今まで使用していた大理石のオーディオラックは現地で処分してきた。
木箱を組んで入れないと荷物に入れられないし、重くて動かすのも数人がかりだから今後の取り扱いに困る。 やむを得ない処置だった。
新しいラックを物色したけど、オーディオ機器の設置位置に都合が良いものは見つからなかった。
新たにラックを部屋に入れるよりも昔から使用しているTV置台に詰め込めば何とかなる。 パワーアンプは床置きでスピーカーの後ろに置けばよい。
後はターンテーブルの置き場。 TV置台の前しかない。 ちょうどよい大きさ、高さのラックを物色して、みつけたのがNorStone Spider 3なるラック。 フランス製だそうな。
大きさも高さもちょうど良い。
ターンテーブルの組み立ては、いつも通り。
軸受けに油を入れて、ターンテーブルを慎重にはめて、沈み込むまで待ち、水平を確認し、速度を確認。
面倒なのはトーンアーム、カートリッジの取り付け。 細かい調整を繰り返すので時間がかかるが、焦らずゆっくり。
後に再生してみたらSME Series IV + SoundSmith MIカートリッジThe Voiceは最初の設定でいいところに決まったようだ。
しかしSME Series V + Benz Micro MCカートリッジLP-Sのほうは音がひずむ(あるレコードの特定の曲の特定の部分がカートリッジのセッティングに実に敏感でちょっとでもSweet Spotから外れているとひずむ)
これはまたセッティングのやり直し、追い込みが必要だ。
以前LP-Sを使った時、問題なく再生できていたのでカートリッジの問題ではない。
そのほかにはGNDの接続位置に問題があった。
MM入力使用のSME Series IVのほうは普通にフォノプリアンプのGND端子に接続で問題なし。 つながないと盛大にハムノイズがでる。
しかしMC入力使用のSeries Vのほうは、GND端子につないだ状態だとホワイトノイズが乗る(グラウンドループの発振ではない)。
GND端子から外すとほとんど気にならないくらいノイズが減る。
このままでよいかとも思ったが、試しに信号端子(RCA)のGNDにつないでみると、ノイズが聴感上完全に消えた。
洗濯ばさみ活用
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