちらかBetterな結果を生む可能性があると思われますか?
200Vを使えばいわゆるダウントランス的な用途でもあるのかな?と素人的には思っているのですが、このような使い方を「推薦」されるマニアの方も少なくないようなので、迷っております(200V用か100V用かはスイッチング電源と異なり、どちらかを選ばねばなりませんので)。
これにつきましても、ご教示いただければ幸いです。
Auro3Dさん
先程リニア電源を内蔵しているfidata HFAS1-S10を100V商用電源とホンダのバッテリ電源 E500 for Musicを使い交互に聴いてみました。
壁コンの商用電源に対し、E500 for MusicではS/Nが良く、より奥行き感が高まり立体表現が素晴らしく生き生きとした表現になり、圧倒的にE500 for Musicの方が良好でした。これは集合住宅の結果でAuro3Dさん宅のように環境条件の良い200V電源からリニア電源に入れた場合はわかりません。
ただ、2の当初のご質問「蓄電器につないでも「上乗せの」音質改善はほとんど見込めない」かどうかについては推測していた通り、明確に音質改善は存在しましたことをご報告します。
2の追加的なご質問の200V入力とE500との違いについては試していただいて、逆に報告いただけましたら幸いです。
もろこしさん
早速に実験報告をいただき、感謝します。
そうですか、リニア電源でも充電器経由の方が音が良くなるんですね!とてもいい情報を伺いましたので、今回二つ用意する予定の片方は100Vで注文してみようと思います。
>200V入力とE500との違いについては試していただいて、逆に報告いただけましたら幸いです。
この点につきましては、もろこしさんの回答を待ってから200V版か100V版かを選んで注文しようと思っていたのですが(汗)、では、せっかくですからこちらの方は200V版を発注して、もう一台の100V版(E500経由)と音質の比較をしてまたご報告してみたいと思います(笑)。
ありがとうございました。
へっぽこハム太郎さん
ご無沙汰しております。
ご友人宅に貸し出しされていたPower pod e:はその後、いかがでしょうか?
もし、このコメント読まれていて予備で買われたバッテリーパックがほぼ新品状態でしたら、当初から使い続けたバッテリーパックとの音の違いがへっぽこハム太郎さんまたはご友人宅でもあるのか教えていただけましたらありがたいです。
我が家は集合住宅のためマイ電柱は叶わず、それを設置されているへっぽこハム太郎さんがうらやましい。なんとかバッテリ電源を工夫して改善していきたいので、Power pod e:の使いこなしを含め、その他コメント等ありましたらよろしくお願いいたします。
もろこしさん、コメントありがとうございます。
今回の日記を見てコメントを入れようとしましたが、水を差す事にならないか?と思い止めていました。
これから私の気づいた事諸々を書いていきますが、私のマイ柱環境は全国的に見てもかなりレアなケースなので、あまり参考にならないと思います。
まず、私のマイ柱は元々、高電圧中継用の共用電柱でした。
真後ろの金融関係の建造物に、私の家と共同で送電していましたが、合併に伴い、金融の建造物が撤退、取り壊し、大きな駐車場になっています。
その際に、近隣他建造物に送電する共用電柱が私の敷地外に移設、私の敷地内の電柱はしばらく
高圧線以外は線が繋がっていない状態でしたが、今は高圧線の2m弱直下にトランスがあるマイ柱となっています。
高圧線直下のマイ柱は、多分、全国を探してもそうそう存在しないと思います。
Power Pod eとの比較ですが、やはり力感というかダイナミックさは歴然とマイ柱が圧勝でした。
空気感というか、広がり感もマイ柱には敵わず、いくらエージングが進んでもマイ柱を凌駕、あるいは対等出来るレベルにはないと判断しました。
マイ柱トランスから配電盤まで7m配線というのも大きな理由かと思います。
ただ、友人宅の一軒家、通常の共用送電からのPower Pod eはかなりの効果がありまして、友人も気に入って使っております。
仰るバッテリーの使い込みによる変化ですが、先日訪問したら、やはり導入当初より音質は変わっていました。友人本人も気が付くレベルです。
バッテリー駆動醍醐味のノイズ感のない音質でしたね。
友人に専用チャージャーも渡してあるので、バッテリーパック2個使いで交互に入れ替えているそうなので、残念ながら現在は新品バッテリーとの比較は出来ません。
最後にPower Pod eを使った感想ですが、残念ながら本体のコンセントが一応ホスピタルグレードとはいえ、プラグ保持力が低いと感じました。
プラグ保持力が低いと、結構、音質に影響を及ぼしてしまいます。
私はこの保持力を安定させる術を持っていて、それを使って当初は改良しようと思いましたが、改良する事無く友人宅へ行ってしまっています。
人様が使うので、メーカーメンテナンスが出来ないと困りますので、私は手出しはしませんが。
へっぽこハム太郎さん
コメントありがとうございます。
へっぽこハム太郎さんのマイ柱はトランスから配電盤まで7mとは凄いですね。数千ボルトから通常ありえない、わずかな距離で100Vの機器に繋がっているのですね。私がやっていた200Vから100Vに落とすのと訳が違います。オーディオをやっている者からは羨ましい限りです。
また、「水を差す」につきまして、お気遣いありがとうございます。
しかしながら、「友人宅の一軒家、通常の共用送電からのPower Pod eはかなりの効果がありまして、友人も気に入って使っております」とのこと、私のような集合住宅より条件の良い一軒家のご友人宅でもかなりの効果が得られたことは何よりです。
エージングの効果もあったとのことで、私の体験と関係者から聞いた情報が間違っていなかったことも確認出来て良かったです。
あと、コンセントの件のご意見もありがとうございます。保証期間が過ぎたら、コンセントプレートの補強とオーディオグレードコンセントへの交換等、やってみたいと思います。
もろこしさん、再度失礼します。
コンセントを交換されるとの事ですので、それについてアドバイスさせて頂きます。
Power Pod eの純正搭載コンセントはご存じの通りJIS規格のホスピタルグレード・コンセントです。
私が知る限り、JIS規格のコンセントでオーディオ用というと、今は亡き「CAT(クライオオーディオテクノロジー)社しかなかったと思います。
これをオーディオ用のUL規格に載せ替える場合、横幅が6mm程度JISより太いので、筐体のパネルを切断しないと入りません。
縦はほぼ同じなので、何もしなくても大丈夫ですし、取付ネジピッチは全く同じです。
いっその事、フロントパネルを45×75mmの角穴に広げれば、通常の壁コンセントやスイッチボックス同様に取り付けが出来ます。
へっぽこハム太郎さん
アドバイス、ありがとうございます。
仰る通りJIS規格のオーディオ用は選択肢がほとんどないので、UL規格を取付ける予定です。
横幅はアール部分を少し削るだけですので、アールをケガいて超硬バーか電着ダイヤモンドバーのリューターで加工すれば簡単で良いと考えております。
もしそれで満足できなかった場合、パネルが鉄板なので、できれば非磁性のオーステナイト系ステンレスにしたいところですが、パネル全部を作ると大掛かりになりますので(ハム太郎さんのアイデアをいただいて)磁性材の影響が和らぐ位の大きめの角穴を空け、そこに剛性を上げて振動抑制できる厚板ステンレス枠を付けようかとも考えています。
あと、内部配線材交換や電磁遮蔽または電磁波吸収シートなども施工していきたいと考えています。
これらを考えている時が一番楽しいですね。
もろこしさん、おはようございます。
干渉部を手作業で削るくらいなら、いっそのこと角穴の方が見栄えが良いでしょうね。
コンセントプレートですが、以前、通常のオーステナイトよりもさらに透磁率の極めて低い特殊SUS合金で作成し、現在はデジタル系電源ボックスのプレートとして使っています。
数日前にアルミダイキャストで電源ボックスを作る日記を書きましたが、これのプレートにドライカーボンで作成する予定で、現在、カーボン会社と打ち合わせ中です。
SUSにしても、CFRPにしても、プレートの厚みは4mmが限界です。
厚板の枠は添付画像のプレートAですが、純チタンで作ったら面白いかも?と考えています。
チタンを加工できる業者を見つけたので、試しにやってみようかと思っています。
へっぽこハム太郎さん
追加アドバイス、ありがとうございます。
材質はいろいろと考えられますが、純チタンを使う狙いは異材を挟み込んで振動減衰を高める目的でしょうか?
保証期間が切れるのはまだ先なので、じっくり考えたいと思います。
もろこしさん、おはようございます。
「異種材を挟み込んで振動減衰」は、この手の手法はABA(SUNSHINE)社がよく使っていましたが、元々は洗濯機の洗濯槽、脱水層の回転によるパネル振動を止める目的で開発されたそうです。
純チタンですが、私の記憶では、十数年前にマンガン合金の振動抑制M2052と同時期に市場に出てきた材質で、当時はM2052のネジと純チタンを比較する実験をしていました。
M2052は双晶型という、軽く言ってしまえば振動抑制(吸収)の性質がありますが、実は純チタン(α)にもこの性質が存在します。
M2052は残念ながら生産コストが高く採算が合わず、製鉄会社が撤退してからは一部でしか流通していないですね。
もろこしさんも手を加える事はお好きなようですので、純チタンをコンセントボックスの取り付けネジ等に使ってみてください。
以前、ネジの話をこの掲示板で日記に挙げた時、他のユーザーさんからチタンを使っている旨のコメを頂いたので、他にも使っている方もいらっしゃるかと思います。
ちなみに、ソウルノートというメーカーは、トランスの取り付けネジにチタンネジを使っているそうです。
ネジはここで手に入ります↓
https://wilco.jp/products/TI/
プリアンプのボリュームノブの六角止めネジ(画像参照)にチタンを使うと結構、音質が変わります。切り欠きの差し込み型は使用不可ですが。
へっぽこハム太郎さん
仕事で家を空けていたので、お返事遅れて失礼しました。
M2052は愛車には使っていました。
ニチノール等の双晶型チタン合金やご紹介のその他材質含め、まだ先にはなりますが、今後いろいろ試していきたいと思います。
ありがとうございました。
Auro3Dさん
本記事のコメント冒頭のご質問1.についてようやく確認できましたので、お答えします。
>1. スイッチング電源アダプターはそれ自体がノイズを発生するので、蓄電器につないでも音質改善効果はほとんどない のかどうか
スイッチング電源アダプタを持つアイ・オー・データ製のSoundgenic Plusにホンダ製のバッテリ電源 E500 for Music接続の有無で繰り返し比較しました。
接続していない状態に比べ、E500 for Music接続ではスイッチング電源アダプタがその下流にいるにもかかわらず、S/Nが向上し解像度が上がりました。解像度が上がっても、耳に刺さるような嫌な音はなく、かと言っておとなしくなるのでもなく、逆に生き生きした音楽が流れてきました。立体感も違い、良くなりました。バッテリ電源は音楽鑑賞には無くすことができなくなった私がいます。
ですので、「スイッチング電源アダプタがあると蓄電器につないでも音質改善効果はほとんどない」のではなく、明確に違いがあることがわかりました。私だけでなく、妻が聴いても同様の意見でした。
仕事が忙しかったため少し試聴確認が遅くなりましたが、よろしくお願いいたします。
Auro3Dさん
本記事のコメント冒頭のご質問1.の回答の補足です。
前述のようにスイッチング電源アダプタを持つアイ・オー・データ製のSoundgenic Plusにホンダ製のバッテリ電源 E500 for Music接続の有無で繰り返し比較し、ノイズを発生するスイッチング電源アダプタがあっても明確に音質差に違いがあることがわかりました。
その後、下記写真のように自作のトランスを使ったアナログ電源をsoundgenic Plusに繋げてバッテリ電源駆動とするとさらに浸れる音楽を再生することができました。
スイッチング電源アダプタを壁コンからバッテリ電源駆動すると音質向上効果は明確にありますが、アナログ電源にすることでさらに良くなる、バッテリ電源とアナログ電源の相乗効果があることがわかりました。
月刊ステレオ5月号の「バッテリー式電源装置の研究」の中にPower Pod e:の記事がありました。
Honda Power Pod e:とビクターのBN-RF1100の比較でどちらも出力1500Wの製品です。
福田先生の連載「オーディオの新常識」で4ページある記事なので、読みごたえがあります。
興味深かったのはノイズチェッカーでそれぞれの高周波ノイズを確認しており、ビクターは「高周波ノイズがかなり出てくる」のに対し、ホンダは「高周波ノイズは出ていない」との違いがあるとのこと。ポタ電でもメーカーにより大きな差があるのですね。
その違いについては「バッテリーに変化はないとしても、主にインバーター回路における方式の違いが出力電源の質に違いを見せているのだろう」と推測されていました。
音質についてはビクターは前段機器で使う方法においては、かなり効果がある。ホンダの効果はそれに対し、まず音の純度が違う、S/N比が高いことが聴感的に理解できる。繊細かつ明快な中間帯域の変化は特に大きな違い。エネルギーの瞬発力が素晴らしい。引き締まり強力なダンピングとスピードが強化される。 など、音質にもかなり差があるようです。
私も以前、友人の他社製ポタ電とPower Pod e:を比較して上述のような違いを感じましたので、ビクターとの比較でもそうなんだと納得しました。
ビクターのカスタマーサポートセンターにオーディオ機器への接続について問い合わせたところ、オーディオ機器への接続は想定されていないようで、残念ながら音質関連についての回答は得られませんでした。製造メーカーは教えていただけなかったですが、中国で生産されているとのことでした。
他に50Hzと60Hzの違いや接続機器(前段機器、すべて、パワーアンプのみの3パターン)での違い、設置状態での音質の違いについても書かれていました。
今日Power pod e:のホームページを見たら受注再開になっていました。しばらく受注一時停止となっていたのはなぜだったのでしょうか?
CIVIC TYPE Rの方は、また「ご注文一時停止の案内」が出ていました。
昨年のオーディオアクセサリー銘機賞やVGPの受賞と月刊ステレオ5月号の記事アップでTYPE Rのように注文が殺到していたのかな?