先日、Amazonで安く売られていた 電研精機研究所 NCT-I1
100VA が、やっと届きました。安かったので昔の茶色?な奴が
届くかと恐れていましたが新しいロットで一安心しました。
100VA は 500VA等に比べて小さいです。
[:image1:]図:blurayパッケージとの大きさ比較
[:image2:]図:AVアンプとの大きさ比較
NCT-I1型は一次側も二次側もケーブル出しです。
多くの人はコンセントを装着したりタップを装着したりしますが、
私は端子台を装着することにしました。
コンセントやタップの取り付け/取り外し、1次2次のひっくり返しが簡単になります。
まずは丸端子を装着します。
[:image5:]図:丸端子を装着後
[:image3:]図:使用した丸端子と端子台
これに繋ぐ負荷は blurayプレーヤー1台です。消費電力39W(電気用品安全法)。[:image8:]珍しく?、3Pインレットではなくてメガネ型です。
電源はトランス&整流によるニリア電源ではなくて、スイッチング。
端子加工を済ませて端子台を装着しました。
[:image6:]図:NCT-I1と端子台を接続した,電源ケーブルには丸端子を装着のみ
[:image7:]図:NCT-I3 1kVA から NCT-I1 100VA にカスケード
拙宅では NCT-I3 1kVA から、AVアンプ NR1711 と、blurayプレーヤ
その2台に給電していましたが、
今回からblurayプレーヤのみ更なるカスケードからの給電になります。
[コンセント]—–[NCT-I3]—–[NR1711]
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[NCT-I1]—–[bluray]
※NCT-I1は、1次と2次を逆接続しています。電圧を下げる意図。
※100VのNCT標準品は60Hz地域では110Vまで入力してOKです。
●音質:
AVアンプにNCT-I3の投入の時程の変化はありませんが、よく聴くと?
スクリーンの奥に展開する遠い音の表現が良くなった気がします。
●唸り:
それなり(1kVA並み)に唸ります。低いウーンではなくミーン。
無音を期待していたので200V仕様の300VAを買っておくべきだったか・・・。
※私の住環境は静かではないので無対策でOK。
程度の表現が難しいですが、無音ではないものの気にならない程度。
(唸りの種類としては負荷がかかったときの典型的なトランスの音です)
2021/08/26追記:この唸りはBlurayプレーヤーが原因と分かりました。
恐らくはこれのスイッチング電源が原因です。新しい日記書きました。
●発熱:
blurayだけとはいえ力率を考慮すれば8~9割近い負荷なので熱いです。
最も温度が高いのはトップ銘板のシール(100Vとか100VAとか書いてある緑色の)
の場所で、実測50℃弱ありました。
※http://www.miyazaki-gijutsu.com/series4/densi0623.html によれば、
今回のblurayプレーヤー内部の電源のでもあるスイッチング電源の『力率』は
『0.6』だといいます。ざっくりとワット数に対して2倍のVAを要求します。
39W x 2 ≒ 80VA。今回のNCT-I1 100VAは定格に近かったのかもしれません。
(モデムの力率は更に低くて『0.4』ざっくりとワットに対し2.4倍のVAを要求。)
■おまけ:
今回登場した丸端子と圧着工具です。丸端子は写真のとおりニチフ製です。
中身は 無酸素銅 なので悪いものではないはず?
丸端子はJIS(日本産業規格)マーク入りでした。 JIS JQA
[:image9:]工具もJIS(日本産業規格)マーク入りでした。 JIS JQA[:image10:]丸端子は圧着前は無光沢な表面仕上げですが、圧着する圧着に使用した
サイズが刻印されて、表面がピカピカになります。
刻印が不鮮明な場合は圧着がキチンと出来ていませんのでやり直しです。
圧着は信頼性が第一です。
[:image4:]図: 左:圧着後(ピカピカのツルツル), 右:圧着前(ザラザラ)
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NCT-I1(ケーブル両出し)を中古で売る場合、
コンセントやプラグを装備した状態よりも端子台を装着しただけの状態の方が
汎用性が高くて売れ易いかもしれません。
コンセントプラグは新品の方が気分が良いですし、
好きなプラグを使いたい人も多いでしょう(^^。
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