先日、注文していたQuteHDの入荷の知らせが来ました。ちょっと忙しかったので昨日ようやく購入・ピックアップしました。
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入荷を待っている間にDIFFファイルとそれをWAV(DSD-WAV)ラップしたものを準備しておきました。
WAVラップは、YUKI-SANのDSD to PCM Converterを利用させて頂いてDIFFをWAVラップ(176.4/24)し、更にdBpowerampでLossless UncompressedのFLACに変換してTag情報を埋め込むという少し面倒な作業を施しました。
今回は接続の互換性の確認に主眼を置いて、音質評価は次回以降に報告します。
まずVoyage MPD Starter Kit とUSB接続してみます。Linux用のドライバーは供給されていないのでドライバー無しです。残念ながらロックしません。
予想通りなのでさっさと諦めて、X-MOS経由でSPDIF(同軸)接続します。これは、直ちにロックして、192/24まで問題なく再生されます。しかしながらDSD-WAVラップしたFLACファイルは、プレーヤーで再生状態が表示されるものの音が出ません。これも「DSDサポートはUSBでのみ」というスペック通りの結果なのでさっさと諦めます。
次は本命のPCとのUSB接続です。ここではSasakiさんの「Music To Go!」と asoyajiさんの「PCで音楽」のサイトを参考にさせて頂きました。OSはWindows7 64 bit、 プレーヤー・ソフトはfoobar2000を使用して、ドライバー・ソフトと必要なプラグインをインストールして早速音出しです。
今度は直ぐにロックして、DSD-WAVラップしたFLACも問題なく再生されます。ただ、foobar2000の表示はDSDネイティブ再生しているようですが、LED窓は白に近い薄青色です。スペック・シートによればDSDネイティブの場合は白色になるはずで、薄い青色の場合はPCMの176.4KHzとのことです。LEDの色は、白と言われれば白ですが、薄く青味がかっています。
仕方ないので、LED窓の色を確認するために実際に様々なファイルを再生してみました。176.4KHzの(DSD-WAVラップで無い)FLACの場合は、もっとはっきりした青(192KHzの青はもっともっと濃い青)になります。これで、先の再生はDSDネイティブで出来ていることが確認出来ました。
ちなみにfoobar2000ではDIFFをそのまま(事前にWAVラップしなくても)再生できます。その時もQuteHDはDSDネイティブ再生出来ているようです。
こちらの方が直感的にはより純粋なDSDネイティブ再生ですが、実はソフト側でリアル・タイムでWAVラップしてUSB伝送しているとの見解もあります。asoyajiさんのサイトでも、事前にWAVパックしておいた方が音が良いと評価されています。このあたりは今後、じっくりと聴き比べていきます。
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